涸沢(穂高稜線は遠かった!)

 

5月9日〜10日 上高地から(単独・一泊二日)

 

29日の四阿山登山で痛くなった膝を庇いつつ様子を見ているうちに、

天候が悪化してこんなタイミングになってしまった。

膝の痛みも無く、おニューのザック(ミレー・55リットル+10リットル)までも準備、

二泊三日の予定で

中日には涸沢岳もしくは億穂高岳に登って槍の雄姿を見よう!

と大張りきりで出発したのだが・・・

 

 

 

 

 

 

P1050751.jpg

 

P1050744.jpg

<梓川と焼岳>

 

<上高地食堂前から穂高>

 

 

 

[一日目]

5:20 自宅出発

6:10 アカンダナ駐車場

20分にこの駐車場を出発し、平湯のB.Tで乗車券を購入!(ありがたいことにバスの乗り換えはなし)したが、昨年は確か1,800円だったのが2,000円になって

いた。が、安房トンネルの通行料1,500円を考えると格安感は大差ない!

 

7:00 上高地バスターミナル

バスの中から大正池に映る穂高の山々はものすごく素晴らしかった。

このところ恒例となった上高地食堂での朝食。(和定食750円、あまり・・・ではあったが、無料の綺麗で暖かいトイレはありがたい。)7:20分出発。

 

 

 

 

P1050754.JPG

<定番、河童橋袂からの穂高>

 

 

 

 

 

 

P1050771.jpg

 

P1050778.jpg

<ぼちぼちニリンソウが見ごろ>

 

<かわいらしい蕾ちゃん>

 

 

 

8:20 明神

順調なスピードで到着できた。河童橋では思っていたより紅葉が進んでいて驚いた。

9:20 徳沢

明神〜徳沢間のニリンソウは見頃間近か?この時期に通ったのは初めてかもしれないがなかなか良い!

 

 

 

 

 

 

P1050789.jpg

 

P1050796.jpg

<梓川の水面に映る屏風岩>

 

<北穂の滝が見えた>

 

 

 

 

 

 

P1050807.jpg

 

P1050806.jpg

<蝶ヶ岳>

 

<本谷橋からは雪の世界>

 

 

 

10:40 横尾

徳沢から暑さが際立った!途中、崩壊個所を迂回する河原の道路は特に暑く感じた。

ここにきてスパッツを装着しストックも用意して11時ころ出発!

 

12:20 本谷橋

橋まではほとんど雪はないが、なぜかバテてしまって途中で休憩をとったおかげで、到着が遅くなってしまった。

 

 

 

 

 

 

P1050808.jpg

 

P1050811.jpg

<右俣と南岳>

 

<前穂が見えてきた>

 

 

 

 

 

 

P1050818.JPG

 

P1050829.jpg

<鯉のぼりも見えてきた>

 

<屏風岩を振り返る>

 

 

 

 

 

 

P1050842.jpg

 

P1050839.jpg

<ようやく到着>

 

<爆睡開始か?>

 

 

 

 

P1050836.jpg

<大天井方面の朝>

 

16:00 涸沢到着

本谷橋からは本格的な雪道!アイゼンを装着しようとも思ったが結構ざくざくの雪だったのでそのまま進んだ。

暑さといきなりの急登にますますバテてしまって、数分進んでは休憩をとるようになってきた。また、ザックの調整が悪いのか肩も出痛くなってきてさらにスピードは鈍

化してきた。(ここしばらくのトレーニング不足もあると思うのだが・・・)計画では2時間半見ていたのだが3時間以上かかってしまった。

ふらふら状態でテントを設営して、テン場の手続きがてら売店のおでんで一杯!と思い行ってみると売店は5時でお終い!諦めてビールとお酒を買ってテントの戻

り、飛騨牛ももステーキの一人宴会開始。が、500mlのビール一本でグロッキー!これではいかんと気合を入れなおし日本酒一本をどうにか開けて爆睡モードに突

入と思ったが、疲れすぎか熟睡できない人晩であった。

 

[二日目]

 

 

 

 

 

P1050854.jpg

 

P1050860.jpg

<少し登って>

 

<限界間近?>

 

 

 

5:20 穂高稜線に向かって出発

4:30に起床するも待望のモルゲンロートは現れず、体のあちこちが痛いが何とかアイゼンを装着して出発!朝早くて普通ならかなり寒いはずが、この日は暖かい!

途中で、ジャケットを脱いで登ったがまだ暑くて仕方ない!

いくら登っても距離は延びず息が切れてきた!空身でこんな調子では先が思いやられる。

かなり逡巡したが、ここは潔く撤退することにし、ゆっくりと時間をかけて帰路に就くことにした。

 

 

 

 

 

 

P1050866.jpg

<下山途中にて>

 

9:30 撤収完了、ラーメンの朝食完食、下山開始

面倒なので、アイゼンを装着したままテントの撤収をしたが、かえって時間がかかってしまった。

手週してから空腹に気がついたが面倒だったので売店でラーメンを食った。

 

 

 

 

 

 

aaa.jpg

<涸沢を振り返る(達成感に乏しい下山・・・(写真をクリックすると動くパノラマ写真(作成中)

 

 

 

 

 

 

P1050912.jpg

 

P1050915.jpg

<名残惜しいが・・・>

 

<何とか本谷橋に到着(蝶ヶ岳の雪が少なくなっている)>

 

 

 

11:00 本谷橋

肩や足腰が痛くて思うように進めず、歩いている時間より休憩している時間のほうが長い感じ!なんであれ、足を動かさなければ進まないのだと、叱咤激励しながら

進む。

 

 

 

 

 

 

P1050921.jpg

 

P1050935.jpg

<○○スミレ>

 

<新緑が進んでいる>

 

 

 

 

P1050943.jpg

<ちょうど見頃か>

 

 

 

 

P1050946.jpg

 

P1050949.jpg

<なかなか美しい!>

 

<春紅葉も・・・>

 

 

 

12:30 横尾

大休止を兼ねて山荘でカレーライスの昼食、スープが付いていて900円だったかな?旨かった!(体が塩分を欲していたらしい)

 

14:20 徳沢

この日も暑くて仕方がないので、徳沢名物のソフトクリームを食べる。当然だが冷たくて旨い!

 

15:20 明神

登山道脇のニリンソウの開花は昨日よりさらに進んだ感じで、見頃と言っていいと思う。来週あたりまでは十分楽しめるだろうか?

 

16:20 上高地バスターミナル

徳沢あたりからペースが本来に戻った感じではあるが、終バスが17時なのでちょっと焦った。

ターミナルについて一息つく暇もなくバスが到着したので、ザックを積み込むのに力が出なかった。

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

暑すぎではあったが素晴らしい天候に恵まれたのに残念である。やはり登山の魅力の一つは達成感であることを実感した!

膝のほうはCW−Xとサポーターで二重に防護したので殆ど障害にならなかったが、ザックの調整が悪かったのか肩や腰の痛みは素晴らしいものであった。

それ以上に辛かったのが体のだるさ?これは、完全にトレーニング不足が原因である。

しばらくは、低山でのトレーニングに徹することとしたい。

 

 

 

 

 

 

[HOME]