白鳥山
	２０１０年６月２日　坂田峠・山姥コース周回(単独・日帰り
	今年も、白いカタクリを探しに行くのが楽しみの一つだったが、 残雪の状況や雪解けの様子を計りかねてこの時期になってしまった。 このところ急に暖かくなってきたので、 よもや早すぎることは無いだろう？が、昨年は５月１９日に行って結構咲いていたので、 花が終わってはいないだろうか？心配すればきりが無い・・・！
		＜上路橋立林道と山姥林道（右）との分岐＞
	＜ルート図＞	＜坂田峠の駐車場＞
	＜旧北陸街道？（左の階段）＞	＜栂海新道（前後）と旧北陸海道の交点＞
	７：３０　坂田峠駐車場 今回で二度目なので迷わないで来られたが、山姥林道の分岐の真新しい案内看板が有ったり、土捨て場ができていたりして少し様子が変わっていた。 遠くから眺められる山の様子では、残雪の状態は計りかねた。
	＜お勉強の時間＞
	＜登山道と新緑の様子＞
	＜黒姫山？＞	＜朝日岳方面＞
	８：５０　シキワリ水場 昨年同様、金時坂の急さに顎が出てしまった頃、金時の頭辺りから前回は見られなかった残雪が出てきて様子が随分違って見えた。 暫く進んだところで地形と残雪の感じが、水場付近のように見えてしまって勘違いしてシラネアオイを探してしまった。よくよく見れば、雪上の微かな足跡はまだ先に進んでおり、それに従って先に進んだところが水場、昨年同様シラネアオイが咲いていた。 花の様子がなんだか、無理やり延命処置を受けたような感じの花弁で、今年の天候の不安定さを物語っているような感じがした。 昨年に比べれば全体に残雪が多く、これは早まったかな？などと思ってしまった。
	＜山頂（避難小屋）が見えてきた＞
	＜山頂手前から振り返る（登山道は雪渓の左横）＞	＜避難小屋と手前カタクリ群落＞
	１０：４５　白鳥山山頂 花は山姥平の手前からカタクリで始まり、山姥平付近でイワウチワやイワナシが加わってピークに達し、その上からカタクリだけになって山頂まで断続的に続く！ 途中藪の中で念願の白花に遭遇！花弁の後への巻き込みが気に入らない！等と思いながら写真を撮ったので、なんだか花弁がはっきりしないし写りになってしまった。神罰である！ 登山道は日当たりのよいところを通っているのか、花はおおむね登山道の両サイドに多い！と言うか？雪の融けているところにはカタクリが群生している感じである。 せっかくの山頂ではあるが、遠くの山々は霞んでしまっているし、時間も中途半端なので避難小屋の内部を観察してすぐに下山を開始した。
	＜鳥居杉＞	＜踊り岩＞
	１１：２０　山姥平 残雪が多いので山姥コースを諦めて往時を辿ろうかとも思ったが、時間に余裕があるし登山道を外しそうになったら戻ればいいさ！と、安易な気持ちで山姥コースに突入。これが良かった、またもや白花のカタクリを発見！もちろん昨年発見した場所とは別、これで今日は３輪見つけられると自信を持ったが、雪の様子が違うからなのか昨年の場所が分からなく、結局２輪だけになってしまった。 それからも、雪渓の両サイドの雪が解けたところには必ずカタクリの群落が有るので、雪渓を通るたびに登り返して、目を皿のように白花を探してきたが見つけることは出来なかった。 １２：３０　山姥の祠 山姥の踊り岩の上で上路方面の新緑を楽しみながら優雅な昼食！ １３：１５　山姥林道終点駐車場 山姥平から思ったより遠かった！が、迷うことなく無事に下山することができた。やはり２度目になると安心感が違う！
	＜山姥林道の様子（残雪が多いので車は侵入できない）＞
[以下今回出会えたお花達]
	[雑　感] 結果的に言えば来るのが少し遅かった。 と言うのも、白のカタクリが若干老い過ぎて花弁の一部が変色し始めていたからなのだが、今回以上に残雪が多いと花数が少なくて物足りない感じもする？？？ 花のタイミングは難しいものである。 来年は思い切ってうんと遅い時期に来てみたらどうなんだろうか？
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