塩見岳 登山口 大鹿登山口(豊口ルート) 2007.9.19〜21(晴れ・晴れ・晴れ)・単独二泊三日 最近、登山計画と実績が支離滅裂の状態が続いている。 どうも気まぐれのせいらしい・・・・ 今回も、ガイドブックを見ているうちに、間近に富士山が見たくなった。 見たくなったら我慢できない駄目な性分!急遽、来月に予定していた塩見岳に行くことにした。 奇しくも中日の20日に、NHKの「小さな旅」で塩見岳を取り上げるようである。 帰ってからの楽しみが増えた! |
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[9月19日 一日目] |
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<結構混んでいる駐車場> |
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<ヨツバヒヨドリに群がるアサギマダラ・まだまだ元気!> |
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<黄ツリフネソウ> |
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<手前が天窓橋> |
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<登山口> |
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<カラ松林が登山道の始まり> |
10:10 鳥倉林道ゲート前駐車場 6:40に自宅出発、距離が160Km位なので、3時間もあれば着けるかと思っていたが、国道152号線に入ってからスピードが出せず、時間がかかってしまっ た。結構広い駐車場であるが、ほとんど満車状態で数台分のスペースが空いているだけ、さすが日本百名山の貫録?である。 林道を挟んで山側には小さいながら真新しいトイレが、しかも水洗トイレで飲料水もここで確保可能! ゲートの先にも舗装道路が続いていて、歩くのは嫌だが止むを得ない!登山口は見えていないが見えている林道の距離からは、とても30分では行けない感じ がする。 11:00 登山口到着 途中、乱舞しているアサギマダラの写真や、花の写真を撮りながらゆったりと来たのだが、思っていたより時間はかかっていない。 「山と高原地図」によるとトイレがあると記されているが、今はもう無い!(途中で、仮設トイレ3基を積んだトラックとすれ違ったが、最盛期が過ぎたので引き揚げ たのかも?) |
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<塩川ルートとの分岐> |
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<塩見岳(小屋手前から)> |
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<三伏(さんぷく)峠小屋> |
12:10 豊口山間のコル 登山道はちょっとした傾斜のカラマツ林から始まった。 やがて左に折れて稜線沿いに進んだ後、鬱蒼としたシラビソ林に変わり、豊口山南斜面の中腹をコル目指してトラバース。 ここには三伏峠まで2時間の標識があって、ちょっとした広場になっている。登り始めて約一時間、格好の休憩ポイントである。 13:00 最後の水場 コルからは一変して北側斜面をトラバース。急坂は無く小さなアップダウンや朽ち果てそうな梯子・桟道を交えて確実に高度を稼いでいく。 この水場は登山道脇にあるので腰を降ろして休むところがない。少し離れた所にちょっとした平地があるのでザックを降ろしてほっと一息すると良い! 水を温存するために空腹に耐えてきたが、ここでマルタイの棒ラーメンの昼食! 14:00 塩川ルートとの出会い 案内地図に「ルンゼ注意」となっているところは水のない沢?という感じではあるが、特に危険を感じる状態ではない。 14:30 三伏峠小屋 登山道が北斜面から稜線に代わってしばらくすると、正面に塩見岳が近くの山の斜面から頭を出しているのが見られる。また、左側には中央アルプスが雲海の 上に浮かんでいるのが見られる。ここまでは、どんよりと今にも雨が降りそうな感じで心配しながら登ってきたのだが、何のことはない!雲海の中を進んできたか らで空は真っ青、快晴である。やがて、水平な登山道になったと思ったらシラビソの林の中に三伏峠小屋が現れる。 |
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<雲海に浮かぶ中央アルプス> |
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<富士山アップ> |
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<三伏峠と雲海と中央アルプス> |
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<手前左前小河内岳と小河内岳・向こうが荒川岳、右奥が大沢岳> |
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15:10 烏帽子岳に向けて出発 テン場の手続きの時に聞いたところでは、烏帽子岳の展望はなかなか良くて、富士山も見られるとのことだった。 時間も早いし往復でも約1、5時間ということなので、ビールを飲む前に行ってくることにした。 15:40 烏帽子岳山頂 テン場からは東方向に進む、すると数分で塩見方面と荒川方面との分岐に差し掛かる。烏帽子岳は荒川方面に進む、間もなくすると水場分岐で右に曲がって 大きなお花畑を横切ると崖の淵に出る。お花畑は、いろんな花が咲く様子であるが、この時期は花期を過ぎたマツムシソウがわずかに残っているだけである。 崖の淵を沿うように進んだ後、這い松が現れ出したらすぐ山頂である。 目の前には雲海を従えた富士山が大威張りで鎮座ましましていて、その右手に小河内岳の稜線が目の前に伸び、その先には避難小屋が予想外に近く見える。 16:30 テン場に帰着 誰もいない山頂でゆったりと過ごして下山。 まずは小屋に行って350ml一本をグビグビッ、そして350ml×2を購入してテントに戻って恒例の一人宴会に突入。 今夜のメニューは豚ナベ!ちなみに、350mlのビールは@600円(ギョ!) |
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