御池岳

 

2008.4. 3 コグルミ谷登山口〜鞍掛峠・周回・単独日帰り

 

前回の藤原岳行きでは、念願の節分草は堪能できたものの、

もう一つの目的の福寿草は雪に阻まれて見られなく、なんだか消化不良気味であった。

時期を違えて再チャレンジとも思っていたが、

タイミングよく「山と渓谷」にこの山が紹介されていて、花期もぴったり合いそうな感じであった。

大垣の水曜会情報ではやや早い気もしたが、決めたら躊躇できない損な性分、

天気予報をみて4日に決めていたのを、さらに一日早めていくことにした。

 

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<キブシが咲き始めていた>

 

<コグルミ谷登山口>

8:00 鞍掛峠駐車場

ここに下山してくるので予めここに車をキープ!既駐車車両は5台。

ゴミが多くてなんだか汚い感じ、登山者が捨てたわけではないだろうとは思うが・・・・・・・・

 

8:15 コグルミ谷登山口

狭い駐車スペースに2台止めてあった。

以前の登山口は標識のところだったようであるが、ビニルテープのようなもので×の表示がしてあって、今はこの駐車スペースのところから登るようになっている。良く見れば小さな木片で表示がしてあったが、対岸だと気づくのにやや時間を要してしまった。

 

 

 

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<登山道の様子>

 

<ネコノメソウ>

8:40 タテ谷コース分岐

登山道は谷沿いに進む。

地図によればこのタテ谷コースは、難路を現す破線になっているしトレースも薄いように見える。

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<長命水横の炭焼き窯のベンチ>

 

<六合目標識>

9:10 長命水

やがて雪が現れ踏み跡が二つに分かれ、一方は谷沿い、にもう一つは左方向にカーブしているように見える。

左の踏み跡は薄く、コースが左に曲がるのは長命水を過ぎてからなのだが、ここまでそれらしいところは見当たらなかった。で、真っ直ぐすぐ進んでみたがすぐにばらばらの踏み跡になってしまった。

雪が融けてぬかるんだ急斜面を慎重に戻ると、同年輩の登山者が登ってきて長命水は左に曲がった右岸で、まっすぐは冬道だと教えてくれた。

標識に「霊験あらたかな長命水は、一口飲んで疲れをとばし二口飲んで一歳若返る」と書いてあったので、試しに二口飲んできたがもともと若いのか?その効果には、いまだ心当たりがない。

 

9:40 六合目分岐

長命水からは雪交じりの右岸側の不鮮明な登山道、やがて右岸か左岸か分かり難くなったあたりで、左矢印の標識に従って急斜面をトラバースする。

登山道が狭いのでバランスをとりながら慎重に進むと、五合目の標識が現れる。さらに急斜面を何度か急カーブしながら進むと、傾斜がやや緩やかになって六合目の尾根道分岐にぶつかる。

左に進めば藤原岳方面なので、ちょっと行きたい気分ではあったが、雪の具合をみると先の心配があるので、本来の御池岳方面に進むことにした。

このあたりにはイワウチワの赤茶けた葉っぱが多く見られたが、蕾も付いていなかった。

 

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<八合目分岐>

 

<同左標識>

 

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<八合目に有った可愛いアベックの(多分?)地蔵さん>

 

<御池岳への分岐標識>

10:00 七合目通過

緩やかな尾根伝いの登山道が過ぎて、山腹をトラバース気味に登り出すと7合目の標識。

 

10:20 八合目分岐

さらに進んで小さな沢を渡ると雪の多いトラバース路、尾根を越して下りきったところの谷が「真の谷」で白船峠方面からの登山道と合流する。

 

10:25 御池岳・鈴北岳分岐

ここを左に曲がると御池岳、急に雪が深くなってきてトレースもこころもち薄くなってきたが、真新しい先行者(長命水を教えてくれた人?)のトレースがありがたい。

 

10:40 9合目通過

このあたりから天候が怪しげになってきて、空は薄暗くなり顔には冷たい霧雨のようなのが当たりだした。

雪は結構多いのだがしっかりしまっていて登りやすい。

 

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<御池岳山頂>

 

<変な木・・・・>

 

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<真ノ池?>

 

<鈴北岳山頂>

11:05 御池岳山頂

結構急だった傾斜が緩やかになったと思ったら、前方に標識柱が現れてあっけなく山頂に到着!風が強く、寒くなってきている。

ここからボタンブチまでは余り遠くなく、展望も素晴らしいとのアドバイスもあったので、少し進んでみたが標識が見当たらず、自信がなかったのでやめた!

 

11:55 鈴北岳山頂

御池山頂から鈴北岳がよく見えて、あちこちにある踏み跡を適当に選んで進むと、さっき通過した御池岳・鈴北岳分岐からの登山道と合流、ここからは浅い谷底のようなところを進み、元池との分岐から緩やかな傾斜を経てすぐに広い山頂に到着!途中に日本庭園というところがあるはずなのだが、雪のせいか何処かわからなかった。

 

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<鈴北岳から御池岳方面展望>

 

 

 

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<この下の斜面が福寿草の群生地>

 

<まだ蕾>

 

 

 

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<開ききったのもあった>

 

<下山途中で鈴北岳を振り返る>

 

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<鞍掛峠>

 

<鞍掛トンネル駐車場>

 

12:15 口の平(福寿草群生地)

寒くって福寿草は望み薄だと思ったけど、本来の今日の目的は花なのだからと案内書に書いてあった鈴ヶ岳の方に向かう、皆さんも同様だったようで、何組かの花見がえりの登山者の花見にすれ違う。状況を聞いてみるとやや早いのと、気温が低いのとで今一とのこと・・・・・・・。

約15分かけて行ってみたが、やはり満開の花は少ないけども、最盛期になれば中々のお花畑になりそうな感じであった。

 

12:50 昼食を摂って下山開始

やや天候が回復したものの風が強く寒い!早々に下山開始することにした。

 

13:40 鞍掛峠

下山路にもある程度雪があるので、クッションが効いて歩きやすかった。

 

14:05 鞍掛トンネル駐車場に帰着

峠からのくだりはざらざらで滑りやすい!一度は思いっきり尻もちをついてしまい、雪が無くなったところだったのでかなり痛かった!

 

 

[雑 感]

またまた、性格が裏目に出てしまった!

これほどの残雪とは思わなく、大いに花に期待して行ったのに何とも残念である。

今度からは行こうと思ってから一週間ぐらい間をおいて行くべきか・・・・・・・。

だけども、ここは全般的に手軽なコースと言う感じで、近くに住んでいれば頻繁に行きたくなるような山である。

 

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