藤原岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年4月14日 茨川から西尾根・治田峠周回(8名・日帰り)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水曜会の催行案内がジオンさんから届いた。

行先は藤原岳、3月の終わりに行ったばかりなのだが、今回は滋賀県側から登るとのこと!

俺が単独で行けるようなルートでは無く、面白そうなので是非にとお願いした。

天気予報は悪くは無いが、冬型の気圧配置である。

メンバー的にも、時期的にも

2007年の霊仙山の時のドカ雪を髣髴させるがはたして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<ルート図(乱丸さんのGPS軌跡を参考にさせて戴きました)>

 

 

 

 

 

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<林道茨川線の終点>

 

<いきなり渡渉>

 

 

8:12 茨川林道終点登山口

深夜割引に間に合うように出発して八日市I.Cを経由して永源寺近くの集合場所に向かう。

皆さんも時間通り集合して登山口に向かって約1時間で林道終点に到着、終点といっても先が崩壊していて進めないだけだが・・・

 

 

 

 

 

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<滋賀県立八幡工業高校の山小屋?>

 

<名古屋大学ワンダーフォーゲル部茨川小屋>

 

 

 

 

 

 

 

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<集落跡>

 

<神社>

 

 

 

 

 

 

 

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<はっきりした踏み跡>(撮影ジオンさん)

 

<薄い踏み跡>(撮影ジオンさん)

 

 

9:40 B地点にて休憩

いきなり谷の渡渉から始まった!渡渉したらすぐにワンゲル小屋、周りはかっては集落が有ったような痕跡、その先の神社前でも渡渉してさらに茶屋側を遡行する。

先日の降雨で川の水量が多く、渡渉の都度若干ではあるが苦労した。ので?適当なところでかすかな踏み跡を見つけて、A地点あたりで左岸から川から離れることにした。

それまではそれなりに、しっかりした踏み跡や薄いながらも道のようなものが有ったが、ここにきてまったくなくなってしまった。

乱丸さんがGPSを持っていて現在地が分かっているのでなんら心配は無いがとりあえず休憩!

 

 

 

 

 

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<天狗岩が見えだした>

 

<西尾根に出て藤原岳が見えている>

 

 

10:40頃 西尾根ルートと合流

休憩後暫く蛇谷支流の沢沿いに中腹をトラバース、やがて傾斜が急になってきたので一気に尾根筋に向かって直登!ザレぎみの急登は滑りやすくて結構草臥れた。

尾根に到着して、休憩が寺周りを眺めるとかすかな踏み跡、その先には古いながらもビニールテープの印も・・・。どうやらこの尾根も、かっては登山道として使われたこともあったのかも?さらに先に進むにつれて踏み跡がはっきりしてきたような気がした。やがて主尾根と合流、当初に目的の西尾根に到着したのである。

 

 

 

 

 

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<山頂付近の樹氷>

 

<天狗岩アップ>

 

 

 

 

 

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<御坂峠>

 

<山頂での食事風景>

 

 

 

 

 

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<孫太尾根方面>(撮影Dolphyさん)

 

<正面御池岳・右が天狗岩>(撮影Dolphyさん)

 

 

11:50 藤原岳山頂

西尾根に取り付いてからも急登は続いた。やがて名前はわからんが茨のある灌木地帯に入ると福寿草の群落!すでに時期を逸しているのが多いが、中にはまだ若い蕾も・・・、天候が良ければ開くのだろうが、乾いた雪交じりの強風のもとではしっかりしぼんでしまっている。

また、節分草の群落も同居しているがこちらは全く花の気が無い!それにしても寒い、茨の灌木には樹氷もついてしまっている。

記念撮影を済ませて、風を避ける場所を探して昼食。

俺はパンを持参していたのだが、カレーうどん御汁粉おにぎり等々を皆さんからいただいて満腹!どうもありがとうございました。  謝謝!

 

 

 

 

 

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<御池岳ズームアップ(樹氷が見えている)>

 

 

13:20 下山開始

まずは孫太尾根方面に降る。すぐにミノコバイモ発見の報!さっそくみんなで撮影タイム、近くにはアマナも・・・

尾根を離れて急傾斜のくだりになっても、コバイモ次々と現れて写真撮影で皆さんと離れてしまった。

 

 

 

 

 

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<アマナ>

 

<ミノコバイモの蕾>

 

 

 

 

 

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<ミノコバイモ>

 

 

 

 

 

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<ミノコバイモの内臓>

 

 

 

 

 

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<今回辿った尾根など(正面が藤原岳・迷い尾根と治田峠の間にて>

 

 

 

 

 

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<ベニバナミヤマカタバミ(かなりブレているがあえて・・・)>

 

<ネコノメソウ>

 

 

 

 

 

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<ミツバツツジ(林道茨川線にて)>

 

 

14:40 治田峠

途中何度か遅れてしまったが、その都度皆さんが待ってくれていた。

峠から沢に降り切るまでも中々の傾斜、膝が笑い出してきた。沢についてからは、登山道の無く小さな沢を降り砂防堰堤に到着、そこからは茨川林道の先っちょと思われる快適な林道歩き。やがて自分たちの車が見えてきて最後の渡渉、無事下山官僚である。

 

 

 

 

 

[雑 感]

結構早くに本来の登山道と離れたが、GPSとこの付近の山に詳しい皆さんのおかげで、楽しくてスリリングな登山ができた。

以前からGPSは欲しいと思ってはいたが、手が届かず具体的にどのようなものかも理解していなかった。

今回、それを目の当たりにして、真価が理解できたような気がする。低山の登山や雪山には欠かせないツール、是非とも手に入れたいものである。

さすがに花の百名山!やや中途半端な時期ではあるがいろんな花に出会えた。中でも多くのミノコバイモ、こんなにたくさん見られるとは夢にも思っていなかった。

また時期を違えて訪れたいものである。

今回も皆さんにごちそうになってしまった。ジオンさん・和たん・乱丸夫妻・ドルフィーさん・長さん・福ちゃん、改めてありがとうございました。

これに懲りず次回もお誘いください!鍛えておきますか・・・

前回ほどではないが、結構荒れた天候になってしまった。やはり俺が荒れ男なのだろうか?(本人はあまり自覚していないようだが・・・)

 

 

 

 

 

 

 

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