浅間山(前掛山)

 

2008.5.7 浅間山荘〜車坂峠周回(3名・日帰り)

 

素晴らしい雪の縞模様を見に行こう!

と、大分前からタイミングを計ってこの日を選んだのだが、

ライブカメラで観察する縞模様は、

連休に入ってからの気温上昇によって、見る見る無くなってきた感じ・・・・・

参加は、水曜会の和たんとジオンさんの計3名である。

 

 

 

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<地 図>

 

<さっそくカモシカが>

<所要時間> 8時間45分

    8:15 浅間山荘登山口

10:30湯ノ平口――10:50Jバンド分岐――12:20前掛山(昼食)13:00前掛山==14:00鋸岳==15:50黒斑山

○17:00 車坂峠下山口

 

 

 

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<浅間山荘>

 

<登山口鳥居>

8:15 浅間山荘登山口出発

車坂峠に7:30の待ち合わせに間に合うようチェリーパークラインを急いでいると、前方中央寄りに岐阜ナンバー車が・・・・追い抜きながら見ると、和たん車が写真撮影中である。そのまま峠に向かっていると、道路横にカモシカが現れじっとして動かない!撮影チャンスとばかりに、すぐ横まで寄って行って撮影タイム!

その後俺の車を、車坂峠にデポして浅間山山荘に行き、本日の登山開始!チェリーパークラインの分岐から山荘までは無舗装で土埃がひどかった!

 

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<まだサクラが・・・>

 

<エイザンスミレ>

 

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<一ノ鳥居>

 

<ワチガイソウ>

8:45 一ノ鳥居

広くて緩やかな登山道、下の谷を見ると河床周りが鉄分で赤茶けて、派手な感じがする。途中のショートカット路でちょっと迷ったが、これは自然発生的にできたようであるが、かなり効果的である。

 

 

 

 

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<不動滝>

 

<二ノ鳥居>

9:05 不動の滝

思っていたより小規模な滝であった。

 

9:10 二ノ鳥居

の鳥居から山側コースと分かれるが、ここで合流!いずれのコースも時間的に変わりはないようであるが、山側コースは出水時の迂回用か?

 

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<カモシカ平>

 

<火山間手前>

 

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<火山館>

 

<またカモシカが>

10:10 火山館

今にも噴火しそうで強烈な硫黄の匂いのする沢を渡って少し登ると、立派な火山館に到着する。

一階部分が噴火時の避難用シェルターとなっていて120名収容できると何かに書いてあったが、一部は倉庫兼用みたいで120名は???2階部分には資料が展示してあったが、残念ながら本日は休館で鍵が掛かっていて見られなかった。

ここのベランダで、しばしの小休止!水場やトイレも完備されていて、休憩するにはいい場所である。

 

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<湯ノ平口>

 

<浅間山が見えてきた!>

10:30 湯ノ平口

火山館からは雪の登山道、とはいっても雪は良く閉まっているし、平坦で歩きやすい。

 

10:50 前掛山登山口(Jバンド分岐)

ここを真っ直ぐに行けば、あとから登る予定のJバンドに行くことができるが、かなり踏み跡が薄い。

 

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<前掛山から浅間山山頂を>

 

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<前掛山標識と向こうが火口>

 

<シェルター>

 

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<前掛山から外輪山>

12:20 前掛山山頂

前掛山を大きくトラバースする登山道には、雪がなく一部分を除いて傾斜はきつくなくて、ザレている点を除けば登りやすいコースである。

最後の雪渓を超すと、火口への侵入禁止のロープが目の前に、その下には避難用のシェルターが2棟見える。

今は、火口から500m以内は侵入禁止で、前掛山へは火口壁の上部に向かって大きく右折する。火口壁の中間あたりからは、蒸気のようなのが上がっているのが見られるが、風向のせいか火口からの噴煙は見えず、焼岳のようには火山にいるという臨場感がない!風が強いので食事は、シェルター付近まで下ってから摂ることにした。

 

13:00 下山開始

 

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<外輪山から浅間山雄姿>

 

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<湯ノ平高原>

 

<鋸岳あたりから黒斑山方面>

 

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<外輪山から浅間山雄姿2>

 

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<外輪山から浅間山雄姿3>

13:30 Jバンド登り口

14:00 鋸岳

下から見るとJバンド基部あたりの登山道がどうなっているのかよくわからない。雪渓も見える!不安な気持ちで急な登山道を上り詰めると、雪渓に突き当り不確かな踏み跡が右の岩棚方面に伸びている。ところどころ、賽ノ河原が覗けるところがあるが高度感たっぷりで気味が悪い。

 

15:50 黒斑山

蛇骨岳からはほとんど樹林帯の中の雪上!所々でズボッ、ズボッ!途中ですれ違った外人の二人連れもズボッ!思わずニンマリ(ゴメン!)

 

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<外輪山から剣ヶ峰・牙山>

 

<車坂峠の駐車場(峠を越えた左側)>

17:00 車坂峠駐車場帰着

黒斑山から浅間山の素晴らしい展望にお別れし、トーミの頭で名残を惜しんだ後は、やはり雪の中道コースを辿って下山することにした。雪の解け具合が丁度良く、いいクッションになって膝に優しい!が、これまでの長いコースで皆がグロッキー気味、約50分のコースタイムなのだが非常に長く感じた。

 

[雑 感]

端的に言ってしまえば浅間山の展望は黒斑山からが最高!

とは言え、コース全般がいい具合に変化に富んでいて、飽きることはなかった。

今回は、昨年11月の時より素晴らしい雪のバーコードを期待して行ったが、連休になってからの急な気温上昇が祟って、バーコードがほとんどなくなってしまっていた。もう一度、理想的な縞模様の時に挑戦してみたいものである。

そして最後に、同行してくれたお二方、ありがとうございました。

 

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