燕　岳
２００９、７、　２０　中房温泉登山口からピストン（単独・日帰り）
最近は花紀行みたいになってきている。 この際ついでだから、高山植物の女王を見に行こうと考えた。 予報を見ると、長野の方が良い天気見たい・・・ ということで、この燕岳に行くことにしたが、この時期は初めてなので楽しみである。
＜乗鞍岳＞	＜中房温泉登山口＞
７：２０　登山口 自宅を５：５５に出発！綺麗な朝焼けに乗鞍岳のシルエットがくっきりと見られた。 信濃坂にさしかかったところで、すれ違ったタクシーの運転手が、駐車場はすでに満杯だと教えてくれた。昨日は雨だったので山に行ってる人は少ないと思っていたの だが、考えてみれば山連休の最終日！当然と言えば当然である。それども、駐車場が空いているかも？などと淡い期待を抱いていたがやはり満車！ かなり手前での路上駐車も覚悟していたが、運良く温泉橋の１００ｍ位下流に止められた。
＜富士見ベンチから富士山・南アルプス＞	＜富士山をアップ＞
＜合戦小屋のスイカ販売＞	＜向うに針の木・蓮華岳・餓鬼岳＞
８：００　第一ベンチ　　８：２０　第二ベンチ　　８：５５　第三ベンチ　　９：２０　富士見ベンチ 快晴とは言えない天気なので、富士山は見られないと思っていたが、薄っすらとだが見ることができた。なんだか得した気分！ 駐車場の満車の理由は、宿泊登山者のせいだったらしく次から次と下山者に出会う。中には、数十人単位のツアーもあってすれ違いでペースを乱される感じ！ ９：５０　合戦小屋 名物のスイカは、１／８ワンカットが８００円なのに行列ができていて、飛ぶように売れていた。貧乏人のおれは、写真撮影だけで先に進む。
＜槍ヶ岳が見えてきた＞	＜コイワカガミ＞
＜燕岳の山並みが見えてきた＞	＜ヒメイチゲ＞
＜チングルマ＞	＜ツマトリソウ＞
＜北アルプスの山々＞（写真クリックで動くパノラマ写真）
１１：００　燕山荘 小屋の前では大勢の人が食事をしたり写真を撮ったり、それぞれに寛いでいるがコマクサの写真をゆっくり撮りたい俺は、ここも早々に出発して山頂を目指す。
＜ミツバオウレン＞	＜コケモモ＞
＜コマクサ・ミヤマダイコンソウ＞
＜定番！イルカ岩と槍ヶ岳、右向うは笠が岳＞
１１：４０　燕岳山頂 斜面という斜面には夥しい数のコマクサが咲いているが、何故かしらほとんどが黒ずんだ感じで美しさに欠ける！風も強くなってきて、なかなか写真が撮れない。 美しく咲いた、コマクサを捜して更に北に向かって進む。最終目的は北燕岳の山頂・・・
＜ライチョウママ＞	＜雛ライチョウ＞
＜シナノキンバイ＞	＜ミヤマカタバミ＞
オオバキスミレ＞
＜オオサクラソウ？＞	＜ハクサンイチゲ＞
＜お花畑（下左の写真の人のいる所にて）＞
＜この斜面は花がいっぱい＞	＜立山方面をアップ＞
１２：１５　燕岳直ぐ北のピーク東側のお花畑 このピークは、山頂にも立てるがふつうは東側を巻くようである。その巻道に入ってびっくり！ミヤマキンポウゲを主とした広いお花畑で、かなりきれいだ！更に進むと這 松の横にはオオサクラソウと思われる花が、かなり広範囲に群生していてピンク色に輝いている。残念ながら、きれいに咲いているオオサクラソウは斜面の上の方に有 って、マクロでの撮影はできなかった！それでも、はじめて見た派手な光景に綺麗なコマクサ探しは、どうでも良くなって帰路に就くことにした。
＜コマクサの群落＞
＜コマクサと槍ヶ岳＞
＜本日最高の美人コマクサをアップ＞
＜アオノツガザクラ＞	＜五色ヶ原と烏帽子岳をアップ＞
＜燕　岳＞
＜ガスがかかってきた＞
１３：２０　燕山荘帰着 途中の這い松の横で、色は若干薄いが傷の無い綺麗なコマクサの一群を見つけて大満足！ 昼食用にパンは買っていたが、水分のあるものが食べたくって、さっきのスイカで節約した分を放出して山菜ラーメンを・・・、みみっちいな！ １３：４５　下山開始　　１４：３０　合戦小屋　　１４：５０　富士見ベンチ　　１５：１０　第三ベンチ　　１５：３５　第二ベンチ　　１５：５５　第一ベンチ １６：２５　中房温泉登山口帰着 駐車場はすでにガラガラ！
［雑　感］ 今回も、運良くタイミングの良い花見ができた。何故か分からないけどコマクサのほとんどが、黒ずんで見えるのが気になったが、他の処のもそうなんだろう か？（良く見ると傷が付いているような・・・）
［ＨＯＭＥ］