奥大日岳

飛騨山岳会コング共催

 

 

 

2012年 9月 2日 室堂から往復(26名・日帰り)

 

 

 

今回は、初めての集団登山!

高山市の登山用具屋「コング」でこの催しを知り、

貸し切りバスというのに惚れ込んで何も考えずに申し込んでしまった。

が、良く考えると日頃は単独登山が殆どなので、集団登山の要領が全く分からない!

まぁ〜、人数が多いだけで登山は登山、何とかならぁな!

と、軽く考えることにして4時過ぎの早朝に出かけたのだが・・・。

 

 

<室堂駐車場から奥大日>

 

<ストレッチング後登山開始>

8:30 室堂出発

山岳会の講師に名を入れて26名のメンバーで車内は満席!

高山の駐車場に4:45に集合して約3時間半、立山黒部アルペンルートの一部である立山有料道路を通って美女平を経由し、一気に室堂に到着する。

途中、桂台で称名滝方面への道路を左に分けて美女平までの急峻な山腹をジグザグに進む道路は、かなりの高低差があってその高度感はなかなかのものである。

 

 

 

 

<血の池>

 

<色鮮やかなリンドウ>

 

<地獄谷(今は噴気活動の活発化と火山ガスの変化により通行止め)>

 

 

<称名川に向かって降りる>

 

<黄葉を始めたコバイケソウ>

 

 

<まずは一服>

 

<登山道の様子>

9:50 新室堂乗越

途中の広場で小休止をして新室堂に到着、鶴後御前小屋への登山道を左に分けそのまま進む。

ひとかたまりか?二塊り?のナナカマドの実はわずかに赤が勝っているものの秋の気配はまだ遠い!とは言っても所どころのコバイケソウなんかは、黄色くなって存在を目立たそうとしているがあまりきれいとは言えない。

 

<弥陀ヶ原と称名川>

 

 

 

 

<エメラルドグリーンの称名川>

 

<中央のピークの向こう側が奥大日>

 

 

 

 

<ガスが出てきた>

 

<虹も出ていた>

 

 

 

 

<ハクサンフウロ>

 

<クルマユリ>

 

 

 

 

<シナノキンバイ>

 

<ハクサンイチゲ>

 

 

 

 

<山頂に到着>

 

<山頂から中大日と大日岳>

11:50 奥大日岳山頂

立山三山の上を覆っているガスが濃く、決していい天気ではなのだが気温はかなり高かったようで、時々立山から流れてくるガスの微細な雨粒が、ウォーターミストのように周りの空気の温度を下げてくれるので気持ちのいい涼しさにしてくれる。

天気が良くないせいかここでは20分足らずの休憩のみで下山開始。

 

 

 

<オヤマリンドウ(これだけ大きく開くのは珍しい!)>

 

 

 

<タテヤマリンドウ>

 

 

 

 

<下山してきた登山道を振り返る>

 

<立山はガスの中>

 

 

 

<ここでレスキュウ講習>

 

 

 

<少しの間ガスが晴れた>

 

 

 

<みくりが池にて(やや風が強かったので・・・)>

16:20頃 室堂到着

雷鳥沢手前の称名川河畔でレスキュー時のロープワークなどを習得、悲しいかな不器用な俺はあのマジックのような手つきはマスターできずただただ感心してみていただけ・・・。

時間の関係か?途中での入浴は中止になり20時頃駐車場に到着して解散!

 

 

 

[雑 感]

やはり、いつもの単独行動とは勝手が違った。

一番大きな違いは、当然ではあるが思うように立ち止まったり、小便をしたり、疲れてへたり込んだり、頻繁に写真を撮ったりできない!その代わり、一緒になって景色気に感嘆したり、山の話をしながら歩くので、景観の無い登山道に飽きたり、退屈な思いなどはしなくてもいいのが良い!どちらも一長一短である・・・と思う。

が、安全面では単独登山は忌み嫌われてる感がある!

しかし、考えようによっては単独登山が故に安全な面もあり、もう少し単独登山に対する理解が深まってくるとありがたいのだが・・・。

 

 

 

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