白鳥山(再挑戦編)

 

 

 

 

 

 

2011年 6月11日 栂海新道・山姥コース周回(単独・日帰り)

 

 

 

 

 

 

今回は、

前回から十分な時間をおいてのお出かけである。

果たして、花の状況は?

 

幅  780(110)

 

 

 

<山姥洞案内図>(写真をクリックすると位置図)

 

 

 

 

<いい天気!(左が剱岳)>

 

<左が坂田峠、右が大駐車場・林道山姥線>

8:00 坂田峠駐車場

途中で良かった空模様が、なんだか危なげで今一つ盛り上がりに欠ける。

 

 

 

 

<坂田峠(橋立金山跡側)の残雪・今回>

 

<坂田峠(橋立金山跡側)の残雪・前回5/30>

 

 

 

 

<またガスが出てきてしまった!>

 

 

 

 

<ヤブツバキ>

 

<シラネアオイが咲いていた>

 

 

 

<シラネアオイ>

 

 

<シキワリ水場はまだ雪の中>

 

<登山道の様子>

9:20 シキワリ水場

前回は完全に雪で覆われていた水場、ようやく両サイドの斜面が現われてシラネアオイが点々と咲いていた。まだ、蕾のものも結構あって今後もしばらくは楽しめそうである。

 

<ガスの上に出た!>

 

 

 

 

<雄大な雲海が広がっていた>

 

<壮観な山並み>

 

 

 

 

<あっという間に景色が変わる>

 

<登山道わきの残雪状況>

 

 

 

 

<山姥平の様子>

 

<白鳥小屋が見えてきた>

10:30 山姥平

いつものカタクリの群落は花が落ちて菱形?の種をつけていた。

もちろんイワカガミの花も落ちてしまっていて全く見られない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<カタクリの様子>

 

 

 

<限りなく白に近いのだが、残念ながら真っ白じゃない>

11:20 白鳥山山頂

山頂に近づくにつれて、登山道には健全な花を持つカタクリが増えてきた。

登山道脇の雪渓の縁にも、たくさんのカタクリが咲き誇っていた。目を皿のようにして白花のカタクリを探しつつ登ってきたのだが、今年は無いのか気がつかないのか?一輪も見ることができなかった。

誰もいない山頂小屋は寂しい!屋上の展望台に登ってみようと思ったが見れば朝日岳方面はガスの中、日本海側は良い展望なのだが高所恐怖症の悲しさ、あっさり諦めてしまった。

小屋から少し戻ったところのカタクリの群落のところで、花や雲海・遠くの山の展望を楽しみながらの昼食!後下山開始。

 

 

 

<鼓ヶ滝落ち込みから滝壺を俯瞰>

 

 

 

 

<またガスに中に入った>

 

<山姥洞を過ぎたのに残雪がいっぱい>

12:30 山姥コース分岐

なんだか悪い予感がして山姥コースに入るのを躊躇したのだが、同じ道を辿るのがつまらない!という気持ちが勝って左折!このコースは日当たりが良いので、残雪は沢沿いに限られてその縁にもたくさんのカタクリが・・・。

鳥居杉は、今年の豪雪にやられてしまって相当量の枝が折れて、通行困難な状態になっていた。折れた枝で良くわからなかったが、ひょっとしたら鳥居の形が崩れてしまっていたのでは?

 

13:40 山姥洞

少し手前からガス帯に入ったと見えて、全体的に薄暗い感じになりやや不気味な登山道!

 

 

 

 

<かなりガスってきた>

 

<見た目以上に怖かった>

 

 

 

 

<落石・倒木が盛り沢山の林道山姥線>

 

<坂田峠駐車場に到着してほっとした>

14:00 林道山姥線終点駐車場

いつもはあまり目立たない山姥洞付近の残雪、今回は十二分に自己主張をしていて、気を付けなければあらぬ方向に行ってしまいそうな感じに、登山道を分断していた。

また、木材でステップを作ってある急な降り階段、はステップが雪解け水に覆われてしまっていて非常にすべりやすくなっていた。

駐車場に降り立ったころがガスの最盛期だったのか?10m位先は何があるのかさっぱりわからず、心細い限りだった。

 

14:30 坂田峠駐車場帰着

薄暗い先に、雪の塊が路面を覆ってしまっていて前に立ちはだかり簡易舗装の路面は雪の下!雪崩の跡が結構な斜面になっていて、アイゼンを持っていないとちょっと怖い感じであった。どうしようか?ややパニック状態!

戻ろうかとも思ったが、ここまで来て!という気持ちは強く、ストックを取り出してチャレンジ、ストックを支点にゆっくりと横断、何とか通過できたものの、この時期は簡易アイゼン持参が鉄則と深く反省!

 

 

 

[雑 感]

悪い予感は当たったというより、前に来た時にもこんなに雪は無かったものの、落石や倒木が多く不気味な思いで通過したもので、それが頭の中にあったようである。

大げさではなく怖いと思った。(ガスで薄暗くなっていたのも拍車をかけたのかもしれない)

いずれにしても、ここしばらくは残雪を想定して少しでも不安があったら、ストックはもちろんアイゼンも準備して臨む必要がある。

でも、何度来てもこの山のカタクリは素晴らしい!もちろん、来年も来たいものである。

 

 

 

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