鳳凰三山 2007.8.8〜10 ドンドコ沢コース・燕頭山コース(3名・二泊) 梅雨が明けても天候が安定しなくて、 鳳凰三山行きは決めていたものの、いつ行くかは決まらないでいた。 そんなときに、八王子嬢からお誘いが・・・・・・ 早速、調整した結果俺の案が採用されて、 鳳凰小屋に二泊して、真ん中の日一日かけて三山を楽しもうという、なんとも贅沢?な行程である。 前日まで、四国の剣山登山をしていたという、千葉の山猫さんも急遽参加することになり総勢3名の珍道中! どうなることやら・・・・・・・・ ■一日目 [御座石鉱泉〜青木鉱泉〜ドンドコ沢〜鳳凰小屋] |
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<御座石鉱泉> |
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<青木鉱泉> |
7:05 御座石鉱泉駐車場 集合時間は8時なのだが、家を3:20に出て諏訪SAで朝食を摂ったにもかかわらず、早くについてしまった。 人の気配をかぎつけた鉱泉の女将さんが大声で、我らの予定を聞きだそうとする。青木鉱泉に行ってドンドコを登るのだというと、バス?と、バス?有るんか〜! そうなら青木鉱泉までの1時間は大幅に短縮できる。同じ構内のバス停に行ってみると青木鉱泉へは一日3本、で始発は7:50、後の二人が少し早めに来てく れたら十分乗れる時間である。 駐車場兼バス停の構内には2つの仮設トイレと、真新しいトイレが新築されているが、新しいほうは靴をスリッパに履き替えて使用するルールになっている。 8:10 青木鉱泉 お二方が乗り合わせてやってきたのは7:20頃、相当ゆっくりしても余裕! 若干遅れ気味に到着したバスにはすでに二人が乗っていて、合計5名で青木鉱泉に向かう。 青木鉱泉の駐車場脇には、飛騨ではほとんど見られなくなってしまったフシグロセンノウが、あの緋色を強調して咲いていて、今回のルートでの多くの花との出会 いが予感される。 |
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<ボタンヅル> |
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<シナノナデシコ> |
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<バイケイソウ(白?)> |
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<ギンリョウソウ(黄?)> |
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<シモツケソウ(ピンク> |
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<レンゲショウマ> |
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<南精進の滝> |
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<シモツケ> |
10:45 南精進の滝 青木鉱泉を過ぎてすぐの河原には種が飛んできたのか、ムシトリナデシコが群落していた。と思いきや、鳳凰小屋の花の案内を見たらシナノナデシコという立派 な山野草であった。 最初は河原の緩やかな登山道であったが、砂防堰堤から急坂が始まり、いかにも滝の多い沢ルートにふさわしい様相である。途中には俺にとって初めてのお目 見え?である、レンゲショウマが咲きだしていた。 登山道がさらに急登になる手前に、南精進の滝の案内標識があってベンチの周りに大学生らしいグループがたむろしていた。滝見物は、このルートを選んだ楽し みの一つである。さっそくザックをデポして、5分先という滝に向かうが滝を目の前にして巨岩にさえぎられる。が、これには怯まずよじ登って最大限近づいて みる。水量の多い二段に滝で、前座にしては立派すぎる感じで「とり」でも十分に通じる規模である。 |
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<クガイソウ> |
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<鳳凰の滝> |
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<ホタルフクロ> |
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<白糸の滝> |
12:00 鳳凰の滝 滝分岐からすぐに断崖にぶつかって進めなくなるが、上流に向かって微かな踏み跡があり大分近くまで行くことができる。最初のうちはガスがかかってしまって よく分からなかったが、ガスがはれると右側から大きな谷が現れて驚かされる。なんとも、すばらしい景観である!分岐から滝までにも分岐があって、我々は手 前の分岐でザックをデポしたので、空身ではあるが上の分岐までは随分ロスッた感じである。(上の滝分岐まで、ザックを背負っていけばよかった・・・・・・・・) |
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14:20 白糸の滝 途中の湧水のところで、思い思いの食事!で、滝分岐に到着なのだが、比較的遠くからしか見られないが、なんとも地味な滝である。 |
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<オミナエシ> |
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<五色の滝> |
15:20 五色の滝 登山道が緩やかになってちょっとした沢を横断すると、またまた急登になる手前に滝分岐の標識、(この滝分岐も、上にも滝分岐がある)やや下って谷にぶつかっ た後アザミの群落にチクチクされながら上流に向かうと、すごい落差の滝にぶつかる。案内地図にあるように滝壺のすぐ近くまでいくことができる。 |
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<富士山> |
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<タカネビランジ> |
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<トリカブト> |
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<タカネグンナイフウロ> |
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17:10 鳳凰小屋到着 五色の滝からの急坂に完全にバテさせられながらも、ようやく水場のある平原に到着!タカネビランジやトリカブト・ヤマハハコなどちょっとしたお花畑である。 さらに進むと人声が聞こえてきて、小屋が近いことが感じられる。 到着したら、呪文のように心の中で呟いてきた「ビールが飲めるぞ!」を実践して、皆で乾杯!もの凄く旨かった!!!! テントを設営してからは、八王子嬢が持参してくれた「おでん」で宴会開始! 滝がなかったらこのコースは使いたくない等と反省をしつつ夜は更けていくのであった! |
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