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仏ヶ尾山 |
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2012. 4.25 萩原町野上登山口・蓮坂峠登山口周回(単独・日帰り) |
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前回この山に登ったのは2007年! その時に目についたイワウチワが気になって、何度か群生地まで行ってみたのだが、 なかなか気持ちのいい開花に出会えなかった。 今年こそ!と思っていたところ、たまたま重要な予定が無くなったので、出かけてみた。 |
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<登山道案内図> |
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<登山口> |
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<登山道の様子> |
9:10 野上地区登山口 天気は素晴らしく良いのだが、黄砂の影響で景色全てが霞んでしまっている。 |
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<雨乞いの岩穴> |
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案内看板(今回、看板はあったが劣化していて文字は判読できなかった) 言い伝えによるところでは昔、非常に力持ちの山姥(山ノ神)がここに住んでいた。 この山姥がお産をしたとき、ここから益田川の水を産湯に使おうとして一跨ぎにして汲んだという。 左足を穴岩に、右足を野上字瀬上の大岩に踏んだその足跡がくっきりと指のあとまで残っている。 その後、雨乞いの穴岩として崇拝するようになった。 干天が続き農作物が枯死する状態になったとき、部落のものは揃って氏神に集まり、社殿の真上の尾道を太鼓をたたき、竹ぼらを吹き鳴らしな がら岩穴へ登る。そして岩の周辺で大かがりを焚き、岩穴の中へ煙を入れてお参りをする。 これより仏ガ尾の頂上に至りはるかに御嶽、白山の両神社を拝し、もとの氏神様へ下山する。こうした行事をすると俄かにかけ曇って、霊験はた ちまち慈雨となって農作物を潤すという。昔も今も雨乞いの穴岩として近郷へ知られている。 |
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<雨乞いの岩穴> |
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<なかなか雰囲気のある鳥居と石碑> 石碑には白山大神・御嶽大神(側面には、川西村中 明治25年11月10日)と書いてあった。 |
10:45 雨乞いの岩穴 相変わらずの急登に喘ぎながら登って、途中のイワザクラの群生地(登山口から約1時間地点)に着いたのだが、なんだか花数が少なくちらほら見かけただけだったので、写真撮影は帰路ということにして先を急いだ。 |
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<山頂広場> |
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11:20 仏ヶ尾山山頂 だーれもいない山頂!左に白山、右に乗鞍岳・御嶽が見られる筈だが、黄砂の影響が大きくて全く見られない!唯一見られる御前山も霞んでしまっている。 帰路にイワザクラの写真を撮るつもりで登ってきたのだが、どう考えても同じ登山道を辿るのは癪に障る。 前回、帰路に辿った蓮坂峠(れんざかとうげ)登山口の途中にもイワザクラが自生していたことを思い出して、先に進むことにした。 |
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<山頂から御嶽方面(正面は御前山か?)> |
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<イノシシの水浴び場> |
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<イワウチワ> |
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11:35 イノシシの水浴び場 山頂から先は、杉の木に書かれた水場の目印に従って下って行く。 前回は気がつかなかったが、イノシシの水浴び場の標識の先にちょっとした水たまりがあった!水量は御愛想にも豊富とは言えず、この水量では水場とは言えない!(他にも水場があるのかもしれないが・・・) 標識には、直進の尾根コースと右の巻道コースが書いてあった。体力に自信のない俺としては当然巻道を選択!しばらくして尾根道と合流、ここがイワウチワの群生地、薄暗い杉の樹林にピンクの花があちこちに咲いている。 |
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<蓮坂峠の登山口> |
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<蓮坂林道の東屋> |
12:35 蓮坂峠登山口到着 途中から蓮坂林道が下の方に見えてくるが、そこから峠までは結構遠い! 13:40 野上地区登山口帰着 固いアスファルト道路歩きは結構草臥れる。 林道の2/3ほど進んだ時に、後方から軽トラックが進んできて乗せてくれると言う!渡りに船で、ありがたく載せて戴くことにした。 おかげで、思ったより早く疲労も少なく帰着することができた。 ありがとうございました! |
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<おまけ(小坂町のR41沿い畑)> |
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[雑 感] 今年は、全般的に花の開花が遅れているようだが、何とかイワザクラの開花に出会えた! この山は、里山とは言えかなりの急登が連続するのでなかなか面白い、また周回できるのも魅力である。 時間を稼ぐために、蓮坂峠登山口まで車で行く方法もあるが、この時期は道路がところどころで崩落しているので、確実性に欠けるのと、道路が通れたとしても、山頂まで近すぎて面白みに欠けるかもしれない。 (途中にゲートなどは無いと思ったが、峠の手前で土砂が崩落していて通り辛い感じだった・・・軽自動車なら何とか通れるか?) |
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