(やな)谷山(たにやま)

 

 

 

 

 

 

2012年5月13日 南尾根コース・ブナの森コース周回(単独・日帰り)

 

 

 

 

 

 

2009年(5/12)クマガイソウの大群落を見て大いに感激したものの、

翌2010年(5/8)に訪れたときには、壊滅状態となっていて相当落胆した。

盗掘なのか鹿などの食害なのかはわからなかったが、

ひょっとしたらこのホームページに掲載したのが原因の盗掘なのか?とも思いかなり後ろめたく思っていた。

そんなこんなで、今回久しぶりに訪れることにしたのだが・・・。

 

 

 

 

 

 

<案内図(岐阜県の山より)>

 

 

 

 

 

 

 

<県道86号線の梁谷分岐>

 

<登山口・駐車場>

9:45 登山口駐車場

このコースは短時間で登れるので山頂での昼食人に合うようにゆっくり来たためか、それともクマガイソウやヤマシャクナゲ、アカヤシオ・シロヤシオ等な花が有名になってきたせいなのか、駐車場は満車で手前の駐車場にも2台止まっていた。

少し戻れば余裕で止められるのだが、面倒なので登山口の駐車場の路肩に無理やり駐車して出発!

 

 

 

 

<ブナの木ルートと南尾根ルートの分岐>

 

<丁度見頃のヤマシャクヤク>

 

 

 

 

 

 

<上のヤマシャクヤクをマクロ撮影してみました>

○いつもは、右回りの南尾根コースから登るのだが、今回は趣向を変えて左回りのブナの木コースからにしてみた。

クマガイソウの群生地は、南尾根コースの比較的入り口に近いところなのだが、このコースの入り口近くにも少しある。が、今回はなぜか花が付いていない?心なし葉っぱが小さいような気がするけど・・・。

また、このコースは沢沿いにたくさんのヤマシャクヤクが自生している。

若干時期遅れで花期が過ぎているものが多かったけど、一輪だけ丁度見頃の花が残っていた。

 

 

 

 

 

 

 

<ブナの木ルートから乗鞍岳>

 

<ブナの木ルートから御岳>

 

 

 

 

 

 

<山頂の様子>

 

 

 

 

 

 

 

<山頂から乗鞍岳>

 

<山頂から御岳>

 

 

 

 

 

 

<山頂から北アルプスと乗鞍岳>

11:25 梁谷山山頂到着

このコースを登りに使うと急登が多いので良いトレーニングになる!急登をこなしてぜいぜい言いながら緩やかな尾根道を過ぎ、左からの南尾根コースと合流したのちに御岳・乗鞍岳や北アルプスの山々の展望の素晴らしい山頂に到着する。

今日は天気が良いので最高の展望が味わえた。

少し休憩したらぶっかけそば(大盛り)の豪華な昼食!先着者グループがコンロを使っての鍋らしいのを作っているのが、楽しそうでも騒がしい。

 

 

 

 

 

 

 

<山頂近くの尾根のアカヤシオ>

 

<小鹿の涙の上の岩場のヤマシャクヤク>

 

 

 

 

 

 

<小鹿の涙の上の岩場のヤマシャクヤク>

 

 

 

 

 

 

<ヤマシャクヤクをドアップで(花芯の紫のグラデーションが綺麗でした)>

 

 

 

 

 

 

 

<小鹿の涙の広場>

 

<小鹿の涙の滝>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<小鹿の涙の下の群生地のヤマシャクナゲ>

13:00 小鹿の涙

帰路の南尾根コースは、傾斜が緩く非常に歩きやすい!尾根筋から沢に降り始めたところがシロヤシオの大木のあるところ、今日は時期的に早すぎるのか???花は咲いていなかった。

更に先に進むと道下の沢底に何個かのヤマシャクヤク、近づいてみると丁度見頃!再び登山道に交わるまでゆっくりと写真撮影。

小鹿の涙下の群生地では十数人のパーティーが、ヤマシャクの写真を撮ったり寛いだりしていた。

ここのヤマシャクヤクの群生の規模は結構大きい!

13:50 登山口駐車場帰着

さて、いよいよ気になるクマガイソウの群生地だが、有りました!立派に蘇っていました。一安心!

でも、花が付いていなくて、なんだか身の丈が小さいような気がした。多分、蘇って間もないので花をつけるまで成長していないのだと思う。

(それとも、もう少ししたら花をつけるのか?)

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

クマガイソウの群生の出会えたのは本当にほっとした。

往事の規模にも負けないくらいの数が蘇っていた。盗掘ではなかった?等と心から安堵した。

このまま、永遠にあの場所で繁栄を続けてくれることを祈念したい。

なお、今回もクマガイソウについてあえて記述したのは、最近、NET上などでこのクマガイソウの存在が周知の事実になっているので、いまさら秘匿しても意味がないと思ったからで、多くの人たちと共有して見守ってあげたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

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