白鳥山

 

 

 

 

 

 

2015年 5月27日(単独・日帰り)   栂海新道往復  

 

 

 

 

 

 

今年は降雪が多かったのだが、

春になって気温が急上昇し、何処も花の開花が早くなっている模様である。

北陸の山の残雪の状態がよく分からなくて心配な面もあるが、この晴天時期を逃す手は無い、

勇気を出していってみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<駐車場に有った案内看板>

7:00 坂田峠駐車場

平日で登山者はいないと思ったが、4、5台の車が止まっていた。

今回も山姥洞から周回しようと思っていたが、山を見た感じ結構残雪が多く感じられて、いつものように林道が雪崩で通行困難になっていることが危惧された。

念のために隣で先着していた登山者から情報を得ようと尋ねてみたが、この山は初めてでよくわからないとのこと・・・、聞けば、埼玉

からだという。とりあえず、金時坂から山頂を目指してみることにした。

 

 

 

 

 

 

 

<駐車場>

 

<坂田峠の栂海新道(白鳥山登山口)>

 

 

 

 

 

 

<タムシバのタイミングはピッタリ!>

 

 

 

 

 

 

<残雪に新緑は良く似合う>

 

 

 

 

 

 

 

<シラネアオイの殆どが蕾>

8:40 シキワリ水場

このあたりから残雪が顕著になる。

楽しみにしていたシラネアオイは、ほとんどが蕾もしくは蕾も持っていない状態で超がっかり!

タイミングが良ければ、写真を撮るのに結構時間がかかるほどあるのに・・・。

仕方がないので休憩を兼ねて、このあたりの雪渓を散策するもこれといったものは何にも無し!

ここは、設計から登山道の取り付けが分かりにくく、灌木が倒れたりしていて目印も探しづらいところなので注意が必要である。(ゆっくりと付近を眺めればわかるのだが)

途中で追い抜いた埼玉のご夫婦が追い付いてきたので、シラネアオイの場所を自慢げに教えてあげた。

 

 

 

 

 

 

<漸く起き上った樹木(向こうは妙高連峰>

 

 

 

 

 

 

 

<綺麗なトンボだが名前が分からん!>

 

<ギフチョウがいっぱい飛んでいた!>

 

 

 

 

 

 

<綺麗な新緑と自然の厳しさ>

 

 

 

 

 

 

 

<イワウチワ>

 

<イワナシ>

 

 

 

 

 

 

<山頂小屋が見えてきた>

 

 

 

 

 

 

 

<アカヤシオ>

 

<オオカメノキ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<カタクリの殆どが咲き終わっていた>

 

 

 

 

 

 

 

<チゴユリ>

 

<マンサク>

11:00 白鳥山山頂

イワウチワやカタクリのお花畑は、山姥平付近から始まる。

が、イワウチワは花弁が落ちそうになっていてほぼ終焉、カタクリは大部分がハート形の種を付けて花は見る影もなし、またまたがっかり!

救いは、タムシバが丁度見ごろを迎えていて、純真無垢な少女を彷彿させる真っ白な花弁が、あちこちに白い塊を作っていてすがすがし

い気分に浸れたことだった。

山頂には埼玉からのご夫婦と相前後して到着、やや早い昼食を摂っていると5、6人の男女グループが騒がしく到着し、たちまち賑やか

な山頂となった。

地元の新潟から来たとのことで、山姥林道の様子を聞くもよくわからない様子、仕方がないので山姥洞のコースは諦めることにした。

 

14:00 坂田峠駐車場帰着

山頂を11:30に出発したのだが標準コースタイム2時間を大幅超過、登りも3時間のところが4時間、かなり体力が衰えてきているよう

で、なんのも情けないことである!

 

 

 

[雑 感]

やはり今年の気候は変である。

いつもなら、シラネアオイとカタクリ・イワウチワは咲いている標高は違うものの時期はほぼ同時だったのに・・・。とくに今年のカタクリは

何とも寂しい限りだった。来年も来ようと思うが、時期の見極めが難しくなってしまった。

 

 

 

 

 

 

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