天狗のコル⇒西穂 役に立たない登山ルートガイド

 

二度の踏破?で撮った写真、パソコンの中に眠らせておくのも

気の毒だったので時系列に並べてみました。

記述には記憶違い、勘違い、恐怖におののいて記憶喪失等が多く含まれていると思います。

来シーズンには、再度挑戦して縦走の参考になるくらいまで精度を上げる予定です。

(コースガイドのモデルさん(女性限定)がいれば、

もっと分かりやすいガイドになるんだけど・・・・ボランティア募集中!)

それまではコースの超概要として、興味本位で馬鹿にしながらでも見ていただければ幸いです。

 

注:あくまでも天狗のコル⇒西穂への一方向のみのガイドです。

 

 

 

[天狗沢〜天狗のコル]

下左写真のトラバース地点までは、急ではあるが頭上の開けた草付の尾根を辿るので、

結構楽しく登ることができる。

その後コルへの急坂の中間部分では、大きな石が不安定に積み重なっていて

落石に注意しながらの登りなので気が休まらない。

更に最後の急登は、蟻地獄のような細かな石のザレた道になり、ズルズルと滑ってなかなか進め無い。

ここでは、登り降りともストックが有効に思えた。

 

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<トラバースした後、コルを望む>

<コル間近の傾斜(石が細かい)>

 

[天狗岳への取り付き]

コルからは垂直に近い崖を、二段の鎖で攀じ登ることになるが、最初の一歩が足場に届かなかったので、

鎖を使って強引に腕力で登ったが、見た目ほどは、苦労しなかったように思う。

 

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[天狗岳稜線へ]

最初のピークを巻いて稜線へ取り付くまでのルートは、新旧マーク・不鮮明な踏み後が存在してやや分かりづらい。

 

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<鎖を過ぎた所>

<取り付きほぼ垂直の二段鎖、下段のは結構長いです>

 

 

 

[天狗岳へ]

稜線ではいきなり両サイドのきれ落ちた痩せ尾根を通過する。

あまり長い距離ではないものの、かなり緊張する場所である。

 

山頂手前の長野よりのところに、石を綺麗に敷き詰めたテントスペースが二張り分くらい出来ている。

指定されたテン場以外は設営禁止となっているとは言え、

この辺りには、非常避難用としてぜひとも必要な場所であるといえる。

 

 

 

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<稜線に立つとすぐに痩せ尾根渡り(振り返って見た)>

 

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<更に岩(天狗岩?)を頂上まで攀じ登る>

<すると天狗岳山頂が見えてくる>

 

 

[間天のコルへ]

天狗岳からは、少しだけ長野側を巻いて逆層スラブ状の急な岩場の上に出る。

長い鎖がダラーンと設置してあって上から見ても、

下から見てもかなり危険そうに見えるが取り付いてしまえばさほどでない。

が、鎖に取り付く手前には、岩に手がかりのロープが取り付けてあるものの、

一寸、遠いので届かないような感じで、足元の傾斜がついた岩盤が滑りそうですごく不安を感じた。

それに、鎖直前の目の前は飛騨側にすっぱり切れ落ちているのが見えてしまって、

身のすくむような感じであった。

 

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<長野側を巻いた後、右上の岩の下が鎖>

<鎖手前のロープの手掛かり>

 

 

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<逆層スラブの鎖>

<逆層スラブを降る登山者>

 

 

[間ノ岳へ]

間天のコルにも、狭いけれど石を敷き詰めたテントスペースらしきものがある。

コルからは飛騨側の斜面をジグザグに登って稜線に向かう。

 

 

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<間天のコルからは飛騨側を巻くように稜線へ>

<稜線に出るとピーク(前後二つ)が立ちはだかる>

 

 

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<ピークの付け根を長野側に進んだあと、股の間あたりまで鎖で登り、少し飛騨川に巻いた後、左側のピークを乗り越える>

(この辺りの記憶は曖昧である)

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<見返る。正面のピークが左のピークか?

 

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<間の岳山頂から正面天狗岳(中央)>

[間の岳から西穂へ]

 

 

 

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<ず〜っとガラガラ(左下写真の中央長い日陰部分)、降りきった所で若干長野側にトラバースしてコルに降り立つ>

<いきなりガラガラを降りる(下写真の上の日陰部分>

 

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<間ノ岳を西穂側より臨む>

 

 

 

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<間ノ岳西穂側のコル>

 

 

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<コルの上の稜線、とりあえず手前のピークは長野側を巻き、稜線に沿ってピークに達する?(何処を通ったのか???)>

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<間ノ岳降り口付近から西穂方面を望む(左写真コル上部の尾根筋)>

 

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<左写真の次のピーク。コルから中央台地間は鎖場>

 

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<上の写真の鎖場を上る登山者>

 

 

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<更に次のピーク。写真下端から中央左寄りの岩棚までは水平の鎖、そこから上の小鞍部まで垂直の鎖場、その後稜線歩きだったかな?・・・・来期チェック事項>

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<左写真の水平の鎖(足元がスッパリ切れ落ちていてこれが無かったら・・・・・・>

 

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<左写真の垂直の鎖を登る登山者>

 

 

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<左上写真の稜線右端からP1ピーク手前の壁を降り、登り返したらP1ピーク(この壁を降りた記憶は曖昧であるが、写真を見る限りではなかなかの難所)中央2/3辺りに登山者1名>

<鎖場を過ぎれば稜線歩き?細長い這い松のところ>

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<P1ピークに到着>

 

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<ピークから西穂・急登に見えるが思ったほどではない>

<山頂は思ったより狭い>・・・・END

 

見る人によっては、かなり危険そうに見えるかも知れないけど、

要所要所に鎖やペンキマークが設置してあり転落・滑落・落石に細心の注意を払いさえすれば

楽しい縦走になると思います。(緊張しすぎるとかえって危険かも?

 

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