編笠山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2009/12/1 観音平から変則往復(単独・日帰り)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この山は、2007年の5月に権現岳も含めて登っている。

その時はほとんど雪がなくて、疲れたけれども楽に歩けた覚えがある。

また、若干雲が高かったけど、富士山もよく見えた!

(そういえば、この時のレポに自分の正体?を表したなぁ〜???)

今回は、若干の雪が有る筈なので、権現岳は省略する予定だがはたしてどうなるだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<案内地図(今回のルート@−A−B−C−D−B−A−展望台―@)>

 

<駐車場>

 

 

 

 

 

 

 

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<雲海展望台>

 

<雲海展望台からの富士山(クッキリ見えない・・・>

 

 

8:10 駐車場出発 

いつものように諏訪湖SAで朝食、珍しくパンのセットにしたのだが、ついてきたコーヒーが濃すぎて胃の調子が悪くなってしまった。

この時期にしては早い到着だと思っていたが、すでに4台の車が止まっていて人影がなかった。

 

9:00 雲海展望台 

富士山が見えたのだが、天候は良いんだけどかなり霞んでいて見辛く、ちょっとがっかりした。

 

 

 

 

 

 

 

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<押手川分岐>

 

<山頂の権現岳分岐標識>

 

 

 

 

 

 

 

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<南アルプス・中央アルプス>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)

 

 

 

 

 

 

 

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<乗鞍岳・北アルプス>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)

 

 

 

 

 

 

 

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<八ヶ岳(蓼科山〜前三つ頭)>(上の写真をクリックすると動くパノラマ写真が開きます)

 

 

 

 

 

 

 

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<山頂標識と八ヶ岳の山々>

 

 

 

 

 

 

 

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<金峰山>

 

<手前左が西岳・向こう右が蓼科山>

 

 

9:45 押手川分岐 

カラマツ・松の林がシラビソになって、鬱蒼とした樹林帯になったら押手川分岐、右へ行けば青年小屋方面、予定では帰路に使うコースである。

看板には、「標高2100m、うっそうたる森林に冷気さえ感じ、あたり一面は苔に覆われた平坦地。その昔、ここを訪れた登山者が水を求めて手でコケを押し探したところ、こん

こんと清浄冷水がでてきたところから、押手川と言われた。観音平から1時間30分登山者の休息地として最適である」と、書いてあったが(ちょっと眉つばっぽい?)、この時期

は水気が感じられない。(前回来た時は若干の水が流れていたが・・・。水場としてはあてにしない方がいいかもしれない)

 

11:00 編笠山山頂

押手川分岐からは急な険しい登山道となる。

樹木が小さくなって展望がききだしたら山頂は近い!山頂は岩がごろごろしていて、緩く弧を描く様子はミニ蓼科山山頂という感じである。

展望はまさに360度!富士山・南アルプス・中央アルプス・北アルプスと全部が見えてしまうのだが、惜しいかな!全体にもやっとしている。

特に富士山は山頂に大きな雲がかぶってしまっている。せっかく晴天を狙ってきたのに・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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<権現小屋と権現岳山頂>

 

 

 

 

 

 

 

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<手前青年小屋とギボシ・権現岳>

 

 

 

 

 

 

 

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<ウサギの足跡と俺の影、向こうに見える山は蓼科山>

 

<編笠岳(正面上)から青年小屋への超ゴロゴロ斜面>

 

 

11:50 下山開始  

やや風は強かったが、十分時間をかけて富士山の雲の取れるのを待ったが、結局あきらめて下山することにした。(最近、ずーっとこのパターン)

 

12:10 青年小屋  

降りのゴロゴロ岩群では、登山道のペンキ標識は見えているのだが、あとは雪が積もっていて岩と岩の間の隙間が見えず、何度かズルリと岩の間に落ちそうになってひんやり

させられた。

青年小屋は当然閉まっていて、静かで寂しいくらいだったが、日だまりの中小屋の前のテーブルに腰掛けて、粗末なアンパンだけの昼食を摂った。

権現岳の方を見ればあまり多くはないが、雪を被っていてちょっと手古摺りそう!

往復には3時間以上は見なければならず、観音平への帰着が16時以降になってしまうので、今回は編笠山だけにすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

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<矢の堂跡>

 

<ひかり苔の説明看板>

 

 

13:25 押手川分岐

結構急な下りに手古摺って思ったより時間がかかってしまった。

 

14:00 雲海展望台

 

 

 

 

 

 

 

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<ひかり苔の岩屋>

 

<ひかり苔>

 

 

14:20 展望台     

ここは真正面に南アルプス見られるビューポイントなのだが、今日は雲に遮られて良く見えない。

 

14:40 観音平登山口帰着

途中に「矢の堂跡の看板」があって、何やら道祖神のようなのが祭ってあった。看板には武田信玄公が云々と書いてあったが、本当は以下のような感じのようである。

 

以下、「見て歩く甲斐武田氏の史跡」より引用

甲斐源氏の始祖新羅三郎義光が、大津の三井寺から勧進した空海作による生観世音菩薩(矢の観音)を武田晴信がこの地に移祀したため、観音平と呼ばれるようになったそうです。
観音平は、武田の信濃攻略の軍事施設として作られたものです。晴信は、矢の観音の加護により大門峠の戦いに勝ったという言い伝えがあるようです。
武田氏滅亡後、荒廃した矢の堂は、安永10(1781年)、同じ小淵沢町内尾根地区に再建されました。因みに、観音平は、標高1560mです。

 

 

 

 

 

 

 

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<ひかり苔の岩屋手前にはホオジロがいっぱいいた>

 

<観音平下久保線の入り口ゲート>

 

 

<ヒカリゴケ見物>

観音平の一画に、ヒカリゴケを保護してある岩屋があって、中にはヒカリゴケと生えた岩があった。

腹這いになって集中して写真を撮ったあと、立ち上がった時に頭上の岩に思いっきり頭をぶつけてしまった。

本当に眼から火花が散った瞬間で、後で触ってみたらちょっとした傷とタンコブができていた。またまたおっちょこちょいをやってしまった!

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

展望は良いし、登山道も変化に富んでいて登って楽しい山である。

観音平に向かうときに、上の写真の看板に(反射して見えにくいけど)「12月上旬から4月下旬まで冬季閉鎖中」と、書いてあったがゲートは閉まっていなかった。

上旬ってなん日位からかな?などと考えながら通過したが、帰りには閉まってしまっていて、おおっ!しまったぁ〜!何処に連絡したら開けて貰えるんだろうか?と脂汗を浮か

べながら念のためにゲートの前面に回ってみたら、なんと金具でロックはしてあったが、その施錠はしてなかった!大いに心配して、ホッっとした一瞬であった。

無責任なことは言えないが、感じで言わせてもらえば冬季閉鎖はこの状態で、自己責任で通過できる?のではないかと思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

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