烏帽子岳・船窪岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009、9、25〜27 ブナ立て尾根〜鼻付八丁 周回 (単独・テント二泊三日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梅雨明け直後の山行として計画していたのだが、

降雨のため行けなかったブナ立て尾根!

これをこなせば、北アルプス三大急登の完登が達成できるのである。

また、紅葉直前の計画としも丁度手頃???というわけで、急遽出かけることにしたのだが、

調査不足でかなり苦労の山行になってしまった。

 

<北アルプス三大急登> 烏帽子岳のブナ立て尾根・燕岳の合戦尾根・剱岳の早月尾根

 

 

 

[一日目(9月25日)]

 

 

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<高瀬ダム提体の真ん中あたりでタクシーから降ろされる>

 

<不動沢トンネルを通って>

 

 

 

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<不動沢吊り橋を渡る>

 

<すると不動沢・濁沢のキャンプ場>

 

 

 

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<キャンプ場の端で仮設の梯子を登る>

 

<濁り沢を少しさかのぼると小さな吊り橋>

 

 

 

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<やがて登山口の標識が>

 

<不動沢トンネルを通って>

7:30 七倉山荘前駐車場

自宅を5時前後に出発したので約2時間半で到着したことになる。広い駐車場の駐車車両は十数台か?余り多くない!

 

7:45 高瀬ダム提体上

さっそく待機していたタクシーに乗り込み高瀬ダムに向かう。タクシーの運ちゃんの話ではシルバーウィークは登山者が物凄く多くて駐車できないくらいだったらしい。

高瀬ダムに到着すると、料金は2,100円だが2,000円にしておくと言われた。が、案内地図には2,000円と書いてあった・・・

 

8:20 登山口

提体上部からは先に進んで不動沢トンネルを通ったが、タイミングが悪く土砂運搬用の大型ダンプの集団出勤に追い越されてその騒がしいこと・・・。

トンネルを出ると左側すぐに細くて長い吊橋、この下をさっきのダンプが通る。

吊橋は余り高いとは言えないが、高所恐怖症気味の俺としては何とも言えない気分で、どうにか渡り抜けることができた。

キャンプ場はフラットで広い!このそばを抜けて先に進む、先の方に見えている滝の水はどんよりと濁っていて、沢の名前の由来であることが良く分かる。

登山口の標識少し手前に水場の標識があって、山側に沢が通っているようでここが実質最後の水場である。

 

 

 

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<立派なブナの大木(ちょっぴり紅葉?)>

 

 

 

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<こりゃ〜、本格紅葉だ〜!(烏帽子岳)>

 

<立派なゴゼンタチバナの実>

 

 

 

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<ツルリンドウ>

 

<ナツハゼ>

 

 

 

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<オオカンバ>

 

<2,551m地点>

 

 

 

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<烏帽子小屋到着>

 

<チングルマの紅葉>

9:20 權太落とし

ここまでは、大きなブナの木の混じる林の中の比較的緩やかな登山道である。

 

11:30 三角点

權太落としからが本格的な急登となるが、登山道がしっかりしているのでたいして苦にはならない。

 

13:20 烏帽子小屋

カエル岩と書かれた大きな岩を過ぎてしばらく進むと、右手が大きく崩壊しており下を覗き込むと気味が悪い!この大崩れは明日からのルートにも頻繁に現れて大いに

苦労させられることとなる。

崩壊の頂点当たりの広場を過ぎて尾根を乗り越えればすぐに縦走路と合流して烏帽子小屋に到着する。

着いてみれば、周りは秋真っ最中!素晴らしい紅葉である。来るま紅葉直前の山行などとほざいていたのが申し訳ないが、嬉しい誤算!

 

 

 

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<ヒョウタン池脇のテン場>

 

<テン場から三ツ岳>

 

 

 

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<ヒョウタン池と三ツ岳>

 

 

 

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<ヒョウタン池廻りの紅葉>

 

 

 

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<小屋横の紅葉>

 

 

 

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<烏帽子岳>

 

 

 

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<四十八池廻りの紅葉パンのラマ>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真になります)

 

 

 

 

 

 

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<烏帽子岳山頂に向かう>

 

<まずはここをよじ登る>

 

 

 

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<ここも登る>

 

<鎖を伝って水平移動・・・ワタリガニの横這い(笑)>

 

 

 

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<更に横這い>

 

<鎖を伝って登って>

 

 

 

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<右手が山頂>

 

<山頂中テンの岩(人の登った跡があったが俺は当然パス!)>

 

 

 

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<山頂の岩の間から恐る恐る望みこむと・・・>

 

<反対側和高瀬ダム手前に白州に渡ってきた吊り橋が見える>

14:25 烏帽子岳に向けて出発

テントの手続きをと思って小屋に寄ったが、日干しの布団の取り込みで忙しそうだったので先にテン場へ行きテントを設営、テン場は野口五郎の方へ5分ばかり行ったヒ

ョウタン池の近く、気が向けば雰囲気の良い池の畔に設営することも可能のようである。

小屋に戻って手続きを済ましたが、どうも今夜は一張りだけのようである。熊が出そうで寂しい場所なので心細くなってくる。

まだ時間が早いので小屋の人に相談してみると四十八池の方は素晴らしい紅葉とのことで、取り敢えず烏帽子岳の山頂を極めつつ眺めてみようと出かけた。

なお、今年の紅葉は何年来の素晴らしさで平年より10日以上早いとのことであった。

 

15:10 烏帽子岳分岐

前烏帽子まではほんの少しの距離、大きく降ってちょっとした平地がこの分岐である。

 

15:30 烏帽子岳山頂

短いながらも結構な登りで鎖を伝いつ登ったが少しビビった!山頂は尖った岩、宝剣岳の山頂のようで俺には到底立つことは出来ない!

 

 

 

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<紅葉が夕日に輝く>

 

<今日の夕焼けはこれでお終い!>

 

16:00 烏帽子岳分岐

山頂手前から見られた四十八池の紅葉の様子は物凄く素晴らしい、決して大げさでは無く・・・。以前、弓俺の稜線から見た鏡平の紅葉を彷彿させるが、それより遥かに

素晴らしいと思った。

 

16:30 烏帽子小屋帰

しばらくは小屋の前で夕焼けを観察していたのだが、どうも真っ赤には染まる気配はない。

早々に我が家に引き上げ、寂しい場所で一人寂しく、恒例の飛騨牛焼肉パーティーで夜は更けていった。

 

 

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