[五竜・唐松二日目]

 

 

 

<コースマップ>

 

 

 

 

<日の出の様子>

 

 

<朝の五竜山荘と五竜岳>

 

<朝 食>

5:06 日の出

小屋泊の人たちの朝は早い!4時前ぐらいから早立ちの人たちで騒がしくなってきた。

俺は、特に慌てる必要が無いので(本当ならば五竜岳の山頂で日の出を拝むのだが、今回は近くの白岳でも眺められるそうなので・・・)時間いっぱいうとうとしていた。

5時に間に合うように白岳に向かう、かなりいい天気で雲海の上に茜色の水平線が輝き始めている。やがて、女性が一人登ってきて、二人で日の出ショーを観覧することになった。

朝食は5時から8時で並んだ人から食べられる。

ご飯とみそ汁は食べ放題、おかずは酒に卵焼きがメーンのごく普通!美味しく食べることができた。

 

 

<唐松岳と遠見尾根の分岐>

 

<深緑が綺麗なウラシマツツジ>

6:00 五竜山荘出発

早立ちの人たちが出発した後でなんだかさみしい出立であった。

西には、毛勝三山や剱岳がはっきり見えていて昨日とは打って変わっての大快晴!ではあるが、五竜岳の山頂へはなんとなく行く気がしないのでパスすることにした。

あれだけ遅くまで飲んだ割には体調も良く、軽快に最低鞍部に向かう。

 

<正面が毛勝三山、左が剱岳(こうやって見ると俺の脚は長い!)>

 

 

<最低鞍部付近で雲海を俯瞰>

 

<カライトソウ>

 

 

 

 

<富士山をズームアップ>

 

<剱岳もズームアップ>

 

 

 

<五竜岳を振り返る>

 

 

 

<ここからが本日のコースの核心部(左が唐松岳、右の大きいのが牛首)>

 

 

 

 

<こんなところも通る>

 

<ここからが正念場>

 

 

 

<ここを越えれば唐松岳頂上山荘>

 

 

<頂上山荘横のコマクサ>

 

<唐松岳>

9:00 唐松岳頂上山荘

最低鞍部からの登りは大黒岳の西側をトラバースするところから始まる。はじめは大したことはないが、岩稜帯に入ってから一気に傾斜は強くなり、五竜に向かう登山者からストックを仕舞うようアドバイスされてしまう。

何処から何処までが牛首というのか、またその理由もよくわからんが鎖の連続の岩場でなかなかスリリング!決して油断はできない。

岩場を登りきると目の前に唐松岳がそびえていた。

 

 

 

<前回バテてしまった稜線が見える>

 

 

 

 

<八方尾根はマツムシソウが満開>

 

<ウメバチソウ>

 

 

 

<お花畑>

 

 

 

 

<この蝶は綺麗だった>

 

<八方池近くのクガイソウの群落>

 

 

 

<残念ながら白馬三山はガスの中(登山者やハイカーなどで大混雑の八方池)>

 

 

 

 

<八方池のサンショウウオ(クロサンショウウオ?)>

 

<ホタルブクロ(薄ピンク)>

11:50 八方池

このコースは何度か来ていて慣れているが、時期が違うので咲いている花が新鮮な感じがする。

また、昨年はこの池から怪我をした人と一緒に下山したことも思い出される。

時間も良い時間なので、白馬三山が見られる筈の桟敷で昼食することにした。

今回は、五竜山荘の弁当である!名前はよくわからんが、ご飯の上に甘からく焼いた鶏肉が載っていた。気温が高く汗をかいた後だけにこの塩分はありがたい!が、俺には少し量が多すぎた。

 

 

 

<ハッポウタカネセンブリ(今回の山行の目的の一つだった)>

 

 

 

13:15 村営八方池山荘

山荘の手前にはタカネセンブリが自生していることは知っていたが、時期的に遅いのではないかと心配していたがちょうど今が盛りでほっとした!この、藍色と白の配色が何とも気に入っている。

後はクワッドリフトやゴンドラを乗り継いで駐車場に帰着、下界の暑さが身にしみた!

 

 

 

[雑 感]

かなり心配して出かけてみたが、何とかバテずに済んだ!のだが、何故か知らん山頂に対する執着が湧いてこず、何とも中途半端な山行になってしまった。それでも、白馬三山で獲得?したトラウマが少しでも緩和できたことは、大きな収穫であった。

次の山行、なかなか決まらないがそれを検討する楽しみも、今回復活したような気がする。

それにしても、前回の山行は遭難寸前だった!と、改めて思い出される。

 

 

 

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