五竜・唐松(山頂踏まず)

 

 

 

 

 

 

前回の八方三山から戻った後、

晴天の続く日があまりなかったのとお盆とで、中々出かけられなかった。

漸く天気予報が良くなったものの、

前回のバテが若干トラウマになって、テン泊装備での登山の勇気が湧いてこない。

貧乏ではあるが、今回は小屋泊と洒落込んで出かけることにした。

 

<コースマップ>

[一日目]とおみ駅から五竜山荘

 

 

<白馬八方第三駐車場>

 

<アルプス展望リフト>

7:00 白馬八方第三駐車場

計画では、7:00に到着して7:15に予約したタクシーで八方駅、小糸線神城駅でシャトルバスに乗り換え、遠見駅で始発(8:15)のゴンドラリフトのテレキャビンに乗る計画だったが、面倒くさくなったのでいきなりタクシーで遠見駅に乗りつけた。

8時前に着いてしまってちょこっと反省したが、小遠見山まで行くおばさんや、俺と同じように五竜山荘に向かう人等と雑談をしていたらすぐに始発の時間のなって一泊二日の山行の始まりと相なった!

 

 

<オオハナウド>

 

<地蔵の頭>

8:40 アルプス展望リフト降り場出発

テレキャビンからリフトに乗り換えるには、少し降らなければならず非常に損をしたような気分になってしまった!

リフト降り場で、登山靴のひもを締めなおしていたら、テレキャビンから歩いてきた男性(テレキャビン乗り場で一緒に談笑していた、五竜山荘へ向かう人)が、誇らしげの「追いついた!」と言いながら追い抜いて行った。少し戻ったとはいえ、そこそこの急傾斜をリフトより早く登るとは・・・、自分の脚力の自信喪失の瞬間であった!

 

 

<登山道の様子(花はホツツジ)>

 

<アサヒビールを飲みましょう♪>

 

 

<小遠見山>

 

<芸術的に捻じ曲がったダケカンバ>

9:55 小遠見山

ここまでが、小遠見山トレッキングコースで、枕木の階段や休憩ベンチなどきめ細かく整備されていて、傾斜がきつく苦しいが快適に歩くことができる。

 

 

<中遠見山>

 

<穏やかな尾根上の登山道>

 

 

 

 

<こんな痩せ尾根も通る>

 

<ハクサンオミナエシ>

 

 

 

 

<大遠見山>

 

<西遠見の池>

11:10 大遠見山

中遠見からの登山道は大きく降って緩やかにのぼりかえす。この降りが何とももったいない!そんなことを言っても何ともならないが、同じ標高まで登り返すのに相当時間がかかってしまった。

 

 

 

 

<リンドウ>

 

<カンチコウゾリナ>

 

 

 

 

<ツルリンドウ>

 

<少しガスが晴れてきた>

 

 

 

<稜線も見えてきた(右が登山道)>

 

 

 

 

<ミヤマアズマギク>

 

<ダイモンジソウ>

 

 

 

<シモツケソウの群落>

 

 

 

<シモツケソウをズームアップ>

 

 

 

 

<五竜山荘に到着>

 

<少しの間だけ五竜岳が姿を現した>

14:10 五竜山荘到着

西遠見山でお稲荷さんの粗末な昼食を摂摂りながら、下山してきた軽井沢の女性と雑談していたら、八方尾根のゴンドラの話になった。彼女らは八方尾根日帰りの予定を変えて遠見尾根にしたので、その帰りの乗車チケットが余ってしまっているともこと!これ幸いと分けてもらうことにしたが、二枚とも渡されて少し戸惑ってしまった。

白岳手前の急な尾根道はお花がいっぱい!種類も結構多い、このあたりで少しだけガスが晴れては来たが、もう山頂へ上るのは諦めてゆっくり写真を撮りながら山荘に向かうことにした。

山荘の外のテーブルは、時間が早いのにもかかわらず宴会が始まっていた。

その中から「遅いぞ〜」声をかけられて、驚いて見ればリフト降り場で追い抜いて行った群馬の男性、既に山頂から下山してきたとのこと・・・。

聞けば、ゴンドラ降り場から山頂まで4時間ちょっととのこと、びっくり仰天!

同じテーブルにはゴンドラの始発を待っていた人が、それぞれに好みの飲み物をやっていて、早く来て飲め!と促され、

 

 

 

<夕焼け>

俺も負けてはいられない、大急ぎで宿泊の手続きを済ませテーブルに駆け付けて参加。

山の話等で大いに盛り上がってしまったのだが、夕食時間が17時なので相当な時間飲んでいたことになる。

が、左程酔ったとは思わなかった。

今回、俺は自炊にして節約(2000円ばかり安くなる)したので、毎度おなじみの飛騨牛を持って自炊場へ・・・。

同じテーブルで飲んでいた大阪からのアベックも自炊だったので、たちまち二次会になってまたまた盛り上がってしまった。

外がやや赤くなって夕焼けが始まって外に出て夕焼けショータイム、そしてまた自炊場に戻って宴会継続、結構忙しい!

夕食後は更に食堂で三次会と相成り、消灯時間まで頑張ってしまった。

とても楽しい時間を過ごすことができ、小屋泊も悪くないな〜等と思ってしまった。

 

 

 

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