横岳(八ヶ岳) 2008.6.17 夏沢鉱泉からピストン(単独・日帰り) いよいよ、ツクモグサのシーズンになってきた。 昨年は23日に行ったが、やや遅すぎた感じだったので、今年は慎重に時期を検討していた。 が、天気予報によると17日or18日を逃すと、あとは梅雨空になってしまいそうである。 なので、天気都合だけでこの日に行くことにした。 |
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<道中にて御岳と乗鞍岳> |
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<左が唐沢鉱泉、右に行くと今日の目的地の夏沢鉱泉方面> |
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<夏沢鉱泉> |
7:30 桜平駐車場 本当の駐車場はゲートから150m先に有ると書いてあったが、慌て者の俺はゲート脇の駐車車両横にわずかな隙間を見つけてそこに駐車した。 8:00 夏沢鉱泉 ゲートを過ぎて大きく降ると沢に橋がかけられていて、そのわきに仮設トイレが設置してある。 その後は急ではあるが自動車の通れる広い林道、やがて鉱泉の建物が見え、道路わきには発電小屋(3、5kw)もある。 |
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<オーレン小屋> |
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<同 左(峰の松目登山口)> |
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8:50 オーレン小屋 鉱泉から少し行くと、オーレン小屋の発電小屋の横を通り、このあたりから自動車は通れないがやや広い登山道に変わる。 ここでは、オーレン強清水を戴きながら約10分間の休憩!冷たくておいしい水だった! |
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<ヒュッテ夏沢> |
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<硫黄岳山頂> |
9:20 夏沢峠 オーレン小屋からも、展望の利かない鬱蒼としたシラビソの林の中、思っていたより短時間で峠に到着した。 この峠、右へ行けば今日の目的硫黄岳経由横岳、左が天狗岳、真っ直ぐ行けば高所にある露天風呂で有名な本沢温泉と、八ヶ岳中央部の要所の一つである。 さっき休憩したばかりなので、ここは素通り!途中に本沢温泉への分岐があったが、温泉への降りは結構急坂に感じた。 10:20 硫黄岳山頂 夏沢峠から少し登るともはや森林限界、硫黄岳への先行者が小さく見える。 途中に硫黄岳の火口壁が正面に見られるところがあるが、下を覗き込むとず〜っと下の方の黄色い岩肌が不気味な感じがする。 |
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<コマクサ(既に花芽を持っている)> |
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<ウルップソウ> |
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<キバナシャクナゲ、向こうは硫黄岳> |
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<横岳、山頂に人の姿も・・・・> |
10:40 硫黄岳山荘 小屋の前あたりからが、コマクサの群生地らしく左右に張ったロープの外側に、コマクサの株が所々に見られ、中には既に小さな花芽を持っているのもある。 |
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<オヤマノエンドウ> |
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<まずはここを降る> |
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<チシマアマナ> |
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<大同心を近くで> |
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<山頂標識> |
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<赤岳・中岳・阿弥陀岳、その奥には権現岳も> |
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<赤岳をズームアップ> |
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<物思いにふけっています!> |
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<ツクモグサ百態> |
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11:30 横岳山頂 山頂手前には鎖場と梯子があってちょっと怖かった! その途中の西側から東側に尾根を乗り越すところがあるが、そこで最初のツクモグサを発見!ちょうど良い加減の咲き具合である。 |
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<チシマアマナ・コメバツガザクラ・オヤマノエンドウ> |
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<イワウメ> |
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<ちょっとしたお花の群落> |
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<ミネズオウ> |
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<コイワカガミ> |
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<オヤマノエンドウをアップで> |
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<ミヤマキンバイ> |
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<クモマナズナ> |
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<コメバツガザクラ> |
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<ハクサンイチゲ> |
12:50 横岳山頂出発 横岳から先の三叉峰の少し向こうまで花を見ながら行ってみたが、どこも花が多くてきりがないので適当なところでUターン! 途中の花の綺麗な岩場で昼食を済ませて横岳へ戻り、更にゆっくり休憩した後下山開始! |
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<日本最高所野天風呂をズームアップ(誰も入っていなかった・・・)> |
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<硫黄岳中腹からヒュッテ夏沢、箕冠山、東西天狗岳)> |
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<ミツバオウレン?> |
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<ヒュッテ夏沢> |
14:30 硫黄岳山頂 15:20 夏沢峠 15:40 オーレン小屋 16:10 夏沢温泉 16:30 桜平 |
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[雑 感] ツクモグサだけをみれば丁度いい時期ではあったが、一寸さみしい!花全般で言えば20日前後が最適時期になるのか・・・・・ 硫黄岳の手前で非常に矮小化?したハクサンイチゲを見た。横岳の梯子の下ではごく普通のサイズのハクサンイチゲ、横岳の山頂でもかなり小さいやつを見た。よくわからないけど、この山には2種類のハクサンイチゲがあるのだろうか? それにしても、柔らかそうな毛に覆われたツクモグサの蕾、何とも言えない優しい黄色の花弁、素晴らしい花である。 また、雪が融けて間もないのに、いろんな花が咲き誇っていたのにも高山植物の逞しさを感じさせられた。この時期は、どの山でも、こんな感じなのだろうか? |