唐松岳 2008.7.12 八方尾根ピストン(単独・日帰り) 梅雨前線が天気図から消えたので今年の梅雨明けは早いのでは? と、山行き計画を前倒しに訂正したのだが、不安定な天候が続いて計画が不透明になってきた。 そんな中、12日・13日は晴れの予報! 13日には予定が入っているので、この貴重な一日を有効に使うことにした。 行き先に迷ったが、今年初挑戦予定の北アルプス北部で、日帰り可能なこの山に決めた。 |
||
|
|
|
<ゴンドラリフトアダモ終着駅> |
|
<イワシモツケ?が最盛期> |
4:10 自宅出発 ゴンドラリフトの始発は8時なのだが、初めてのルートなので余裕を見て早めに出発。 6:50 「はっぽう」駐車場到着 更に念のためと安房トンネルも利用したおかげでずいぶん早く着いてしまった。 心配していた駐車場もすぐに分かり、駅のすぐ近くに止めることができた。時間が早いせいで5・6台しか止まっていなかった。 ゆっくりと身支度を整えて朝食を済ませ、まだ多くは並んでいない列の最後に付く! |
||
|
||
|
|
|
<ヤマブキショウマと乗鞍岳方面> |
|
<テガタチドリ> |
|
|
|
|
|
|
<ママコナ> |
|
<コバイケイソウ> |
|
||
|
|
|
<タテヤマリンドウorミヤマリンドウ> |
|
<イワイチョウ> |
|
||
|
|
|
<ムシトリスミレ> |
|
<イブキジャコウソウ> |
|
||
|
|
|
<ミヤマアズマギク> |
|
<タカネバラ)> |
|
||
|
|
|
<八方池> |
||
8:05 アダモ発車 長い待ち時間になってしまったが、搭乗客が多ければ時間前でも運転してくれるのではないかと淡い期待を抱いたが、世の中はそんなに甘くはない!時間通りの運転開始であった。10kg以上のザックは、別途荷物量を取られる様で計量を指示されたが、幸いにして9kg弱だった。 8:35 第一ケルン・八方池山荘 アダモからさらにアルペンクワッド、グラードクワッドと乗り継いで約30分、ようやく歩き始めることになる。 小蓮華山辺りは見られるが、白馬岳の上の方はガスの中!当然、唐松岳は全く姿を見せていない。 9:25 八方池 夜に予定があるので、最短距離を足早に登ってきたら、やはりくたばってしまった! 右手に小さな池が見えたことは分かっていたが、予想外に小さいのでまだ先だと思っていたが、分岐の看板でこれが八方池だとわかった。 まだガスが晴れていないので、池へは帰路に寄ってみることにして先を急いだ。 |
||
|
||
|
|
|
<ニッコウキスゲ> |
|
<オオサクラソウ)> |
|
||
|
|
|
<扇雪渓の上の雪渓> |
|
<丸山ケルン(S36遭難碑として立てられた)> |
|
||
|
|
|
<チングルマ> |
|
<クロユリ> |
|
||
|
|
|
<ガスの中の山頂> |
|
<クモマスミレ> |
10:40 丸山ケルン 八方池から暫く登るとダケカンバの巨木林の中、ここが地図の下ノ樺!そこから急登をこなすと上ノ樺である。さらに先には、大きな扇雪渓!まだ雪がたっぷり残っているので、赤いラインに従って登る。途中、オオサクラソウとシラネアオイの群落があって、どちらも今は盛りと咲いていた。 なにしろ、終始強風が吹き荒れているので花の写真が撮りづらい!写真撮影は大雑把に済ませて先を急ぐことにした。 11:30 唐松岳頂上山荘 山荘手前の、地図には載っていない分岐(山頂への近道)あたりから、周りはすっぽりガスの中!こんな筈では・・・・とは思うがとうにもならず、周りの雰囲気もつかめないまま、踏み跡を頼りに進む。途中の斜面にコマクサが見られたが、やはり強風とガスの中。 11:50 唐松岳山頂 周囲の状況がまるでわからない!帰路の方向だけを頭に叩き込んで、急ぎの昼食!寒くってただ口に突っ込むだけ、食べた気がしなかった。 |
||
|
||
|
|
|
|
||
<コマクサ> |
||
|
||
|
|
|
<ミヤマクワガタ> |
|
<ハクサンイチゲ> |
|
||
|
|
|
<オオサクラソウは蕾> |
|
<アオノツガザクラ> |
|
||
|
|
|
<丸山ケルン方面> |
|
<キヌガサソウ> |
|
||
|
|
|
|
||
|
||
<シラネアオイ> |
||
|
||
|
|
|
<五竜岳方面> |
|
<ハクサンチドリ> |
|
||
|
|
|
<ハクサンタイゲキ> |
|
<ハッポウウスユキソウ> |
12:05 山頂を後に下山開始 いくら様子を見ていても天候回復の兆しは皆無!少しでも周囲の景色を見たかったが、諦めた! 12:20 唐松岳山頂小屋 途中のコマクサの咲く斜面で、ゆっくり写真撮影!まだまだ風が強かったが、何とか撮れたかな? 13:00 丸山ケルン |
||
|
||
|
|
|
<ハクサンシャクナゲ> |
|
<キバナノカワラマツバ> |
|
||
|
|
|
<なんとか見られた不帰嶮> |
|
<ユキワリソウ> |
|
||
|
|
|
<ワタスゲ> |
||
|
||
|
|
|
<タカネセンブリ(色が違うけど一緒かな〜?)> |
||
|
||
|
|
|
<シモツケソウ> |
|
<タテヤマウツボグサ> |
|
||
|
|
|
<トキソウ> |
|
<タカネナデシコ> |
|
||
|
|
|
<朝よりは少し晴れた!> |
|
<八方池山荘と飯妻山方面> |
14:10 八方池 前半に時間を稼いだおかげでちょっと余裕があった、扇雪渓でもゆっくりと花を撮影!また、第二ケルンかもは、池塘コース・ゆったりコースを辿りお花の撮影タイム!特に、タカネセンブリ・トキソウなど小さい花を雑草?中で偶然見つかった時は、ことさら念入りに・・・・・・・(でも、強風のおかげでうまくは撮れていなかった) 15:30 八方池山荘 途中、ちょっとした晴れ間に不帰ノ嶮が見られた。遠くからではさほどではないが、きっと急峻で怖いんだろう! が、一度はいいてみたい場所の一つである。 16:00 「はっぽう」駅駐車場帰着 降りのリフトに乗るのは久しぶりだが、心配したほどは高度感を感じなかった! |
||
|
||
[雑 感] 初めて訪れて、花の開花状況が良くわからず心配したが、想像していた以上に種類が多くびっくりした! ものの本によれば、白馬の方はさらに素晴らしいらしい?今シーズン、白馬方面へも計画しているので楽しみである。というより、天候の具合によっては、次回の行き先の最優先候補にあがってしまったようである。 |