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南岳〜天狗のコル縦走 |
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(新穂高〜南岳〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜天狗のコル) |
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2011年9月13日〜9月16日 単独(テント泊・3泊4日) |
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山の話をする度に大キレットが話題になることが多い。 が、まだ体験していない俺としてはやや肩身の狭い思いをしてきた。 大キレットそのものは、さして難しいとは思っていなかったが、南岳直下に長い梯子があると言う! 梯子が苦手なのでなんとなく遠ざかっていたのだが、ぼちぼち行かないとチャンスを失ってしまう! そんな思いから、穂高岳核心部縦走を計画してみた。 <計画概要> 一日目 新穂高〜南岳小屋 テント泊 二日目 南岳小屋〜穂高岳山荘 テント泊 三日目 穂高岳山荘〜天狗のコル〜岳沢経由上高地 こんな感じであるが、欠点は最終日に車を回収に新穂高に戻らなければならず、誠に持って面倒くさい。 また、テント装備の重量に耐えられるかも心配である。 |
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<ルート図> |
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[一日目 新穂高から南岳小屋] |
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<新穂高バスターミナル> |
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<滝谷> |
5:40 新穂高登山者用無料駐車場 7:00 穂高平小屋 7:50 白出沢出合 9:25 滝谷出合 滝谷を渡る木の橋は、相当上流に移っていた。(以前は、避難小屋付近だったような気がするが、更に上流側) いつものように、藤木レリーフの前で冷たい水を飲んで暫し休憩。 |
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<槍平小屋手前のお花畑> |
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<槍平小屋> |
10:30 槍平小屋 標準コースタイム4時間30分のところ4時間50分、まずまずか? 予定通りここの小屋で昼食、先のスタミナを考えてご飯ものが食べたかったのだが、ご飯切れとのことで中華そばにした。(ここのラーメンは小屋にしてはなかなかである) |
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<南岳新道救急箱付近> |
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<南岳新道2,700m付近、梯子の向こう南沢カール> |
16:00 南岳小屋 思ったより元気な姿で到着したが、4時間のところを5時間くらいかかってしまっている。毎度のことだが、途中でベニバナイチゴやヤマハゼの実を食べたが、これらの酸っぱい味は、水を飲み過ぎた口にはさっぱりしてなかなかの美味である。 期待していた夕焼けはなく、隣のテントの新潟出身の美容師君と飛騨牛(今回は予算の関係で4等級)・彼の高野豆腐の鍋で一杯やって早めの就寝。 |
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[二日目 南岳小屋から穂高岳山荘前半] |
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<中秋の名月?と南岳小屋・笠ヶ岳> |
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<朝焼けの槍ヶ岳> |
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<富士山と屏風岩> |
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<浅間山脇から登る朝日と手前常念岳> |
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5:27 日の出 5時に起床をしてテントの中から常念方面を覗き見ると茜色に染まっている様子、大慌てで準備をして常念平に駆け付けた。 |
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<南岳と鑓が岳> |
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<これから大キレットに挑戦> |
6:40 南岳小屋出発 今日のルートは相当険しい!大慌てでテントを撤収。 小屋の有料コーヒー(インスタントを自分で入れるもの・本来コーヒーは飲まないのだが士気を高揚させるためにあえて)でパン の朝食を済ませ、いざ出発!テント装備のザックの重量が気にかかる・・・。 そういえば今回も南岳山頂は踏んでいない!いつ以来なのだろうか? ◎ここから大キレット通過ですが、かなり怖いところもあって写真が撮れなかったところや、緊張で記憶が飛んでしまっ たところ等があって説明に誤り・曖昧なところもあると思いますが軽く見流してください。 また、状況をよく見てもらいたいばかりに、しつこく写真を載せていますがこの辺も適当に対応願います。 |
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<まずはザレザレの急下降だが鎖がある> |
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<まだ下降> |
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<上の梯子、これはやや長い> |
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<下の梯子、あまり怖くはなかった> |
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<まだ降る(ここは飛騨側)> |
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<稜線歩き> |
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<ようやく最初の鞍部に到着か?向こうに長谷川ピーク> |
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<また稜線、だんだん長谷川さんが近づく> |
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<そして飛騨側に巻く(右に右俣谷)> |
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<そして稜線> |
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<この辺はよく覚えていない> |
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<また鞍部、この辺は余裕綽々> |
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<漸く最低鞍部?> |
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<これから長谷川ピークへ> |
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<長谷川ピーク核心部から南岳方面を振り返る、手前に登山者> |
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<長谷川ピーク山頂付近> |
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<左写真の先(ここは嫌な感じがした)> |
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<さらにその先> |
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<そして飛騨側に急下降> |
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<長谷川ピーク山頂を振り返る> |
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<その先、このあたりは相当怖かった!> |
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<ここで急下降> |
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<長い鎖場、その先は立派な木製の通路> |
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<そして漸くA沢のコル> |
8:55 A沢のコル やはり長谷川ピークは怖かった!ザックの重量も影響して、このあたりからかなりバテだした。 |
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<長い垂直の鎖場> |
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<そして水平の鎖場> |
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<あんなところや> |
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<こんな降り> |
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<そしてこんなところも通ったらしいがよく覚えていない> |
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<飛騨泣きってここかな〜?(右の写真手前は左の金具に載せた俺の脚)> |
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<北穂山荘は近い> |
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<北穂高小屋> |
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<北穂高岳山頂> |
11:10 北穂高小屋 小屋の直下岩に小屋まで200mのペンキ表示がしてあったが、既にバテバテ状態なので実際の時間はわからないが、休憩ばかりしていて相当時間がかかってしまった。 11:10 北穂高小屋 小屋の前のテラスは休憩している人でいっぱい!槍の方を見ると槍も南岳も大キレットもガスの中。 このバテ方はシャリバテか?と思ったので早速牛丼を注文、味噌汁・お茶つきでいくらだったか忘れたがお値打ちだった記憶がある。 大急ぎで食べるには食べたが、味は別、言っては悪いが相当食べにくい味ではあった。 11:55 北穂高岳山頂 腹を膨らせて十分休憩をとったら何とか歩き出せる元気が戻ってきたので、穂高岳山荘に向かうことにした。 このコースは、以前一度だけだが歩いているので楽勝である。 |
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