鞍掛山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年6月2日  矢立石登山口から一部周回(単独・日帰り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワザクラやユキワリソウとの区別は良くわからないが、

鞍掛山には、クモイコザクラと言う花が有るそうで、これも以前から時期を狙っていた。

NETで調べると既に咲いている写真もちらほら・・・、こりゃ〜急がにゃいかん!

天気予報は100点満点ではないが、じっとしているわけにはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<ルート図(山梨のNさんに戴いたGPSデーターを参考にしました)>(地図をクリックすると位置図が開きます)

 

 

 

 

 

 

 

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<矢立石登山口駐車場>

 

<尾白川林道の新緑>

 

 

7:00 矢立石登山口

登山口手前の駐車スペースはほとんど満車状態!隅の方に何とか止めて出発!錦滝の急傾斜を降りに使うのが嫌なので、今回も錦滝経由で向かうことにした。

 

 

 

 

 

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<フタリシズカ>

 

<クワガタソウ>

 

 

能の謡曲「二人静」の中で、

静御前の霊とその霊に憑かれた菜摘女(なつめ)が舞を舞う姿にこの花を見立てて、

フタリシズカの名が付いたとされ、1700年代に書かれた「和漢三才図絵」にも記載されている。

 

 

 

 

 

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<錦滝(よーく見るとクモイコザクラが右の滝の先端付近に見える)>

 

 

 

 

 

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<錦滝のクモイコザクラをズームアップ!撮れていないと思ったが、帰ってみたらなんとか写っていた。>

 

 

7:45 錦 滝

登山口の奥のスペースにも結構な数が駐車してあった。みんなが皆、鞍掛山に向かうのではないだろうが、人気の高さが窺がえる。

2月に日向山に来た時には良く見られた甲斐駒ケ岳だが、今日はすっかり雲の中!赤いツツジが満開ではあるが、その他の花も見られず退屈な林道歩き。

NETで調べたとおり、滝の岩にはクモイコザクラが沢山生えている。滝の水量が多く、写真を撮ろうにも水しぶきがかかるのでおいそれとは撮れない!というのも、手の届く低いところには生えていないからであるが、一説によれば手の届く範囲は盗掘されたとのこと!本当ならば、誠に残念で悔しいことである。

 

 

 

 

 

 

 

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<鞍掛山へのショートカット分岐(直進が雁ヶ原>

 

<ショートカット登山道の様子>

 

 

 

 

 

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<錦滝へのショートカット分岐(上の稜線側)>

 

<左のツツジをアップで>

 

 

 

 

 

9:00 稜線登山道との合流地点

ちょっと残念な思いで、錦滝コースの急登に挑む!2月のときには凍結していて難儀したが、今回は当然雪等一切なく快適に高度を稼ぐことができる。やがて登山道は緩やかになってきて、日向山(雁ヶ原)に向かう登山道を右に分けて直進(真新しい標識に「鞍掛山」と書いてある)、最初は少し登るが次第に高度を下げてやがて登り返して稜線に到着!ミツバツツジかムラサキヤシオかわからんが、ツツジが綺麗である。

 

 

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<甲斐駒ケ岳が見えてきた>

 

<駒岩分岐>

 

 

10:30 駒 岩

暫くはツツジの綺麗な急登が続く、やがて何時咲くのかわからないがシャクナゲの多い急坂になり、暫くすると緩くなって駒岩の広場に到着。途中何カ所か展望台のようになっているところがあり、さっきまでは見られなかった駒ケ岳の雄姿が楽しめた。

 

 

 

 

 

 

 

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<クモイコザクラ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<鞍掛山山頂>

 

<展望台>

 

 

 

 

 

 

 

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<展望台から甲斐駒ケ岳のパノラマ写真>(写真をクリックすると大きくなって動きます)

 

 

 

 

 

 

 

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<展望台に有った道祖神?と祠の観音様?>

 

 

11:20 鞍掛山山頂

駒岩の手前で出会った下山者にからクモイコザクラは咲いていてその場所も分かりやすい、と聞いて心配事が一つ減った気分で、駒岩から右に折れた急坂を降る(直進すると大岩山)。鞍部に到着して目の前の岩を眺めたが見当たらない!その気配を感じたのか、下の方で先行者がここだよと教えてくれた。

行って見れば大きな岩場にピンクの可愛らしい花がくっついている。念願のクモイコザクラとの逢瀬瞬間である!

ゆったりと写真を撮ってから花の岩の前を通過して山頂に向かう。かなり急な登山道、しかも踏み跡がいっぱいあって時々迷ってしまうが、人の歩けるところを歩けば良い。やがて平坦なところについて先に進めばピークと言えばピーク、展望が全くないので山頂標識が有ることで山頂とわかる。

 

11:30 展望台

山頂標識の下に真新しい展望台への方向標識、その示す方向への微かな踏み跡を辿っていくと、駒ケ岳方面が開けた大きな岩の上に到着!分解された祠の部品をまとめておいてある展望台で左に鳳凰三山、右には大岩山らしい山、雄大なパノラマが広がっている。東の八ヶ岳方面の展望は無いので180度の大パノラマとでも言おうか?・・・。

 

 

 

 

 

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<帰路にもう一枚>

 

 

<鳥居杉>

 

<踊り岩>

 

 

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<イワカガミ>

 

<キバナノコマノツメ>

 

 

 

 

 

 

 

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<正面が甲斐駒ケ岳手前の左が鞍掛山>

 

<霞んでいるのが鳳凰山>

 

 

 

 

 

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<オベリスクをズームアップ>

 

<雁ヶ原(中央を真直ぐに進むと鞍掛山>

 

 

 

 

 

 

 

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<八ヶ岳と雁ヶ原>

 

 

 

 

 

 

 

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<日向山から甲斐駒ケ岳方面(甲斐駒の左手前が鞍掛山?>

 

<白州町から甲斐駒方面>

 

 

14:20 稜線の錦滝分岐

展望台で食事を摂ったり写真を写したり隣の岩場に行ったりして、優雅な時間を過ごした後12:20山頂を出発。日向山から登って錦滝に降ると言う、往時でお会いしてから一緒に歩いた山梨のNさんと別れて、雁ヶ原への稜線ルートを辿る、今朝歩いた稜線へのショートカットルートがいかに効率的だったかが実感できる、長くて険しいルートを(ちょっと大げさかも?)こなして、白い砂の雁ヶ原についてホッとした。

 

15:00 日向山山頂

 

16:00 矢立石登山口に帰着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

現地で見たクモイコザクラはすごくきれいに見えたのだが、帰ってから写真を大きくしてよく見ると、色がくすんでいるものや虫に食われたものなどが結構目立っていて、必ずしもタイミングが合ったとは言えない状態であった。また、錦滝のものは涸れて変色したものも目立って、高度によって劣化の進行が違うことが分かった(ような気がする)。以上から考えると、今年は10日くらい前が最盛期だったように思える。(大胆に推測するならば、気候の安定した平年ならば5月の中旬かな?)

それでも、中には蕾をもったものもあって、可憐で可愛い花というイメージは、変わらない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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