蝶ヶ岳 2008.8.10〜11 徳沢〜蝶ヶ岳〜横尾周回 (単独・テント1泊) 前々からあたためてきた上高地から蝶ヶ岳・常念岳へ、 そして大天井岳を経て槍ヶ岳にたどり着き、氷河公園を経由して上高地へ戻るこのコース、 4泊5日の計画で出発したのだが・・・・・ 初日の長塀尾根でデジカメの電池切れ!そして次の日、予備の電池も残り僅かとなってしまった。 このまま進むと後半の三日間はデジカメなしの登山となり、俺の登山スタイルでは無くなる! 途中で中止しようにもアカンダナ駐車場に車を置いている関係で、 エスケープルートもない!!と、言うことで せっかく稜線まで登っていたのに、蝶槍手前から横尾へ降ることを決意! 一泊二日のごく平凡な山行きになってしまったのである。 |
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<河童橋は大賑わい> |
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<湿度が高いせいか各所で木漏れ日が・・・> |
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<徳沢園の七夕飾り> |
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<今年初めてのツルリンドウ> |
5:00 自宅出発 5:50 アカンダナ駐車場出発 6:20のバスに乗るつもりだったのが、到着が早く一つ前のバスに乗ることができた。 6:30 上高地バスターミナル ほぼ満員で出発したバスだが、大正池で半分くらいの人が降りた。 バスターミナル2階の食堂で、朝定食750円を食べてから出発。 河童橋付近はたくさんの人で溢れていた。 7:30 明神 当初の予定では、何故か蝶ヶ岳へは横尾から登るのであったが、歩いているうちに徳沢からに変更してしまっていた。理由は、横尾から蝶・蝶から横尾は既に済ませていたからで、新鮮な山歩きをしたいからである。登りが得意?の俺にとっては、横尾から登るのが性に合っているとも思うのだが・・・・・ 8:45 徳沢園 ここのテン場も結構混んでいた。 いつもならここで山菜そばを食べるのだが、上高地で朝飯を食べたばかりなので腹が減っていないのでやめた。徳沢園の食堂の前には七夕飾りが・・・・、何気なく見ているとたくさんの飾りの中に、8日の南岳小屋のHPに書いてあった大キレット越えの小学五年生女子の飾り「大キレット楽しいといいな〜」がぶら下げてあった。無事通過できたようだが、俺はまだ未経験・・・・ |
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<ミヤマキンポウゲとカラマツソウ> |
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<クルマユリも盛り> |
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<池に移る雨の波紋を映したつもり> |
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<ちょっとしたお花畑> |
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<ハクサンフウロ> |
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<妖精の池のお花畑> |
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<妖精の池> |
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<蝶ヶ岳手前のお花畑のチングルマの穂> |
14:00 長塀山山頂 徳沢から少し登ったところで、二人連れの女性に追いついた。神奈川から来ていて初めての登山らしい登山に来たとのこと・・・・・、すでにこのころからバテ気味だったので、追いついたり追い抜かれたりしているうちになんとなく同行するようになった。 14:50 妖精の池 頻繁に休憩をとったので遅くなってしまったが、花の綺麗な妖精の池!この時期に訪れるのは初めてで、楽しみにしていたとおりの花の多さに感激! |
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<降神の儀?> |
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<ちょっと夕焼け(テントのベンチレイターから)> |
15:30 蝶ヶ岳山頂 這い松帯に入った山頂手前のお花畑で、ゆっくりと休憩をとって山頂に向かう。山頂付近には子供も含んだ大勢が散策していた。 一旦、二人組と別れてテントを設営して小屋に行き、テン場手続きをする。小屋も人であふれかえっていた。 その後、それぞれビールを購入して、瞑想の丘で登頂を祝っての乾杯!暑い一日だったのでことさら旨いビールだった。 小屋泊のお二人と別れて、今日も恒例の一人宴会!肴は前回と同じ飛騨牛四等級の焼き肉、慎重に梱包してきたのでまだ凍っていてちょっと困ってしまった。その後、ビールの差し入れを持ってきてくれたお二人とささやかに小宴会!そのうちのちょっとした夕焼けになって、槍の背景がやや赤くなってきた。 |
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<いま一つだが日の出> |
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<松本方面> |
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<朝日、朝焼けを楽しむ人たち> |
