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立山〜新穂高縦走 2006.8.3〜8.8 室道(単独・テン泊6日) 少しも空けようとしない今年の梅雨、多少イラつきながら待った。 計画は、梅雨明けしてほぼ確実に晴天が続くであろう?この期間に絞っていた。 が、下手をするとこの期間にまでずれ込みかねない感じがしてきてかなり不安を感じていた。 ようやく10日遅れの30日に待望の梅雨明け宣言! 梅雨明け10日と思いきや、はききりしない天気が続いてき、不安のうちに当日を迎えた。 |
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今回の計画概要
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[8月3日 一日目 室堂〜五色が原] |
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<高山駅前で朝日> |
<立山ケーブルカー駅> |
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6:00 JR高山駅(猪谷行きに乗車) 駅まで車で送ってもらい、空を見上げればガスに霞んだ朝日がお見送り。(幸運の前兆か?) 一昨年の台風の影響で、角川より富山側の猪谷駅までは代行バスが運行しているので乗換えが必要になのだが、列車の車内放送はその旨を伝えないので若干不安を感じていたのだが、角川駅の前にはかなり使いこなした小型のバスが待っていてまずは一安心。 バスは、以前の列車の時刻で運行しているようで、駅ごとに時間合わせの待ち時間があってややイラつく。 8:08 笹津駅 今回の行程で迷ったところなのだが、初日に雷鳥沢のテン場泊にするか五色が原まで行ってしまうのか・・・・・・気の早い俺は、知らぬうちにタクシーに予約を申し込んでしまっていた。時間短縮をして五色が原まで行って全体行程を短くしようという目論見なのだ。 帰ってきた今になってもどちらが正解だったか良くわからないが、取り合えず予定通り待っていたタクシーに乗り込んで立山駅に向かう。 運転手は女性で、面白いことに姓が富山さんだった。彼女が言うには、この駅からタクシーで立山に向かう人は今まで居なかったとのことだが、距離的には正解かな?とも言っていた・・・・・・ 9:00 ケーブルカーに搭乗 富山運転手の安全で確実な運転のおかげで、思ったより早い時間に到着することができ、カウンターでクーポンをチケットに交換しに行くと予定より早い9時のに乗れるとのことで急いでプラットホームに駆けつける。 9:40 立山高原バス乗車 せっかく早くついたのだが、バスの時間が決まっているのでしばらく時間待ち。 10kgを超える荷物は300円を支払って預かってもらう(下車時に丁寧に手渡してもらえる)ので、重いザックを抱えて乗車することはない。 |
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<大 杉> |
<○○の滝> |
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<これから6日間の始まり> |
<まずは浄土山を目指す> |
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10:20 室道到着 家を出てから5時間半弱で何とか出発地点に到着!まずは、レストラン立山で雲上そば定食…1,450円で腹を満たす。(ちょっと高い気もするが、レストランと名がつけば値段も味もこんなものか?) 外には多くの登山者や散策者がいっぱい!中には大勢の生徒を連れてきた先生らしい女性が、生徒が居ないとかでヒステリックに生徒を怒鳴りつけている姿も・・・・・ 10:40 登山開始 龍王岳を目指すわけだがお得意の近道である室堂山・浄土山コースを選択。(一の越し山荘はパス!) ここで、大きなミス発見!水を仕入れるのを忘れている。 最悪は今夜のメインディッシュであるホルモンやビールを冷やすためクーラーボックスに1リットルの凍らせた水があるのだが、これを犠牲にするのは辛い!やむなく近くの室堂山荘に行ってお願いすると、快く中から汲んできてくれた。しかもただ!「ありがとうございました。 |
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<一の越し山荘> |
<黒部湖への登山道と針の木岳?> |
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<龍王岳脇の登山道から鬼岳> |
<鬼岳大雪渓> |
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12:20 浄土山 近道を選んだつもりがとんでもない急登に阻まれてヒーヒー言いながら到着!やはり荷物が多すぎたのも原因だ。いつもならテン泊でも17kgkくらいに納めるのだが、今回は6泊と長いのが頭にこびりついていて、なんやかんや詰め込んで20kg超!それにプラス前述のメインディッシュなどの入ったクーラーボックスが加わるので軟弱な俺には背負うだけでも精一杯な状態なのである。 まずは、ここで3個持ってきたトマトを一個食べて軽量化に貢献!むちゃくちゃいい天気ではないが暑いので冷たく冷えていてむちゃくちゃ旨い! 13:20 鬼岳東面 龍王岳は山頂を踏まない。 鬼岳手前の雪渓は溶けて小さくなっていて登山道にはかかっていなかった。 ここでも一休みをして軽量化作戦!この時期、冷たく冷やしたトマトを持参するのは大正解ではあるが、代わりに何を犠牲にしたらいいやら・・・ |
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<奥、龍王岳と手前、鬼岳と雪渓> |
<黒部湖と雪渓とチングルマ> |
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<獅子岳山頂から真ん中五色が原> |
<シナノキンバイ> |
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<イワキキョウ> |
<五色が原取っ付きから獅子岳、この間にザラ峠> |
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<五色が原テン場> |
<テン場から烏帽子岳方面> |
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14:50 獅子岳山頂 ああまり記憶がないのでなんとなく無難に上り詰めたのであろう。 が、降りになるとちょっと違う!しばらくは平穏に稜線脇を緩やかに降るのだが、ザラ峠に向けて少し曲がってからは、さすがにザラ峠への降り!ザレザレ?ザラザラ?で滑りやすい、その上なかなかの急坂で、しっかりくたびれさせられた。 16:00 ザラ峠 ザラ峠に到着してから又もや登り返してようやくテン場が見えてくる。 17:30 五色が原テン場 つい最近まで、雪渓の下だったようなこのテン場は、広いのだが地面が湿っているようで場所選定が難しい。 それでも何とか、らしい場所に設営!待ちに待った宴会タイム! 早速ホルモンを焼いて持参の冷た〜いビール(500ml×2)で、一人乾杯!やがて近くに同年輩の登山者がやってきて設営された。 関東の方である。これから小屋までビールを仕入れにということだが、往復30分くらいはありそう。気の毒なので予備の焼酎をお勧めしてささやかなパーティーに突入、夜は深けていくのであった! |
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