舟伏山(ふなぶせやま)

2011年 4月18日 東コース往復(単独・日帰り)

 

今年は、イワザクラの開花情報が入ってこない。

わからないので昨年の反省から21日頃に行こうか?と思っていたそんな時、

NETの好日山荘登山情報に13日の様子が載せられて、丁度見頃だったとのこと!

一方、天気予報はというと、18日を逃すといい天気には恵まれない模様・・・。

こうなると我慢するのが苦手の俺としては、何が何でも出かけなければならない気分になってしまう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<県道200号線の分岐標識>

 

 

 

 

 

<案合図(上の図をクリックすると位置図に)>

 

<登山口の通行止め標識>

 

 

7:15 登山口駐車場

結構有名な山だと思っていたが、一台の車も止まっていなくて至ってさみしい駐車場。

西ルートの入り口に工事中の物々しいバリケードが・・・?登山口にその回答の標識、何の工事かよくわからんが西ルートには立ち入れないようである。

西ルートと東ルートの花の種類は若干違うので、ちょっとがっかりしたが仕方がない!山頂までピストンすることにして登山開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<登山口の広場(昨年の桜の様子)>

 

<十方施玉仏(桜平)>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<みのわ平>

 

<シハイスミレ(なんとなくかわゆい!)>

 

 

8:20 桜平

登山口の水飲み場を後にしてうっそうとした杉林の登山道を進む、しばらくして尾根筋にたどり着くがすぐに稜線をトラバースする薄暗い登山道。

再度稜線に出たところにはカタクリの群落があるが、まだ花は咲いていなかった。さらに杉林の稜線を進んで少し開けたところが仏像のある桜平。結構大きな桜の木があるのだが、花芽は持っているものの大分朽ちかけている。

9:00 みのわ平

桜平を過ぎて急坂をこなすと、雑木林帯に突入して空が開けて見えるようになって花の種類も格段に多くなる。

九十九折りの登山道を、時々姿を現すカタクリを楽しみながら登って、ちょっとした広場になった稜線に出たところがみのわ平、今はカタクリの花以外は何もなかったが、新緑が進めばかなりきれいだろう!

 

 

 

 

 

 

 

<エイザンスミレ>

 

<カタクリ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9:40 イワザクラの岩場

稜線歩きもすぐに終わってまた九十九折れの道を進む、昨年来た時はこのあたりからイカリソウやヤマルリソウが見られたが、今日は見られず時々ニリンソウやヒトリシズカが姿を現す。カーブに置いてある水たまりの標識を過ぎたところで、上の方を仰ぐと岩にピンク色のイワザクラがへばりついているのが見て取れて思わずニンマリしてしまう。だ〜れもいない岩陰でゆったりと写真撮影!岩の周りはかなりの踏み跡!花の生育・繁殖に支障なければいいのだが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<山頂広場>

 

<能郷白山がくっきりと>

 

 

10:50 山頂広場

前回たくさん見られた山頂手前のヤブレガサ、今回は時期的に早すぎたのか全く見られない。

北の方には能郷白山のどっしりとした雄姿が・・・、その右に大野市の荒島岳も見られる筈だが木立に阻まれてよく見えなかった。

時間は早かったが、簡単に昼食を摂って下山開始!西ルートには通行止めの標識がなかったので、よほど向かおうと思ったが気が小さい性格に押されて、東ルートを戻ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

<ヤマルリソウ(花弁が虫に喰われている)>

 

<イチリンソウとヒトリシズカ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<キランソウ>

 

<名前はわからんスミレの蕾>

 

 

 

 

 

 

<ニリンソウ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ミヤマカタバミ>

 

<桜が似合う?マイカー>

 

 

13:20 東コース登山口に帰着

途中で出会ったツアーらしいグループのガイド?(リーダー)らしい人に聞いたら、皆さん西コースを降りているとのこと・・・??すでにイワザクラのところまで下りていたのでそのまま下山!山頂で聞いたならば迷わず西コースを下ったのに・・・。その代わりといってはなんだけど帰路にもイワザクラの写真撮影をした。

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

イワザクラをよく見ると若干シミのようなのが見られたので、今回のタイミングはやや遅すぎたかもしれない。

花はその年年で少しずつタイミングが違うので難しいけれど、うまく合った時の感激は大きい!いろんな花に欲張って色気をださないで、目的の花にタイミングを絞ることが成功につながる・・・、のかな?

それにしても、あんな岩の僅かな隙間にこのような可憐な花が咲くとは、自然は何とも不思議なものである。

 

 

 

 

 

 

 

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