鷲羽岳(2,924m)・水晶岳(2,986m)他

 

 

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<二日目(水晶岳・祖父岳・雲ノ平〜三俣山荘)>

今日が本番、頑張っていこう!

 

4:40 三俣テン場出発

3時に目覚めたが、昨夜就寝が速かったものの寒くてあまり寝られなかったのでぐずぐずしていたが、ようやく起きだして出発!

薄暗い中、鷲羽岳の中腹までガスが降りてきている「がっくり」するが気を取り直していざ登坂開始。

下から見上げるととても登れないような急坂では有るが、登り始めればさほどではない。

既に降りてくる人影も見える。

聞いてみると、最初はガスが無く山頂近くまで行ったけれどガスがかかってきたので戻ったとこと。

よく見れば、彼はツッカケを履いていた。

 

6:00 鷲羽岳山頂

普通ここまで50分のコースだそうだが、起きたばかりなのか思ったより時間がかかってしまった。

山頂には結構ガスがかかっていて、時折黒部五郎のカールが見えるのみだが徐々に切れていくのがわかる。

このとき、ラッキー!見えましたブロッケン現象!(周囲の開けた山頂に霧があり,太陽光線が水 平に近い角度で入射するとき,太陽を背にして頂上に立つと,その人の影が前面の霧の壁に映り、影の回りに光の輪が現れる 現象。)瞬間では有るが俺の影?の頭の部分に丸い虹が・・・・・・・

不運なことにこのときカメラは遠くの山をズームしていたので撮影は失敗!

 

 

 

<ようやくガスも薄らいで鷲羽池が>

 

 

 

 

 

 

 

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7:00 ワリモ岳山頂

水晶岳へはワリモ岳山頂を経由する。

2,888mとかなりの標高であるが、山頂近くに簡素な標識があるだけでたいていの人達はただ通り過ぎていくだけのようであった。

 

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<鷲羽岳からワリモ・水晶、左は薬師>

<出会った花・不明>

<ミヤマシオガマ>

<ワリモ岳山頂標識>

 

 

 

 

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8:50 水晶小屋

ワリモ岳から此処までは尾根伝いの比較的緩やかなのぼりだが、いろんな種類の花が瓦礫のような岩場の間に、お花畑を造っているので道中は飽きが来ない。

ここらあたりから暑くなってきたので300円のジュースを買う。 

ここでは、水は売ってあるもののミネラルウォーターのようなやつで、ボトルごと買うことになるらしい。

 

9:00 水晶岳山頂

小屋から山頂までは緩やかな坂と急坂が半々ぐらいであるが、最後の急登はいかにも本格的な登山コースのような岩登りで結構スリルがある。

狭い山頂では、若い連中が陣取ってコーヒーを沸かしてたむろしているので、次から次と到着して来る登山者は記念写真撮影もままならない。

少しは気を使ってもいいかも・・・・・・・・・

ここからは、再び来たコースを辿って、ワリモ分岐〜黒部源流の岩苔乗越へ行き、祖父岳を登頂して雲ノ平に向かう。

 

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<水晶岳山頂>

<ワリモ分岐標識>

<水晶小屋>

<水晶岳手前の急登>

 

 

 

 

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10:30 ワリモ分岐

 

10:45 岩苔乗越

此処から南に行けば黒部源流を辿って三俣山荘、北は高天原、東が祖父岳となる。

 

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<ワリモ分岐から祖父岳、黒部五郎>

<イブキジャコウソウ(池原さん情報)>

<イワキキョウ群生>

<岩苔乗越から右水晶岳>

 

 

 

 

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11:30 祖父岳山頂

ここは、周りの山々の中心に当たるようで360度の展望は全く素晴らしい!

また、山頂は凄くひろ〜い! 一人でいると寂しくなってくるほど・・・・・・・・・・・・

ここまで来ると、相当疲労がたまってきた。

予定では、雲の平に下りて雲ノ平山荘までいって昼食の予定だったが、雲の平山荘まで行く元気がないので、ここでカップヌードルを、と思いきやコッフェルを忘れてることに気付き、ますます空腹を感じる。

途中で出会った中年女性の情報では山荘のラーメンは旨いとのこと・・・・・(涙)

 

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<祖父岳山頂より鷲羽稜線、奥には槍>

<黒部五郎のカールもはっきりと見える>

<祖父岳への急登>

<ワリモ・鷲羽・槍>

 

 

 

 

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祖父岳下山途中で、いきなり雷鳥が出てきて、這い松の陰に隠れた。

更に暫く行くと今度は、登山道の真中にアベックが出現して♀の方が砂浴びを始めてしまった。

邪魔をしたくないので、腰をおろして非常用にと持参のパンを水で流し込んだ。

 

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<雲ノ平(あそこにラーメンが・・・>

<単独♂>                           

<ご夫妻>

<♀砂浴び>

 

 

 

 

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12:30 雲ノ平分岐

ここから源流コースとの合流までの暫くは池塘が一杯ある這い松の平原、それが過ぎるといきなり石だらけをジグザグに急降下することになる。

浮石も多く幅も狭いので落石に注意しながら・・・・・・・・・・・

 

14:20 水源地標識

池塘の傍でゆっくり休憩したあと、疲れた足を引きずりながら漸く到着、ここから山荘まで又急登が続く。

 

15:20 三俣山荘到着

ふぅ〜!やれやれ!く・た・び・れ・た〜!

いきなりおでんと生ビールを注文するがおでんは売り切れとのこと。

生ビール中ジョッキー・・・・・1000円、さらに500ml×2を購入して、いきなりホルモン焼き一人パーティーに突入!(もちろん持参の焼酎も今夜中に空にしなくっちゃ!)            

疲れた!お休みなさい!明日は下山、どうなることやら・・・・・・・・

 

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<槍ヶ岳とチングルマ>

<黒部源流>

<源流へのジグザグ道>

<黒部川水源地標>

 

 

 

 

 

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