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蝶が岳 2011年8月28日〜29日 長塀・横尾周回(2名・1泊2日) 今年の夏は、梅雨明けが早かった割には天候が不安定で、 あまり山には出かけられない。 ようやく晴天の兆しは見えてきたものの、夕方には雨の予報! でも、このままでは体が鈍ってしまって、紅葉時の山行でばててしまう心配がある。 というわけで、雨を覚悟で強引に出かけることにした。 当初の予定では北岳だったが諸般の理由から比較的手軽なこの蝶が岳とした。 |
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[一日目 徳沢から蝶が岳ヒュッテへ] |
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<ルート図> |
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<平湯アカンダナ駐車場バス停> |
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<上高地> |
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6:50 アカンダナ駐車場バス出発 予想外のいい天気に気をよくして張り切って出発。 8:00 上高地バスターミナル出発 最近は、上高地から入山するときは、ここで朝食をとるのが習慣的になっている。今回も、同じように朝定食を注文! |
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<キバナツリフネソウ> |
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<明神館> |
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<徳沢園> |
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9:00 明神館 上高地から約一時間、まずまずのペースである。 |
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<徳沢園裏登山口> |
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<登山道の様子> |
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10:10 徳沢園 いつもであれば、ここでは山菜そばでの早目の昼食というところであるが、今回はちょっと時間が早すぎるので大休止後長塀尾根のロングコースに挑む! |
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<イチヤクソウ> |
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<長塀山山頂> |
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14:40 長塀山山頂 途中の、ちょっとした広場で昼食にしたのだが、少し元気があったのはここまでで長塀山山頂付近では、すでにグロッキー状態だった。 |
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<妖精の池> |
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<妖精の池> |
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<リンドウ> |
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<ウメバチソウ> |
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<小屋が見えてきた> |
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<チングルマの穂> |
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<夕焼けはしたものの邪悪な雲に阻まれて(中央の突起状の頂は中岳か?)> |
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16:10 蝶が岳山頂 長塀山山頂からはいったん大きく下って、ちょっとした池を過ぎたあたりから徐々に登りかえす。最初、この池を妖精の池と勘違いしてしまった!よく見れば水が極端に少ないのですぐにわかるはずだったのに・・・。 この付近から、お花畑が広がっているが、わずかに残ったハクサンフウロやコゴメグサ、枯れ始めたコバイケソウ、それと馬鹿に目立つイブキトラノオ等など!全体的に秋の訪れを感じさせる風景だった。 大分草臥れていたのであろう!大きな池の跡のような開けたところに出て、彼方に小屋が見えた時には正直ほっとした。 夕食は、Sさん手配・調理の豚肉鍋、少し寒いけれどビールを片手に優雅な夕食!暗くなった頃に外がやや騒がしくなって、行ってみると夕焼けショーの始まり!大きな入道雲の先っちょが赤く燃えている。悲しいかな、穂高の稜線は黒い雲に覆われて見えていない!しばらく粘ったが好転せずテントに戻って就寝。 テントに入る前に空を見上げると、明日の快晴を予言するような満天の星、天の川もばっちり見られた! |
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[二日目 横尾を経由して上高地へ下山] |
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<日の出(雲が少なすぎていまいちアッサリ気味)> |
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<モルゲンロート穂高(写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)> |
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<槍の頭を突っついてみました> |
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<雄大な常念岳> |
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<蝶ヶ岳ボランティア診療班(名大)夏季診療期間終了の記念ジャンプ> |
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<朝のパノラマ>(写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)> |
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5:00 起 床 テントから東の空を覗くと、水平線のような雲海の上に茜色から群青色のグラデーションが素晴らしい!身支度を整えて日の出見物にテン場近くの山頂に向かう。 山頂や瞑想の丘・小屋付近の大勢の人が見守る中、5:16日の出!物凄く綺麗で感動的ではあるが、あまりに天気が良すぎて今一つ物足りないものを感じた。 山頂標識のそばで、何人かのグループがモルゲンロートに染まった穂高に向かってジャンプをしての記念撮影、名大のボランティア医療チームで今日で診療期間が終わって下山するとのこと。ご苦労様でした!心より拍手を送りたい気分だった。 8:30 蝶 槍 朝食・撤収して蝶槍に向かう。 これまで何度か来ているが、蝶槍に向かうのはこれが初めて? 11:40 横 尾 このコースで下山するのは最初ではないが、蝶が岳の標高約2700mに比し相当急である。言わせてもらえば北アルプス三大急登(早月尾根・合戦尾根・ブナ立尾根)となんら遜色はない!槍見平に到着したころにはヘロヘロになっていたことでもよくわかる。 |
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[雑 感] 毎度のことではあるが、上高地の遊歩道(横尾〜バスターミナル)は何ともつまらない!ただでさえ参っているのに、水平に近いとはいえ変化に乏しいのと、すでに目的を達しているので、余分に歩かされるような気がするからである。あれやこれやで、高々2700m弱の山ではあるが、相当草臥れてしまった! <蝶が岳山頂について>・・・上の地図に蝶が岳が二個書いてあるので・・・ 蝶ヶ岳の標高は、これまでは2,664mとされてきましたが、国土地理院が昭和63年から進めている山岳標高調査の結果2,677mと、13mも高くなりました。国土地理院測図部によると、2,664mは蝶ヶ岳ヒュッテ北方約1kmにある三等三角点(以前の山頂)の標高で、三角点は必ずしも山頂に設置してあるとは限らず、南北に長い蝶ケ岳の稜線で、最も標高の高い地点を確定し測量した結果、2,677mと分かりました。最高地点は、長塀尾根と稜線が出合う「長塀の頭」と呼ばれる地点。一般に山頂と 思われてきた三角点から約1.3km南方で、以前は避雷針だけが立っていましたが、平成16年秋には堀金村(現在は安曇野市堀金総合支所)により標柱が設置されました。(蝶が岳ヒュッテのホームページから) |
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