南 岳 |
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009、9、16〜17 新穂高から往復(単独・一泊二日) |
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前回の聖岳では、体調不調なのか?体力不足なのか?はたまた装備不良なのか? かなりグロッキーになっての帰宅であった。 今回は、それを検証?するために慣れた山で、ザックを古いのに戻し、 「ゆったり」を目標に、一泊でも朝日・夕日が楽しめる?この山とした。 天気予報は、台風が日本を窺っているものの二日ともベターで、綺麗な日の出・夕日が期待できそうである! |
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[一日目] |
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<新穂高無料駐車場> |
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<白出沢からジャンダルム方面> |
5:50 新穂高無料駐車場 新穂高から南岳新道で南岳までの標順所要時間は8時間半、一応6時出発予定だったが気が急いたのかやや早く出発で来た。 6:45 穂高平への夏季近道分岐 7:10 穂高平 8:10 白出沢出合(標順所要時間より20分遅れ) 白出沢出合からジャンダルム方面を眺めると、ヘリ墜落事故の調査をしているらしいヘリコプターが盛んに行き来しているのが見られた。(この日は一日中このヘリの音が 絶えなかった) |
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<滝谷> |
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<ゴゼンタチバナの実> |
9:50 滝谷出合(標順所要時間より10分遅れ) |
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<槍平小屋> |
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<南岳新道2700mの標識> |
11:00 槍平小屋(標順所要時間より10分遅れ) ここまでの標順所要時間の遅れはテント装備ならば普通か?かなりくたびれてきたし、良い時間なのでここで特製?カレーライス(900円)を注文しての昼食。 サービスなのかどうか?ご飯の量がずば抜けて多く、さすがの俺も残してしまった。が、旨かった!11:20南岳に向けて出発。 |
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<ウラシマツツジ> |
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<ウサギギクがまだ残っていた> |
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<南岳小屋に到着すると(足が長く見える)・・・(向うは常念平)> |
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<夕焼けショーの開始!> |
15:00 2,700m地点 標高2,300m(槍平小屋付近の2,000mから100mおきに標識あり)までは梯子・階段の連続する急登! 2,400m〜ここ2,700mの手前までは、石がごろごろして歩きにくく長〜いジグザグ道、ここはかなり飽きてきて嫌になってきたが、途中に日本のブルーベリーであるナ ツハゼの実が熟していたので、これを口に入れながらゆっくりと登ってきた。 16:30 南岳小屋(標順所要時間より1時間10分遅れ。合計1時間50分遅れ。) 予め小屋の手前で休憩をとって、見かけ上元気な様子で小屋に到着することにした。 小屋の前で寛いでいた女性が俺に、太陽を背にしてきたので輝いて見えた!なんて本当のことを言ってくれた。 前の方(常念岳の方)を見ればガスがかかっている、この条件ならばブロッケンだ!絶対にブロッケンが出ていると確信して、件の女性に話しつつ尾根に向かうと、案の定 はっきりとしたブロッケンが現れていた。そのざわめきで小屋からも人が出てきてブロッケン現象鑑賞会・撮影会になった。 その後、テントを設営して笠が岳の方を見ると雲がかすかに染まり出していた。 が、到着してまだビールをやっていないことに気がついて、350ml×1を大急ぎで空けて夕焼けショーに参加。 |
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<アーベントロートに染まる山々> |
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<夕焼けの様子をパノラマ写真にしてみました>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真になります) |
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<大分綺麗になってきた!> |
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<最高潮♪> |
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約40分間にわたった夕焼け・日の入り!半ばには今日はこれまでと多くの人たちが小屋に帰ったが、粘っていたらこれまで黒くてとても赤くなりそうではなかった雲が燃え だして、夕焼けショーが最盛期となった。そして雲海の上の方が帯状に茜色になり徐々にその幅を狭めて本日のショーが終了と相成った。 寒くってたまらなかったが、嬉しかったので小屋に戻ってまたもや350mlで乾杯!その後はテントに戻って恒例の飛騨牛パーティーに突入し、夜は更けていったのである。 |
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[二日目] |
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<起床したら茜色に染まっていた> |
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<富士山も良く見えるぞ!> |
5:15 起床 寒くって眠られなく、夜中にトイレに行った。空を眺めるとまさに満天の星!おまけに富山の方か?街灯かりまでがくっきりと見られる澄んだ空気!多分初めて見た綺麗な 夜空では無かっただろうか? 目が覚めて、テントの中から見上げる空はすでに茜色に染まっており、チョット寝坊した感じ!大急ぎで暖かい服装に替えて朝のショーに参加。 |
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<日の出> |
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<モルゲンロートに染まる北岳> |
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<モルゲンロートに染まる槍ヶ岳> |
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<白山から槍ヶ岳のパノラマ写真>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真になります) |
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<常念平上から横尾根・常念岳方面> |
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<南岳山頂から北穂方面パノラマ写真>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真になります) |
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8:15 下山開始 皆さん、山での日の出は珍しくないようで日の出のショーに参加したのはごくわずか、雲が少なすぎて物足りない気はするものの素晴らしい日の出であった。余韻をかみし めながらパンを持って小屋に行き、セルフサービスのコーヒー(200円)で朝食。その後テントを撤収して南岳の山頂で暫らく散策して下山開始することにした。 |
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<南沢カールには霜が降りていた> |
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<ミヤマリンドウ> |
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<このアザミは綺麗だった!> |
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<ウドの花> |
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<登山道脇に残っていたミヤマダイモンジソウ> |
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<滝谷出合から滝谷ドームを仰ぎ見る> |
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9:25 2,700m地点 途中の高山植物の葉っぱには霜が降りていて白くなってはいるが、さほど寒さは感じられない。 11:55 槍平小屋 丁度昼食時間だったので、ここで中華そば(700円)を注文しての昼飯! 13:00 滝谷 この辺から、愛知からの7名?のパーティー(あるTV局主催の登山教室らしい)と相前後しながら歩くことになる。 14:50 白出沢出合 16:40 新穂高無料駐車場到着 途中の穂高平小屋から新穂高への夏の近道は迂回して林道を降ってきたが、近道を使った先のパーティーのメンバーの時間と比較すると、降りの近道効果は10分弱! と、余り大きな違いが無いことが分かった。 |
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[雑 感] 時間がかかったのはテント装備が重いせいだとは分かったが、帰路県道から駐車場に降る小道では肩や足が痛くて歩くのが嫌になってしまった。訓練不足もあるなぁ〜! さすがは南岳、朝夕の展望は裏切ること無く素晴らしいものを見せてくれた。 最初、奥穂に向かって白出のコルからの展望を楽しむことも頭をよぎったが、事故が起きたばかりで以下のも野次馬っぽく感じたので止めたのだが、ここ数日のあの付近 での遭難の多さは以上かもしれない。 |
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