針ノ木岳・岩小屋沢岳V

 

 

 

 

 

 

<登山地図(上の地図をクリックすると位置図へ)

〔三日目〕新越山荘〜種池山荘〜扇沢

 

 

 

 

 

 

<小雨の新越山荘

 

<草も水滴に塗れて>

 

 

 

 

 

 

5:45 新越山荘出発

雨音からして昨夜はたくさん降ったようである。

食堂でTVの天気予報をチェックするも少なくても午前中は雨模様、場合によっては雷雨までも・・・の予報、雨具は持参しているもののここ

しばらくは使ったことはないし、点検もしていなかった。

恐る恐るザックから取り出してみたがどこにも瑕疵はなくさすが○○ベルさんだと変なところで感心してしまった。

結構気温は低く少し寒いくらいだが、着用するといきなり暑くなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

<綺麗なコケ>

 

<コケにも水滴>

 

 

 

 

 

 

 

<岩小屋沢岳>

 

<雨とガスの中の登山者>

6:40 岩小屋沢岳山頂

山荘の談話室から見えていたピークは、新越岳の山頂付近であって岩小屋沢岳はさらにその先15分のところだった。急登に見えた登山

道も実際歩いてみると比較的緩く歩きやすかった。

体調も良いので先を急ごうかとしたところに、十数人のツアーらしきパーティーが登って来るのが見えたので急きょ休憩することにした。

ツアーらしきパーティーはそのあとも二組登ってきたが、種池小屋はさぞかし混んだことだろう!

 

 

 

 

 

 

 

<典型的なバイケイソウ>

 

<オオヒョウタンボクも雨に濡れて>

 

 

 

 

 

<ミヤマキンポウゲ>

 

<テガタチドリ>

 

 

 

 

<景色が無いのでこれで>

 

 

 

 

 

 

 

<エビネランかな?>

 

<ミヤマクワガタ>

 

 

 

 

 

 

 

<ここが棒小屋乗越か?>

 

<ガスに霞んでコバイケソウ>

 

 

 

 

 

 

<今は盛りとキヌガサソウ>

 

 

 

 

 

 

 

<漸く種池山荘が>

 

<山荘前のお花畑>

 

 

 

 

 

 

<山荘下のコバイケソウの群落>

8:30 種池山荘到着

雨なので休憩場所も限られているので、いつもより相当少ない休憩で来たが思ったより時間がかかってしまった。

雨は岩小屋沢岳あたりで止みはしたが、灌木が濡れているので雨具をしまうことはできなかった。

ここから先は降り一辺倒、残りの飲料やらみかんを胃の中に収めて荷を軽くしたつもりだが、総重量は同じかな?ここで雨具の上を脱いで

すっきりとして下山開始!

 

 

 

 

 

 

 

<この雪渓も結構大きい>

 

<種池山荘のお見送り>

 

 

 

 

 

 

 

<オミナエシ>

 

<ガクアジサイ>

 

 

 

 

 

 

12:05 登山口に到着

途中から青空も見えだしたので、カッパのズボンを脱いですっきりとして下山してきたが、残り一時間ぐらいのところから急激に疲労!何度

も休憩して水やみかんを平らげながら何とか登山口に帰着をしたが、下界はものすごく暑くもう一度山のもどりたいくらいの気分になった。12:25 扇沢駐車場帰着

いかにも盛夏を彷彿させる高温の中の15分は辛かった!駐車場に到着すれば魔の駐車料金支払いも待っているし・・・。

 

 

 

 

 

 

〔雑 感〕

梅雨が終わってかなり暑くなってきたが、針ノ木雪渓の冷気の中の急登・稜線の黒部湖のほうから吹き上げて来る冷たい風、下界では信

じられないくらいの天国状態!これに体力が伴っていれば最高の山行になるだろう!

今回は、小屋泊なのでかなり軽量のザックになったが、それでも10kgは超していたと思う。

持参した水分は凍らせたパウチのスポーツ飲料1個・凍らせた水150ml・普通の水150ml・みかん8個だったがビール類を除いて山荘

では購入しなかった。

特にみかんは昨年の南アルプス縦走時も持参したが、喉の渇きを癒すとともに疲れも取ってくれるような気がして、非常に重宝した。

今度は、何処に行こうか?

 

 

 

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