霧訪山(きりとうやま)

 

 

 

 

 

 

2010年4月25日 北小野コースから左回りコース周回(単独・日帰り) 

 

 

 

 

 

 

この山の山頂にはオキナグサが自生しているという。

毎度のようにNetでいろんなホームページを見て、この時期を設定した。

不安定な天候が続く中、やや遅いかと思ったが、晴天を優先してこの日にした。

なお、この山は1300mちょっとの山ではあるが、

一目千里と言われ、凄く展望の良い山らしい・・・

 

[信州山岳ガイドより]

きりとうやま、という。塩尻市と上伊那郡辰野町の境にある里山である。

 しかし、単なる里山ではないところにこの山の魅力があるのだろう。ほとんど日本列島の真中に位置していることは、東山

ろくにある国道153号線(旧伊那街道)に善知鳥(うとう)峠があり、日本海側と太平洋側との分水嶺になっていることでもわ

かる。つまり、位置からして展望に優れている山である。
 かつては樹木が繁っていたが、数年前から登山道の整備にともなって頂上の樹木がほどよく伐採され、360度の展望とな

った。2000年5月には展望案内盤が設置され、南東山ろくの小野地区入山口には広い駐車場も設けられ、ますます人気の

高い里山となっている。

 また、この山の北へは松本盆地の南端まで山並みがのびていて、そこの塩尻市下西条区と連携してトレッキングコースが

整備されている。この山を中心にして、北へ西へとコースをとれば、1300メートル以下の山としては山岳県信州においても

珍しい里山縦走さえできる。

 

 

 

 

 

 

<安房トンネル手前にて笠ヶ岳>

 

 

 

 

<案内図>

 

<ルート図(コースはかなりいい加減です)>

 

 

 

 

<北小野地区の登山者用駐車場>

 

<登山口>

 

 

 

<登山口の注意看板(大きい看板の真下に注目)>

 

 

 

 

<避難小屋>

 

<急坂の登山道>

 

 

 

 

<山 頂>

 

<山頂標識と北アルプス>

9:20 避難小屋

駐車場からは農道を経て立派な標識のある登山口に至る。さっそく登山道に踏み出そうとしてびっくり!看板の下に何やら動物・・・、

キツネ?と思いきや良く似た木の株で思わずニンマリ!

登山道はいいきなり急な階段、ハイプラ?で作られた立派なもので、「信州山歩き地図」によれば257段あるという。

急坂が終わってなだらかになったところに、送電鉄塔が有ってその横に「かっとり城跡」の標識が設置してある。

そこからしばらく行ったところに三角のテントのような形をした避難小屋、中は土間のままであるが避難小屋としては十分である。

 

9:50 霧訪山山頂

途中に展望の良い休憩適地が有るが、急ではあるものの距離的に短いこの山では、休憩の必要はあまりないので写真を撮ってその

まま進む。

相変わらずの急坂ではあるが、次第に頭上が開けてきていきなり山頂広場に出る。

山頂には二カ所?に縄張りがしてあってオキナグサの有り場とわかるが、いくら眺めても見当たらない。

静岡からの御夫婦にオキナグサのありかを教えてもらった。大きい株は祠の横に隠れているし、もう一個の方は小さいので目立たな

い!結局、山頂には4株あったが、時期的に早くてみな蕾、超がっかりした瞬間である!やはり変則天候が災いしたのだろうか?

今回は、昼食の用意をしてこなかったので、ゆったりと蕾が開花するのを待っていたのだが、そのくらいの時間では成長するわけもな

く、当然のように何の変化もなかったので下山することとした。(10:40山頂出発)

 

 

 

<山頂の祠と左オキナグサ>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<オキナグサは4株有っただけ・・・>

 

 

 

 

<登山口に帰着>

 

<駐車場>

11:30 駐車場帰着

いつものことだが登ってきた道をそのまま降るのはもったいない気がする!

僅かな記憶であるが、信州山歩き地図でここの周回コースを見たような気がしたので、山頂の人たちに聞いてみたが要領を得ない!

いずれにしても展望が有るので迷うことは無いだろうと、稜線上の道を西に向かうことにした。

暫く行くと右に烏帽子山?の標識を分けてさらに先に進むと、北小野集落方面に向かっている分岐が有ったので迷わずそちらに向か

った。

全体的に降っているが、傾斜は登ってきた登山道よりは緩やかで歩きやすい。

やがて樹間に林道らしきものが見えてきて、下の方では軽トラックが下って行くのが見えた。

更に降ると右手に砂防堰堤が見えて、林道とぶつかった!周りには標識らしきものは何も見られない。その林道をさらに降っていった

ら、登山口にたどりついた。

 

 

 

[雑 感]

う〜ん!残念至極!

この山のオキナグサはすごく期待していたので落胆が大きい。

それにしてもこんなに咲くのが遅いなんて・・・?

山頂の展望は確かに360度でいろんな山が見られる。

が、何故か感動が少ない!理由は自分でもよくわからんが、これといって特徴的な展望対象が無いからかもしれない。

なお、今回の周回コースを詳しく見たい人は、「信州山歩き地図」の霧訪山をご覧ください。丁寧なマップが載っています。

[HOME]