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宝永山 |
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2011年11月17日 富士宮6合目から往復 |
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何かの本を見ていたら、 富士山の宝永山にも登山道があって、火口に降り立つことができるそうである。 富士山は登る山ではなく、遠くから見る山だと言ってきた手前、 富士山の一部に登るのではなく、最も近くで眺められる山に登る!と、位置づけて登ってみることにした。 |
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<富士山登山道概念図> |
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<精進湖での日の出> |
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<紅葉と富士山(精進湖湖畔にて)> |
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6:37 精進湖日の出 今回も恒例の精進湖での日の出見物から一日が始まる。 どうしてだかよくわからないが富士山は少しぼんやりと霞んで、積もったばかりの雪もあまり目立たない。 |
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<富士山近影> |
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<右が宝永山> |
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<登山口> |
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<右駿河湾・正面奥が伊豆半島・正面手前が愛鷹山> |
8:30 富士宮5合目登山口 富士山スカイラインは無料!途中の山腹はすでに紅葉は終わって、何の実なのかはわからないが赤い実をつけた木がところどころで目立っている。 天気が良いので、駿河湾やら伊豆半島が比較的はっきりとみられ、微かにではあるが美保の松原付近も確認できた。 登山口には「積雪により六合目から上は通行止め」の看板があったが、宝永山はその下に位置するので問題ではない、しかし人っ子一人見られないのでやや心細い! |
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<第一火口と宝永山> |
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9:00 宝永第一火口縁 近くで見たら凄い規模のクレータが広がっていて、日本にもこんな景色があったんだなぁ〜、等と自分の世間知らずを棚に上げて感激してしまった。 見た目にはそれほどとは思えないが直径が1,3kmあるらしいこの火口、底までは簡単に降りることができたが、そこから馬の背までは指先程度の大きさの軽石が積もってできた斜面で、道はついているが踏み固まらないのでザレザレで歩き辛い。 |
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<宝永山稜線から下降を俯瞰> |
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<馬の背から富士山> |
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<芦ノ湖(宝永山山頂にて)> |
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<山頂方位標> |
10:10 宝永山馬の背 火口底から馬の背への登山道、最初のカーブまでの距離はほんの少しに見えたのだが、なかなか辿り着かない!いかにクレーターの規模が大きいのか思い知らされた。 馬の背の手前から強風が吹きだして(噴出したのか強風帯に入ったのかはよくわからない)時には、砂混じりの風が顔に当たってチクリッ!とする。 10:15 宝永山山頂 山頂が間近になってくるにつれ、風はさらに強さを増し油断するとふらつくくらいになってきた。寒さはあまり感じなかったが、気の小さい俺は早々に山頂を後にして、近道だと思える踏み跡をたどることにした。 |
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<山頂からの下山道にて山頂方面を望む> |
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13:50 涸沢到着・テント設営完了 テン場の手続き後、パノラマコース散策。 涸沢小屋の上の方は結構きれいなもみじが残っていた。運のいいことに天気が良いのに雷鳥の兄弟に出会えた。 その後、涸沢ヒュッテで名物のおでんを肴に宴会開始!いろんな人たちと山談義をしているうちに、夜は更けていったのである。 |
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<第二火口縁にて> |
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<第二火口の底> |
11:05 宝永第二火口縁 少し戻って降ると第二火口縁、どうも底へは降りるようにはなっていないようで、踏み跡は全然見られない。 写真の赤茶けた塊は、草紅葉ではなく土砂の鉄分の赤錆のようだった。 |
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<第二火口下部縁から富士山山頂方面と宝永山> |
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<第三火口底のカラマツ> |
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<御殿庭上から富士山頂を望む> |
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<第三火口底のカラマツ林と富士山頂・宝永山> |
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11:17 御殿庭上 第二火口縁の少し下が山体観測装置、しっかりしたコンクリートの基礎にちょっとした装置が設置してある。ここから火口の底近くまで下って、鞍部を通過したら宝永山をトラバースしながら第三火口の底に向かうと、御殿庭はその途中になる。強風のため矮小化した唐松が何とも恰好が良い! 13:00 御殿庭中を経由して宝永第二火口縁帰着 第三火口の底のカラマツもなかなか恰好良く育っていていい被写体となっているが、ちょっと涸れすぎていて艶やかさに欠ける。 火口の底に近いところが御殿庭中、ここから山稜に沿って山体観測装置への登山道が続く、この区間のコースタイムが上の地図では10分になっているが、これは明らかに間違いで地図を見る限りでは40分から50分といったところだろう。が、なんだか腰が痛くなってきて何度も休憩しながら登ったので一時間以上はかかってしまったようである。 14:00 五合目登山口帰着 分岐からはほぼ水平の遊歩道、ここでも見た目以上の遠距離、やはり富士山はでっかい! |
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<富士吉田スカイラインから富士山をズームアップ> |
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[雑 感] 予想していた以上のダイナミックな景観!すごく気に入ってしまった。 特に、第三火口底に唐松群、新緑シーズンや紅葉時はかなり素晴らしいだろう!少なくとも来年の紅葉には絶対行ってみた。 |
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