千枚岳〜聖岳縦走
＜登山地図（地図をクリックすると位置図）＞
概略日程 ＜初　　日＞畑薙夏季臨時駐車場＝＝東海フォレストバス＝＝椹島＝＝二軒小屋ロッジ（泊） ＜二日目＞二間小屋ロッジ〜千枚小屋（泊） ＜三日目＞千枚小屋〜千枚岳〜悪沢岳〜荒川小屋（泊） ＜四日目＞荒川小屋〜赤石岳〜百�闢ｴ山の家（泊） ＜五日目＞百�闢ｴ山の家〜聖岳〜聖平小屋（泊） ＜六日目＞聖平小屋〜聖岳登山口＝＝井川観光協会送迎バス※＝＝畑薙下記臨時駐車場帰着 ※計画時点ではこのバスの存在を知らず、椹島まで一旦戻り東海フォレストバスで駐車場に帰着する予定だった
［五日目］百間洞山の家から聖平小屋
＜小屋から少し登ったら・・・＞
４：５０　百間洞山の家出発 朝食は４：３０〜、案の定卵焼き状の料理（何というのかは知らないが）は柔らかくて美味しかった！ 昨夜も話題になったが、今日のコースはかなりの難物らしく、昨晩のメンバーの誰かが１５時に小屋に到着しなかったら、早く着いた人は迎えに来て荷物を持つという冗談？さえ出るくらいである。 当然、俺の場合はこの不安の渦中にある！ので、体力温存のため、大沢岳のピストンは昨晩のうちに諦めてしまっている。
＜百間洞下降点の標識＞	＜これから登る中盛丸山＞
＜しつこく富士山！＞
６：０５　百間洞下降点 出発してすぐに二人くらいに追い越されてしまったが、縦走を始めて４日目ともなれば免疫ができて全然苦にしない！というのは見栄で、これからの進行に自信持てなくなってしまう。（以前はこんなではなかったのに？？？） 下降点に到着すると既に数人の先行者がザックをデポして大沢岳に向かったようである。 しめた！その間に少しでも先行してやろう、といういやらしい考えで休憩もそこそこに中盛丸山に向かう。
＜これって何〜んだ？＞	＜富士山はクッキリ！＞
＜中盛丸山山頂（向こうは大沢岳）＞	＜左は聖岳、右が兎岳＞
６：３５　中盛山山頂 急登ではあるが、山頂までの距離がわずかなので楽勝！
＜中盛丸山からこれからのコース。正面が小兎岳、その奥が兎岳、その左が手強そうな聖岳＞
＜中盛丸山と小兎岳との鞍部付近から＞
＜小兎岳山頂＞
７：４５　小兎岳山頂 遠くから見ると山の傾斜は緩く見えるものである。 小兎もご多分に漏れずなかなか手ごわかった、というよりは参ったマイッタ！って感じである。
＜聖岳と富士山＞
＜聖岳と兎岳＞
＜辿ってきた山々＞
＜兎岳山頂＞	＜兎岳避難小屋と聖岳＞
９：００　兎　岳 小兎と兎のコルでへたばりこんでいると、大沢岳をピストンしてきた千葉のＥ君に追いつかれてしまった。 もう少し、先行していたとうぬぼれていたがとんだ誤算！さらに山頂に着く前に追い越された。
＜避難小屋の標柱のところでタカネバラ＞	＜聖兎のコルに向かう＞
＜こんなところも通った＞	＜天候は降り坂＞
＜聖岳山頂標識と向こう赤石岳＞
１０：００　聖兎のコル 兎岳の避難小屋は兎岳聖側のちょっとした平地に作られている。 いつもは内部の状態を見るのだが、なんだか見ない方が良いという気がしたのでパス！ 避難小屋からコルまでは、結構なアップダウンで十分に体力を消耗させられてしまった。 コルでは下の方から吹き上がってくる霧交じりの強風が火照った体に心地よい！ しばらくするとテント泊装備のご夫婦も到着して休憩、俺の方は十分休んだので少ししてから先に出発した。 １２：２０　聖岳山頂 コルからの急登はこれまで経験したことが無いと思われるほどで、場所によっては鎖の欲しいところが何か所かあった。 それにしても、あのようなところでそれなりに合理的なルートで登山道が作られていることに喘ぎながらも感激した。 何度か？何度も？休憩を繰り返し、テント装備のご夫婦に追い抜かれ、這う這うの体で山頂に立つことができた。 奥聖岳の方に向かっている件のご夫婦が小さく見える、これは追いついたとは言えないだろうな。 そのうちに奥聖から戻った千葉のＥ君と出会ったが、富士山は雲の中だし時間も迫っているのですぐに下山開始！
＜下山道の様子＞	＜小聖岳＞
１３：５０　小聖岳山頂 聖岳のザレザレの下山道が一段落したところに正規ではないが水場がある。 そのあたりは右手が切れ落ちていて冷たい風が舞いあがってくるので、この数日間で日焼けして火照っている額や頂頭部に当てるとたまらなく心地よい！なんてことをしているうちに時間は経過していく。 １４：４０　易老渡への分岐薊畑 小聖岳山頂を少し過ぎたところで大転倒！石をつかんだ手の爪がギザギザになっただけで実害なし、びっくりした〜！ 薊畑で休んでいると千葉のＥ君も到着！優しい彼は、今度は追い抜かずに小屋まで付き合ってくれた。
＜赤い屋根の小屋が見えてきた＞	＜小屋への木道（子の木道の先端が小屋）＞
１５：１０　聖平小屋 小屋についてテン場を眺めると、いた！いた！すぐに分かった、既に打ち上げピーク半ばか終盤の百間洞グループ数名。 俺たちも負けてはいられない、宿泊手続きもそこそこにビールを買い込んでいざ参戦！ ますます盛り上がる打ち上げ宴会！途中で少し不安になって、寝室の様子をうかがいに小屋に行くと俺に割り当てられた場所には人が寝ていた。 これはいかんと小屋の従業員に訴えて別の場所を確保、さっきの場所よりうんと広い特等席！ （これがあの不幸・悲劇の始まりとは・・・） 速やかに再度アルコールを仕入れて再参戦！好奇心？の強そうなメンバーが揃っているので話題は尽きない！ でも、楽しい時間は瞬く間に過ぎてゆく、そのうち小屋の従業員が馳せ参じてイエローカードを発行！ 摘要規範はテン場での騒音規制、それを機にばらばらと散会に相成った。（２０時の消灯時間に対してまだ１９時だったのだが）ちょっと寒かったが、ととても楽しい時間を過ごすことができた！ みなさんありがとうございました。（大きくなっても俺のような大人にはならないように祈ってます）
［六日目（最終日）］聖平小屋から聖沢登山口　に続く（作成中です）
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