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<槍・穂がきれい!> |
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<ちょっと朝焼けの槍> |
6:20 常念岳に向けて出発 日の出を楽しみながら、早めに下山するお二方を見送った後テント撤収にかかり、常念に向かって出発!今日の目的地は大天荘のテン場である。 6:50 常念・蝶・横尾分岐を横尾に向けて下山開始 朝の穂高は光線の具合が良く、素晴らしい展望である。しばらく進んでカメラを覗くと電池の残量が半分くらい!このままいけば電池切れになるのも時間の問題である。 冒頭に書いたとおり、このまま進んでも楽しいわけはないので、ここで穂高の写真を思いっきり撮りつくして下山することにしたが、なんとも情けない感じで、昨日苦労して登ってきたのがパー!しかたないか! |
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<御岳〜常念のパノラマ> |
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<まずは槍ヶ岳> |
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<前穂高岳> |
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<奥穂高岳> |
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<涸沢岳> |
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<北穂高岳> |
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<南 岳> |
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<中 岳> |
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<大喰岳と鑓ヶ岳> |
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<途中の展望台から> |
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<新装中の横尾山荘> |
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<旨そうなキノコ> |
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<ソバナ?ツリガネニンジン?> |
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<横尾も大勢の人> |
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<センジュガンビ> |
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<キツリフネ> |
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<途中での前穂?> |
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<ヨツバヒヨドリに蝶が> |
9:15 横尾着 あの急傾斜を順調に降ったつもりがやはりコースタイムより30分ばかり余分にかかってしまった!山荘前で出発準備をしている神奈川の二人を発見して、も一度お別れのあいさつを・・・・。その後山荘前の日陰で、ガクガクになった膝を癒しているとどこかで聞いた声が・・・、時々同行してもらうジオンさんが近付いてきた。6月に籾糠山で偶然遭遇して以来で、全く偶然の再遭遇である。さらにその同行者は4月の伊吹山でご一緒していただいた、HAWさんと富山のメンバーでまたまた驚いた。 涸沢に向かう皆さんを見送りして横尾を後にした。(10:00) 11:20 徳沢 徳沢で昼食をと思ったが、ちょっと時間的に早かったので、明神まで我慢した。 徳沢〜明神は道路の山側にたくさんの花が咲いており、残りの電池で撮影していたらついに電池切れになってしまった・・・・。(出来たら河童橋で写真を撮りなかったのに・・・) 明神で天ぷらそばを頼んだのだが、徳沢の方がかなりランクが上でなんとなく損をした感じ!さらに食後のデザートとして青リンゴでしゃれてみたがこれまたカスカス!嫌になってしまった。 14:10 上高地バスターミナル到着 いつものことだが、明神からバテてしまって何度も休憩を繰り返しながらようやくたどり着いたバスターミナルは、人であふれかえっておりバス待ちの行列が長く続いていた。平湯行きは大丈夫とたかをくくっていたが、沢渡の行列と大差なかった。 結局、バスに乗れたのは行列に並んでから約1時間半後であった。 |
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[雑 感] 何度か途中で撤退したことがあるので、慣れてきたと思ったら大間違い!今回は理由が電池の充電ミスという段取り不足なので言い訳できない。 と思っていたが、実は電池を充電する前に完全放電させようと、カメラの省電力モードを解除していたのを忘れていて、かつ途中でもそれに気がつかなかっただけのことで、なおさら恥ずかしい原因であった。 今回、制覇できなかったこのコースは、来年にでも達成しなければならないが、またもや来年の課題を増やしてしまった! |
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