寺地山
２００９、７、１５　飛越新道〜寺地山〜池塘群往復（単独・日帰り）
今回も、自宅を出たときの目的地は鍬崎山だった。 が、カーラジオでの天気予報は余り良くない！ 大分迷った挙句、なるべく近い山に変更することにした。 ２００３年６月に北の俣岳に登った時に、 ニッコウキスゲの群落が有ったのを思い出し、この時期ならば開花しているのでは？ と、淡い期待を抱いて目的地に設定！ 時間的に北の俣岳までは行けないので、池塘群辺りまで行くことを目標とした。
＜概略コース＞
＜登山口の標識＞	＜ここを降って前方の山に登る＞
７：１５　飛越トンネル登山口 曇っていて風も強かったが、せっかく来たんだからと準備を整えて出発！駐車車両も無く淋しい山行き・・・・
＜水芭蕉と登山道が同居＞	＜１８００ｍ付近からニッコウキスゲが現れる＞
＜ハルリンドウ？＞	＜ここを降って前方の山に登る＞
＜おびただしい数のハルリンドウ＞
＜１８２０ｍ地点・神岡新道（左）との分岐点＞	＜久しぶりのミヤマママコナ＞
８：０５　くま洞峠 登山口からのいきなりの急登に、２００３年に来た時のトレーニング用にテントをザックに忍ばせてきて、帰りにバテてしまったことが思い出される。 ９：２５　仙人峠（１８２０ｍ地点・神岡新道分岐） う〜ん、前回よりかなり時間がかかっている！全然休憩していないのに何でかな〜？？？ ニッコウキスゲは、仙人峠手前から現れ始め、曇天なのだが鮮やかな黄色が雰囲気を明るくさせる。 ニッコウキスゲの群落の足元には、ハルリンドウ？が無茶苦茶多くて数えられない！ワタスゲもあるが、こちらはまばらでもう少し多くなければ！等とニッコウキスゲの 素晴らしさに思わず欲が出てしまう。
＜ニッコウキスゲの群落＞
＜パノラマ写真にしてみました＞（写真をクリックすると動くパノラマ写真へ）
＜ワタスゲも＞	＜鏡池＞
＜鏡池のトンボ（名前不明）＞
＜寺地山山頂＞	＜遠くには剱＞
１０：２０　鏡池 ここまでに何ヵ所かのニッコウキスゲの群落地があって、素晴らしくきれいなのだが思ったより花の種類は多くない。 １０：４０　寺地山山頂 山頂手前の急登には手を焼いたが、何とか展望の無い山頂に到着して一安心！
＜コイワカガミ＞	＜北の俣岳の雲がとれた！＞
＜北の俣岳と笹原？＞
＜薬師岳も見えてきた＞	＜池塘、右のピークが寺地山＞
＜北の俣の池塘群＞
＜タテヤマリンドウ？＞	＜池塘の縁にはモウセンゴケがびっしり＞
＜タテヤマリンドウ？＞	＜コメツツジ＞
＜池塘とイワイチョウ＞	＜チングルマの穂（今年のなのかな〜？＞
＜池塘の縁の植物達＞
１１：３０　北の俣避難小屋分岐 寺地山の少し先で展望がよく、剱岳から笠が岳までが見渡せる筈なのだが、笠が岳はどこに有るか分からないくらいガスがかかっている。 １１：５０　池塘群 池塘群を眺めながら昼食を摂ろうと一頑張り、急傾斜の木道を登る。 この頃には、天気が良くなってきて展望も開け、薄日も照ってきて強風なのだが温かみすら感じられるようになってきた。日が当ってる間に、と大急ぎで昼飯を食って 早々に（１２：００）下山開始！
＜ミヤマママコナ＞	＜ゴゼンタチバナ＞
＜ワタスゲとニッコウキスゲのお花畑＞
＜ニッコウキスゲ三態１／３＞	＜ニッコウキスゲ三態２／３＞
＜ニッコウキスゲ三態３／３＞	＜飛越トンネル手前駐車場（電柱の辺が登山口）＞
１２：２０　避難小屋分岐 １３：１０　寺地山山頂 １３：３０　鏡池 池を過ぎたところで、今日初めての登山者と遭遇！ １４：２０　仙人平 バテてしまって休んでいたところで、先ほどの登山者が下山してききて追い抜いて行った。 １６：００　飛越トンネル駐車場帰着 下の方に駐車場が見えだしたところで、天候がにわかに悪化！今にもザーっと降り出しそうな気配に、バテてはいたが猛ダッシュ！お陰で、車に乗ったところで土砂降 りに雨になったが、かろうじて濡れなかった。
［雑　感］ 今回も、予定外で思わぬニッコウキスゲの満開に出会えた。群落の規模も想定していた以上に大きくて、なかなかの見栄えだった。 鏡池の手前から先は、まだまだ蕾が多くこれからが楽しみである。 ハルリンドウと思われる花は、無限大といえるほど咲いていた。また、池塘付近では青と白のタテヤマリンドウ？も見られたがどちらのリンドウも名前ははっきりとはして いない。（前々からだが、この手の花名は俺の中で混沌としている）
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