白鳥山

 

2009、5、19  坂田峠・山姥コース周回(単独・日帰り)

 

以前からこの山のカタクリが気になっていた。

相当な規模の群落らしい!それに白いカタクリも見られるらしい?

開花状況や、残雪の状態は、かいもくわからないが、

この晴天も明日までらしいので、とりあえず出かけてみることにした。

 

 

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<坂田峠駐車場>

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<白鳥山登山ルート図>

 

<坂田峠(この先が白鳥山経由白馬方面)>

 

 

 

4:40 自宅出発

7:50 坂田峠駐車場

色々調べてみた結果、我が家から新潟方面へは東海北陸自動車道を使わず、R41号・R360号・R41号・北陸自動車道のルートが効率的なようである。

カーナビには山姥林道が網羅されていないらしい、仕方ないので分岐をゴールにセットして出発!

ちょっと心配だったが、要所要所にある白鳥山の標識のおかげで迷うことはなかった。

駐車場は、写真以外にも山姥ノ洞のほうに少し行ったところに、大きなのがあった。

また、そこから先の山姥林道は通行止めになっていたが、車が一台とまっていた。きっとここから徒歩で山姥コースを登ったのであろう。

 

 

 

 

 

 

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<登山道の様子>

 

<カンアオイも多い>

 

 

 

 

 

 

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<シキワリ水場>

 

<水場のシラネアオイ>

 

 

 

8:50 シキワリ水場

峠からいきなりの急登で水場近くまで続く、やや緩くなって谷伝いに行くときれいな水が出ている水場である。

近くにはシラネアオイが数株、満開だった。

 

 

 

 

 

 

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<イワナシ>

 

<焼山・火打山?方面>

 

 

 

 

 

 

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<源太夫山方面>

 

<タムシバも多い>

 

 

 

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<源大夫山方面のパノラマ>(写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)

 

 

 

 

 

 

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<登山道脇のカタクリの群落>

 

 

 

 

 

 

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<白鳥小屋が見えてきた>

 

10:00 山姥平

水場からほんの少しの間雪渓歩き!先行者の踏み跡が先に進んでいるが左側に登山道がある。

少し迷ったが登山道通り進むと、さっきの雪渓が右側に見えて、先行者はここで再合流した模様。

やがて、雪渓が大きくなり登山道も緩やかになったころ、登山道沿いの雪解けの間にカタクリの群落が表れ始める。この断続的なカタクリの群落は山頂まで続いた。

また、展望が開けてきて残雪と新緑、さらに所々に見られるタムシバの白等、コントラストが見事である。カタクリが現われ始めてから少し先に「山姥平」の標識、ここ

で右側から来た山姥コースと合流する。山姥コースへの案内標識はあるが劣化していて読みづらい!

 

 

 

 

 

 

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<イワウチワも健在>

 

<白鳥小屋に到着>

 

 

 

 

 

 

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<白鳥小屋の内部>

 

<白鳥小屋の先の新緑>

 

 

 

10:40 山頂到着

山姥平ではイワウチワも現役!カタクリと競い合うように咲いている。また、登山道脇の藪の中にもカタクリの群落がいっぱい!

白花が見つからないものかと、キョロキョロするがなかなか見つからない!

山頂小屋は立派な作りで、好奇心で中を覗いてびっくり!凄くきれいに使ってあるのだ、こんな小屋なら一晩ぐらいとまってみたいものである。

展望があまり利かないので、水場まででもと思い先に進んでみたが水場は分からず、展望も変わらないので戻ってきた。二階建て小屋の屋上は展望台のように

なっていて、かなり展望が良さそうだが、鉄梯子が長く垂直なので高所恐怖症気味の俺としては遠慮せざるを得ない!(大分迷ったが・・・)

 

11:30 山姥平

しかたないので、カタクリの白花探査や写真撮影に時間をかけて分岐まで来たが、同じコースをたどるのは面白くない!

かなり踏み跡が不鮮明で自信はないが、時間が早いので迷ったら即戻ればいいと山姥コースにチャレンジすることにした。

 

 

 

 

 

 

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<鳥居杉>

 

<タムシバ>

 

 

 

 

 

 

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<ようやく一輪が見つかった>

 

 

 

 

 

 

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<鼓ヶ滝>

 

<山姥ノ洞>

 

 

 

 

 

 

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<山姥の踊り岩から上路の里方面>

 

<山姥林道終点駐車場の案内図>

 

 

 

 

 

 

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<山姥コース登山口>

 

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<坂田峠大駐車場>

 

<親不知の栂海新道登山口>

 

 

 

11:40 鳥居杉

取り合えず、ここまで来られた!尾根道ばかりで雪渓横断が無かったので何とか来られた。タムシバの写真を撮っていると、向うから登山者が・・・・

これ幸いと情報交換!というより俺の情報収集!暫らく先の雪渓は標識もなく非常に分から辛いとのことだった。覚悟して雪渓に挑むと、なるほど先の登山道が見え

無い!予め覚悟していたので雪が解けてかなり薄い足跡を忠実に辿って何とか次の登山道に辿りつけた。

ホッとして歩いていると、足元に白いものが・・・、そうです!白いカタクリが1輪足のすぐ傍に、感動の一瞬!宝くじで1万円当たったくらいの感動・感激!

 

12:20 山姥ノ洞

途中、鼓ノ滝の落ち口をビビりながら渡渉、ここまでは相変わらず踏み跡がくっきりしていない。小さな沢沿いに降って左に曲がると、山姥ノ洞の標識が倒れている。

その横の大岩が踊り岩、岩の下の穴が山姥ノ洞である。

山姥ノ洞からは、急な階段ではあるが立派な登山道?遊歩道?・・・新緑を楽しみながら余裕の下山。

やがて大きなミズナラ?の木が見られたら、山姥林道終点の駐車場に到着。

ここで、安堵の遅い昼食!あとは、立派な林道歩きで元の駐車場へ、思ったより近かった!

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

一時は、白花のカタクリは諦めたが山姥コースを辿ったおかげでめでたく出会うことができた。人間、欲なもので更に二・三輪見たかった。

それにしても、カタクリやイワウチワの群落は素晴らしい!(他に、キクザキイチゲなども見られるらしいが、まだ早すぎるのか?)所々ではあるが新緑の間のタムシバ

もなかなか良い!来年も訪れてみたいものである。その時は次の山頂まで足を伸ばしたい。

 

 

 

 

 

 

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