戸谷(とや)峰(みね)
２０１０年５月２８日　野間沢橋登山口から往復（単独・日帰り）
昨年の岳山「春山」掲載されていて今年こそは、 と張り切ってはいたものの、今年の天候不順でいつ行ったらよいかわからなくなってしまっていた。 とは言っても春花の山と言うことで、夏になってしまっては意味がない！ ということで、思い切って出かけてみたがはたして・・・
＜ルート図（かなりいい加減です）＞
＜野間沢橋＞	＜階段をアップ（この木には「戸谷峰口」と書いてある）＞
９：２５　帯所橋駐車スペース・野間沢橋登山口 国道２５４号線は通行車両が多い！駐車スペースは松本を背に右側にあるので、十分注意をして駐車する。登山口までの距離は僅かなのでほとんど時間はかからないが、歩道が無いので通行車両には気を使う！ 橋の看板のところに山に登る階段が設置してあって、細い木片に「戸谷峰口」と書いたのが括りつけてあるだけなので、車で通っただけではここが登山口だとは中々気付かない！
＜リスに出会う＞	＜タガソデソウ＞
＜一つ目の鉄塔＞	＜二つ目の鉄塔（中央に見えるピークが戸谷峰？）＞
＜イチリンソウ群生＞
＜イカリソウは今盛り＞	＜フデリンドウもいっぱい＞
＜ニリンソウ群生の様子＞
１０：３０　一つ目の送電鉄塔 目の前で何かがごそごそと動いた、何かな？と目を向けると茶色の縞模様！マムシか？とギョッとしたがそれは可愛いリスだった。 すぐに逃げる風でもなかったのでカメラを取り出したら、ちょろちょろと動きだして中々ピントが合わない。暫くつきあったが動きが早いので諦めて先に進むことにした。 １０：４０　二つ目の送電鉄塔 １１：４０　戸谷峰山頂 二つ目の鉄塔の先にはニリンソウの群落が、登山道両サイドに広がっている。 花の感じでは最盛期と言う感じなのだが、何故か花数が少ない気が・・・、花の咲き年では無いせいだろうか？まぁ〜、それなりに綺麗なので文句は言えない。 山頂の手前で直登のコースと、先に進んでの尾根コースとに分かれていて、尾根コースに向かってみたが花がうんと少なくなったので直登コースに戻った。 かなり急な登山道なのだが、イチリンソウ・スミレ・イカリソウ等花が多くて短いけど楽しいコースである。
＜久しぶりの北アルプス南部のパノラマ写真＞（写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます）
＜山頂の様子（向こうの小さく見える山はは浅間山）＞	＜山間にうっすらと見える台形っぽい山は漫画家が亡くなった荒船山＞
＜槍を中心に・・・＞
山頂での展望は素晴らしいのだが、北アルプス側は灌木が成長してしまって一寸した踏み台が欲しいところ、中央アルプス方面はかなり伐採の必要がある等、３６０度の展望と言えないところが、やや悲しい！ 空気が澄んでいるせいか、雪を被った北アルプスはくっきりと見えて気持ちがいい。
＜タガソデソウ＞	＜○○スミレ＞
＜チゴユリ＞	＜ジュウニヒトエ＞
＜稚拙な撮影だけど、シマリスの動画を楽しんでください＞
＜シマリスの様子＞
＜登山口に帰着＞	＜帯所橋の駐車場（止めたときには前後に車が有ったから・・・）＞
１４：５０　野間沢橋登山口に帰着 下山時も、花の写真を撮ったり再会したシマリスの撮影をしたりしてかなりゆったり下山した。 シマリスはまさか再会はしないだろうと思ったが、休憩を兼ねて目を凝らしてみると何をしているのかチョロチョロしていた！ 良く観察してみれば、つがいでいるようだった。
［雑　感］ 初めてのシマリスとの遭遇！中々可愛いものだが、じっとしているときは必ず手を口に持って行って、何やらを食べている様子！多分、貯蔵した果実か何かを食べているのだろう？それにしても、あまり人間に警戒心を抱かないのか？時間はかかったがピントのあった写真が結構撮れた。 確かにこの山は花の山、ヤマシャクヤクもあると言うが今回は出会えなかったものの、いろんな花に出会えた。
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