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南岳〜天狗のコル縦走(3) |
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(新穂高〜南岳〜北穂〜奥穂〜ジャンダルム〜天狗のコル) |
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2011年9月13日〜9月16日 単独(テント泊・3泊4日) |
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[三日目・四日目 穂高岳山荘〜岳沢ヒュッテそして上高地へ] |
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<ルート図> |
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<静かな日の出、富士山が見られないのがちょっと寂しい!(穂高岳山荘テラスにて)> |
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5:28 日の出 疲れすぎてかえって眠れなかったのか熟睡感は全然ないが、今朝も茜色の輝く空に誘われて小屋のベランダにかけつける。 |
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<日の出を見ている人たち> |
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<穂高岳山荘窓に映った日の出> |
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<山荘裏にて笠ヶ岳(中央のV字はこの白出しのコルが映っているのだそうです)> |
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6:50 奥穂高岳に向けて出発 今朝も小屋でパンの朝食!足取りは軽くなくなんとなく出発!って感じだった。 西穂に向かうという隣のテントの青年と同時の出発だが、すぐに追い越されて少ししたらずっと向こうを歩いていた。 |
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<大分日が揚がってきた> |
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<涸沢岳と北穂の間に鑓> |
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<ジャンダルムは恰好が良い!> |
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<奥穂高岳山頂> |
7:40 奥穂高岳山頂 体調は良くないが、ここまではコースタイム通りで順調!山頂付近は混雑していて記念写真撮影もままならない。 殆どの人たちは、ここから前穂を目指すようでジャンダルム方面に行く人はあまり見当たらない!というよりは西穂方面に行く人はすでに通過している模様。 |
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<ジャンダルムと笠ヶ岳、向こうは加賀の白山> |
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<馬の背手前から> |
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<馬の背を振り返って仰ぎ見る> |
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<ここを下降(崖のように見えるかもしれないけれど)> |
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<左を対岸から(矢印付近を降下)> |
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<岩棚の鎖場(水平)> |
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<ロバの耳(向こう側壁から矢印のところに出る)> |
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<ロバの耳からジャンダルムと笠ヶ岳> |
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<ジャンダルム山頂からロバの耳・馬の背・奥穂高岳> |
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<ジャン山頂からコブの頭・西穂・焼岳・乗鞍岳・御嶽、左下が上高地> |
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9:30 ジャンダルム山頂 ロバの耳は相変わらず怖かった!また、ジャンの基部への急下降はあまり記憶にない。一方、ロバの耳の上りでは何か所か足が届かないところがあり難儀!ロバの耳からジャンへの稜線に出る岩壁の下りは足がかりがほとんど無く、鎖を持ちながら御しりで滑りながら下りた。 ジャンの付け根からは中腹まで登って右回りに巻くのだが今回も踏み跡に迷わされてしまった。 |
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<畳岩の頭(ここは怖かった)> |
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<天狗のコル> |
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<涸沢岳山頂直下に躍り出る> |
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<また鞍部、この辺は余裕綽々> |
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<天狗のコルからの下りを振り返る。右が畳岩> |
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<まだまだ綺麗なトリカブト> |
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11:45 天狗のコル 畳岩の頭付近の稜線の岩場(写真)では、幅が狭いのでふらっとしたら落ちそうで立って進むことができず四つん這いで通過! 二か所登山道を外してしまった!一か所は比較的素直に踏み跡を辿ってしまってガラガラのザレ場に入ってしまった。 もう一か所はどこで間違えたのか全く分からなかった。途中で進退窮まって周りを見渡したら、はるか下の方に登山道が見えたが戻ることもできず難儀して何とか登山道に戻れたが、一歩間違えば大事になりかねない状況で今もってぞっとする!今思えば、地図で言っているルンゼの鎖場へのアプローチがわからなかったからである。 14:00 岳沢ヒュッテ 天狗のコルからの降り、まるで蟻地獄の様相!比較的平べったい岩屑が多いので滑っても落石になるような落ち方はしないが、それでも下から登ってくる人を見た時には、下降をやめて休憩にした。一抱えもある大岩も、上に載った瞬間に1mほどズルズルとずれる!細かい岩屑のところは必ずズルズル!一時も気を抜けない降りに完璧に疲れてしまって、約1時間後にザレ場を抜けた時には疲れ切ってしまっていた。 それでも、休憩の合間に少しずつ進んで何とかヒュッテに辿り着いたが、テラスでジョッキを手にしている人を見たらもうダメ!いつのまにやらヒュッテに宿泊することにしてしまっていたのである。 ヒュッテでゆったりと楽しいひと時を済ませて就寝、昨夜の寝不足と疲労で熟睡を期待したのだが、隣のおじいさん!一晩中いびきを・・・・。 夜中には、いびきをかいてもいいけど頼むから向こうを向いてやってくれ〜!と、悲鳴を上げたくなる始末! |
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<穂高岳山荘テラスにて> |
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<穂高岳山荘テラスにて> |
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<穂高岳山荘テラスにて> |
翌朝、寝不足ではあるが5時に昼食を食べて、すごすごと上高地に向かった。 上高地から平湯、そして新穂高へとバスの旅!ようやく登山者駐車場に辿り着いて車を回収し、寝不足に恵まれた縦走は終わったのであった。 |
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[雑感] 今回のコース設定・行程は決して無理なものではなかったが、テント装備が間違いだった。 重くて疲れるのと、難所ではザックに振られて体力を消耗、また、場所によってはザックが岩に閊えるところもあって難儀した。 でも、小屋泊は最終日のように鼾などに悩まされることが多いし、困ったものである。でも、今思うと険しかったけど楽しい!縦走であった。 |
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