白馬三山(通過だけ)

 

 

 

 

 

 

2012年 8月 3〜5日 猿倉から周回(二泊三日)

 

 

 

 

 

 

白馬方面へは、

これまで2008年7月(白馬三山)と2011年8月(朝日岳方面)、

の2回訪れているが、いずれも天候都合でその目的は達成していない。

今度こそ、目的の完遂を目指して白馬三山のリベンジである。

なお今回は、ルートを少し工夫して、鑓温泉からの周回にして、

初日の鉾時間の短縮を試みた。

 

<登山地図>

 

 

 

[一日目]

 

 

 

<猿倉駐車場>

 

<猿倉荘>

7:30 猿倉荘出発

心配した駐車場の混み具合だが、なんとか空きスペースを見つけて止めることができた。

ここから白馬鑓温泉小屋までの標準コースタイムが、4時間30分なので到着予定はテント装備を考慮して、14時頃と計画したのだが初テント、果たしてどうなることやら?

 

 

 

 

<白馬鑓温泉分岐>

 

<白馬岳稜線が見えた>

 

 

 

 

<シナノオトギリソウ>

 

<シモツケソウ>

 

 

 

 

<きれいな小日向のコルの標識>

 

<コルの先から白馬鑓温泉小屋をズーム)

 

 

 

<コルの先から鑓ヶ岳方面を望む(左下に小屋が見えている)>

 

 

 

 

<オオサクラソウ?>

 

<ニリンソウが見頃>

 

<杓子沢の滝とその下の雪渓トラバース箇所>

 

 

<鑓温泉テン場より小日向のコルを振り返る>

 

<温泉をテン場から(ポーズをとってもらいました)>

10:20 小日向コル

途中の池塘周りお花畑にはワタスゲが咲いていた。

また、冷たい水の流れる沢もあって絶好の休憩ポイントでもある。

13:30頃 白馬鑓温泉小屋

小日向コルまではそれなりに順調?に登ってきたのだが、コルの先から小屋が遠くに見えた時点からバテ初めて、小屋手前の雪渓トラバース下の悪路では完全にバテてしまった。

それでもなんとか到着し、早速遅くなった昼食をさっと済ませ、名物の温泉入浴と洒落込んだ!

<お風呂>

ここの温泉は天然かけ流し(詳しくないので・・)で、乳白色の湯温は41度前後?の俺にとってはやや暑め、湯船の中には湯の花が揺らめいていた。大きい方の風呂は原則混浴で7時半からの1時間だけは女性専用になる。(女性専用の風呂もあるが露天ではないそうである)

湯船はテン場のすぐ上にあるので、振り返れば入浴者がモロ見られる。今回は、勇気のある女性ただ一人だが、明るいうちから男性に交じって入浴していた。(残念なことに水着着用)なお、洗い場が無いのでゆったりと体を洗うようにはなっていない。

<宴 会>

いつものことだが、東京からの女性お二人、北海道からの男性二人ずれ、愛媛からの人たち等いろんな人たちと親しく飲み交わしてしまった。

飛騨牛の焼き肉が無くなってしまったころには、それなりに酩酊!女性の入浴時間は暗くて何も見えず、残念な気分のうちに世は更けていったのである。

 

 

 

[二日目]

 

 

<テン場から見た日の出>

 

 

 

 

<テン場の片隅には足湯も>

 

<大風呂入り口>

6:45 白馬鑓温泉を出発

テントの中から朝日を眺められる贅沢を満喫し、手早く朝飯を済ませていざ出発!

今日のコースの標準コースタイムは、5時間半くらいなのでこの時間に出発できれば余裕綽々である。

 

 

 

<白馬鑓温泉を振り返る>

 

 

 

 

<お花がいっぱい>

 

<キヌガサソウもまだ真っ白>

 

 

 

<富士山と八方尾根を登る登山者たち>

 

 

 

<妙高・戸隠山方面のシルエット>

 

 

 

<大出原から鑓ヶ岳>

8時頃 大出原

今日のコースは楽勝などと言いっていたので罰が当たったのか、出発して間もないのに完全にバテてしまって、稜線手前の雪渓の縁でしばしの休憩、と言えば恰好はいいが、へたり込んでしばらく眠った。

12時頃 鑓温泉分岐

ヘロヘロになりながらなんとかこの分岐に辿り着いたが、分岐標識にザックをもたせ掛けてまたまた寝んね!

 

 

 

 

<鑓ヶ岳山頂に向かう>

 

<鑓ヶ岳中腹から鑓分岐方面を振り返る>

 

 

 

<鑓ヶ岳中腹から杓子岳・白馬岳>

19時過ぎ 白馬頂上宿舎テン馬到着

草臥れたせいか、何度も転んだし体が熱い!体中の血が煮えたぎっているようで何ともならない、これが熱中症というやつなのか?何度も何度も途中で寝転んだり眠ったりしながら、暗くなりかけたころに漸く白馬のテン場に到着!

途中素晴らしいお花畑もあったし、ブロッケン現象も見られたがいずれもカメラを取り出すことすら億劫で写真は無し、何とももったいないことやら・・・。

 

 

 

[三日目]

 

 

 

<テン場の朝>

 

<白馬頂上宿舎を振り返る>

8時頃 白馬頂上宿舎テン場出発

 

 

 

<雪渓手前の避難小屋辺りは素晴らしいお花畑>

 

 

 

<雪渓手前を振り返る(物凄い数の登山者)>

13時頃 猿倉駐車場到

雪渓の降りはまずまずのスピードで降りられたとは思うが疲労感は最後まで治らなかった!

 

 

 

[雑 感]

今回は、なんとも味気ない無様な山行記録になってしまったことやら・・・。

最悪の体調、何が悪かったのか?初日に飲み過ぎたのか?天候が良く気温が高かったので熱中症になってしまったのか?体力が減退してしまったのか?これはという原因はよくわからないが、これからのテント泊山行が怖くなってしまった。

まぁ〜、ゆっくり休んで今後の計画を立て直そうかな?よもや山をやめてしまうという選択肢はないとは思うのだが、完全に憶病になってしまっている。

 

 

 

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