[8月6日 四日目  薬師峠から黒部の五郎ちゃんち]

 

 

 

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<テン場・正面は北の俣岳>

 

<雪渓脇のお花畑>

 

 

6:30 テン場出発

朝起きたらあれだけあったテントは半分以下に減っていた。皆さん早くに出発するんだねぇ〜!

急いで撤収!朝一番の重い体に鞭打って太郎小屋まで・・・・・・・牛乳でも飲んで栄養を取らなくっちゃ!

あいにく牛乳は売り切れ!しょうがないのでジュースを買ってそれでパンを流し込む。

食欲全くなし!

山小屋間の定期無線交信が始まったので聞いていると太郎小屋178人、薬師小屋124?人、宿泊者の数である。

7:15 黒部五郎岳に向けて出発

太郎山手前、太郎小屋裏の急登の木道は何時も苦しいが、太郎山に登ってしまえば平坦な木道が長く続くので周りを見回す余裕が出てくる。

今日も天気がよく、昨日辿った薬師岳が雄大な勇姿を誇っている。

 

 

 

 

 

 

 

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<北の俣岳から薬師岳>

 

<笠が岳>

 

 

 

9:40 北の俣岳

ハクサンイチゲの群落で有名な雪渓脇のお花畑で盛んに写真を撮っている女性がいた。傍らにはどでかいザックが転がっている。30kgくらいですかと聞くとあさり「そうです」と答えられちゃった。

そのとき、どこかで見たことのある女性だな?とは思ったが・・・・・・・・・

そのときの俺のザックは、中味が大分減ったので20kg位か?10kgのハンディーを貰って丁度同じくらいの速さで歩ける俺は軟弱なのか?

 

 

 

 

 

 

 

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<棚田上の池塘群>

 

<黒部五郎カール>

 

 

 

 

 

 

 

14:50 黒部五郎岳の肩

赤木岳近くの雪渓を二人の人が登っているのが遠くから確認できた。???どうしてあんなところを?

俺が近づくと同時くらいにしたからの登山者が登山道に到着して「初めての登山道だ!」のようことを言って感激している。

興味を持った俺は休憩を兼ねて観察することに、どうやら赤来沢を登ってきた沢登りパーティーだった。1パーティーだけではなく何パーティーかがこの沢に挑んだようである。

この中に何度か同行したこたのあるらぶさんや、拝見したことは無いがNETを通じてお付き合いのあるはうさんがいたことは後からわかったことである。

さっきの女性(30kザック)と連れが盛んに何かを映している。近づいてみると雷鳥が砂浴びをしているところであった。

雷鳥が出没するのは当然で、少し前からガスがかかりだしていまでは黒部五郎への急登が見えなくなってしまっていた。

肩までの急登を喘ぎ喘ぎ登る件の女性と俺、漸く昨年にお会いしたことを思い出して勇気を出して聞いてみるとそうでした!本谷右俣から南岳へ行く折に本谷橋まで同行?した韋駄天女性だったのだ。

15:30 カール底

今回もここでインスタントうどんをというのが目的だったので、昼飯を我慢してここまできたというより疲れすぎて食欲がなかったというのが正解か?

早速、名古屋の味噌煮込みうどんを作って遅い昼食!食欲は無かったが食べてみれば旨かったし腹もふくれて若干元気が出てきたような気になる。

 

 

 

 

 

 

 

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<カール底>

 

<中央は雷岩>

 

 

 

 

 

 

 

17:30 黒部五郎小屋

カールを甘く見ていたわけではないけれど、後は小屋まで降るだけと、たかをくくって余裕の下山、と思っていたのが誤算で、小屋に着いたときには完全にグロッキー!遅い時間に到着した倒れそうな顔をした登山者を見て、皆さん興味を持っていたのか早速、俺がりんごを買って頬張ると、ビールじゃなかった!という声が聞こえてきた・・・・・・・・・・・・・・・・・やはり俺にはビールが似合うのか?(というよりビール選ぶという感覚が喪失していたらしい)

 

 

 

 

 

 

 

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<チングルマ>

 

<ここで一杯!>

 

 

 

 

 

 

 

一息ついてテン場に駆けつけると、またまた満杯状態!少し離れたところに行けば空いているようであったが、何とかスペースを見つけて手早く設営。

駆けるようにして小屋に戻ってビールタイム!そこへ五色が原から各テン場で一緒になっているY氏も到着されご一緒することに・・・・・・

そのテーブルには新潟からのM氏、八王子のK嬢などがいて山談義に沸いた!酒も交えてかなり飲んだようでパーティー後半のことやテントに帰ったことなどは記憶が定かではない。

とにかく楽しいひと時(ふた時以上かも?)をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[8月7・8日 五・六日目  黒部の五郎ちゃんちから双六小屋、そして下山に進む]

 

 

 

 

 

 

 

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