針ノ木岳・岩小屋沢岳T

 

 

 

 

 

 

針ノ木雪渓・柏原新道周回

2015年7月26〜28日(単独・山小屋2泊)

 

 

 

 

 

 

このコースは、2007年と2010年に挑戦しているが、

いずれも疲労や降雨に悩まされ満足できるものではなかった。

今回は3度目の挑戦なので、いろいろ検討したうえで(単に目先を変えただけ・・・)

これまでとはちょこっと変えて逆回りとし、近年の体力減退も考慮して二泊とも小屋を利用して軽量化を図った。

 

 

 

 

<登山地図(上の地図をクリックすると位置図へ)

〔一日目〕扇沢〜針ノ木小屋(蓮華岳往復)

 

 

 

 

 

 

<正面が登山届受付のテント>

 

<針ノ木雪渓と針ノ木岳>

 

 

 

 

 

 

5:55 扇沢登山口

かなり早く着いたのだが、日曜日だからなのかどこの無料駐車場も満車、恐るべき登山ブーム!なんて笑ってはいられないので、

やむなく有料のほうに行ったのだが、12時間1、000円と看板に書いてある。

今回、二泊三日の予定だから6、000円必要になる勘定であるが、これはかなり痛い出費になってしまう!仕方がないのでもう一回

りして空きを探そうとしたところ、一段下の駐車場は24時間1、000円とのこと・・・、急きょ半額になってそこに停車することにした、

よく考えてみれば無料のところが3、000円必要になったわけで、全然得はしていない理屈なのである。

登山口には山岳パトロールの人が、登山届を受け付けていた。

昨日のうちに県警にNetで提出しておいたのだが、せっかくだからとここでも提出した。

 

 

 

 

 

 

 

<途中の沢の雪渓>

 

<キヌガサソウが・・・>

 

 

 

 

 

 

 

<大沢小屋>

 

<針ノ木小屋を作った百瀬氏の碑>

7:20 大沢小屋

上の写真の沢では雪の段差が大きくてどこから上るか迷ったが、少し下流にうまい具合に段が切って合ったので楽ができた。

小屋では雪渓の情報を聞いただけで出発、雪渓上部の大岩からが夏道になっているとのことであった。

 

 

 

 

 

 

<雪渓の様子(正面の小高い山が針ノ木岳)>

 

 

 

 

<雪渓を振り返ると・・・。(雪渓はこいのぼりが案内してくれる)>

 

 

 

 

 

<針ノ木峠(小屋)に到着>

 

<イワキキョウ>

11:10 針ノ木峠

雪渓が終わって夏道に入った辺からバテが出てきて、よろよろと沢沿いを進んだが大変なのはその先のジグザグ路、疲れているうえ

にザレザレで歩きにくいことこの上なし!何度か休憩してようやく到着。

やはり雪渓は涼しかった!汗っかきの俺が殆ど汗をかかずに登ってこられた。

普通ならこの雪渓の分だけでもタオル2本は使ってしまうのだが、さすがは針ノ木雪渓である、長く休憩をしていると寒くなるくらい・・・。

11:30 蓮華岳に向かって出発

早速、宿泊手続きをしたがまだ時間が早いとのことで部屋が決まらず、取りあえず乾燥室ザックを置いて蓮華岳に向かう。

 

 

 

 

 

 

<蓮華岳稜線から槍・穂>

 

 

 

 

 

 

<おなじみ紅白のコマクサ>

 

 

 

 

 

 

 

<タテヤマリンドウ>

 

<ミヤマダイコンソウ>

 

 

 

 

 

 

<蓮華の大下りから劔>

13:40 蓮華岳山頂

最初は結構な急登だが、途中からは緩やかな運上散歩!

楽しみにしていたコマクサは、ここでも咲き始めが早かったのか、茶色く変色したのも見られる。

それでも、咲いている量が量なので中々の圧巻!

時々、船窪岳のほうから上ってくる登山者とすれ違ったが、あの大下りからの登りは俺には無理かも?などと思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

<コマクサ>

 

<クモマスミレとコマクサ>

 

 

 

 

 

 

<蓮華の大下りから針ノ木岳>

 

 

 

 

 

 

 

<これが夕食>

 

<小屋裏から針ノ木雪渓を俯瞰>

 

 

 

 

 

 

<小屋横から槍ヶ岳>

15:30頃 針ノ木小屋に帰着

もっともっとゆっくりしていたかったが、今回ポケッタブルザックを忘れてしまい水なしで蓮華にアタックすることになってしまったので、

喉が渇いて頭の中がビールでいっぱいになって小屋への帰還が急がれてしまったのである。

早速、待ちに待った生ビール、これぞ登山の醍醐味!夕飯までの長い時間たっぷりと飲むことができた。

小屋はほぼ満員、それでも昨夜は今シーズン一番の混み具合だったそうで、土曜日を避けた甲斐があったかな?

 

 

 

 

 

 

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