白出沢(途中撤退)

 

2008.9.17 新穂高温泉〜白出沢〜新穂高温泉(単独・日帰り)

 

明日は晴れ!さぁ〜、どこへ?

日帰りだから、久しぶりに白出沢を詰めて奥穂か涸沢に行こう!

紅葉の様子も探れるし・・・・

と、勇んで出発はして見たのだが?

 

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<穂高平>

 

<柳谷から笠ヶ岳>

6:00 新穂高無料駐車場

案外多くの車が止まっていて、最上段には止められず二段目に駐車。

 

6:40 夏道入口

バスターミナルで缶コーヒーを飲んだりトイレに行ったりして、ちょっとリラックスをし過ぎてしまい遅くなってしまった。

 

7:00 穂高平

大急ぎで近道を通ってきたのだけど余り短縮はできなかった。

 

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<怪獣の顔みたい・・・オオヤマレンゲの実>

 

<奥穂高岳登山口(白出小屋跡)>

7:40 奥穂高岳登山口

白出小屋跡の登山口手前のオオヤマレンゲはどうなっているのか興味があったが、あの天女のような美しい花の割にその実はグロテスクで、まるで怪獣か宇宙人の顔を思わせ、100年の恋も冷めてしまいそう!

 

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<笠ヶ岳ズームアップ>

 

<ゴゼンタチバナの実>

 

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<重太郎橋からジャンダルム方面>

 

<岩切り道>

9:00 重太郎橋

案外早く到着できた。

重太郎橋に降りる梯子は落石で上部が破損し簡単な補修がしてあった。また、対岸の岩切道への登り口も大きな雪崩の跡があった。

 

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<まだ雪渓が残っていた>

 

<足元で何やらチョロチョロ>

 

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<オコジョでした>

 

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<穂高岳山荘がチラリ>

 

<その反対側の白出沢>

 

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<登山道補修用の岩石運搬>

 

<オオヒョウタンボクの実>

9:50 荷継小屋跡(9:159:05

岩切道は全体的に相当劣化していて、以前の健全な時も怖かったが今回はさらに怖かった!ここへは2004年に二度来ているが、ここまでにかかって時間は最長で日帰りができるかどうか心配になってきた。

途中で、何やら足元でチラチラ動くものがあってよく見るとオコジョがチョロチョロしていた。オコジョを見たのはこれで3度目!慌ててカメラを向けると、岩の下にもぐってしまった。諦めていると、今度は横の岩の下から顔を覗かせ何とかピントが合ったと思うとまた隠れ、まるでモグラたたきゲームのハンマーをシャッターに置き換えたゲームのような感じだった。何度か繰り返した後、飽きたと見えてもう出てこなくなってしまった。それでも何枚か写せたので大感激!が、帰ってから良く見れば、何とか見られるのは一枚だけで、あとはブレてしまっていた。

 

12:00 撤退決意、下山開始

はじめはなんとか判別できた登山道も、雪渓あたりから不鮮明になってきて、最後はわからなくなってしまった。

それでもなんとか岩小屋?へ向かい再度登山道を発見したが、しばらくしてまた不鮮明になってしまった。そのころには穂高岳山荘も大分近くなってきたが、登山道補修用の岩石を収集する小屋の従業員に出会ったころには、相当時間がたってしまっていた。普段なら後一時間も進めば山荘へ到着できる距離なのだが、登山道を探しながらなのでどのくらいかかるのかよく分からない!また、登山道を外して浮き石だらけの所を登るのは相当体力を消耗する。

遅くなれば山荘に泊ればいいのだが、今日の財布の中身は1万円弱!泊まれないことはないが、ビールを嗜むにはいささか心もとない!人の飲んでいるビールをもの欲しそうに見ているのは俺のプライドが許さない!ここは潔く撤退して、家に帰って安いビールを飲もう!というわけで回れ右!

 

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<荷継沢付近からジャン方面>

 

<イワツメクサ>

 

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<ウサギギク>

 

<アキノキリンソウ>

 

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<ツリバナ>

 

<トリカブト>

 

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<シモツケソウ>

 

<ヤマハハコ>

 

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<タカネニガナ>

 

<サラシナショウマ>

14:15 荷継小屋跡

帰りは時間的な余裕ができたので?ゆっくりと写真を撮ったり、オコジョを見たところで休憩したりしての下山!(オコジョには会えなかった)

 

15:10 重太郎橋

岩切道は、帰路も怖かった。と言うより下りの方が怖く感じた!

 

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<ノコンギク>

 

<新穂高無料駐車場>

16:05 白出小屋跡

17:15 夏道入口

17:50 新穂高無料駐車場帰着

後半大分くたびれたが、何とか明るいうちに帰着できた。

 

[雑 感]

前回来た時は、出発・帰着とも同じような時間にも関わらず、奥穂高岳まで行って来られた。にもかかわらず今回は山荘手前までしか行けなかったのだが、その間約4年が経過しているが、よもやそのせいでは無いだろうな!

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