北 岳・間ノ岳

 

 

(白根(峰)三山変じて二山に・・・)

 

 

[概略行程]

<一日目>

自宅=仙流荘駐車場⇒(南アルプスバス)⇒北沢峠⇒(南アルプス林道バス)⇒広河原山荘   (テント泊)

<二日目>

広河原山荘→(大樺沢)→二俣→八本歯のコル→(巻道)→北岳山荘  (テント泊)

<三日目>

北岳山荘→間ノ岳・農鳥岳→北岳山荘  (テント泊)

<四日目>

北岳山荘→北岳→(草すべり)→(白根御池小屋)→広河原⇒北沢峠⇒仙流荘駐車場=自宅

 

■四日目 [北岳肩ノ小屋〜(草すべり)〜白根御池小屋〜広河原〜北沢峠]

 

4:40 起床

携帯の電池切れのため目覚ましがないので、隣の学生パーティーに、起こして!とお願いしていたが、なんとか自分で起きることができた。

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<4:50の富士山>

 

<朝の富士山>

 

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<日の出と鳳凰三山>

 

<千丈が岳朝焼け>

5:10 日の出

昨日とほぼ同じの染まり方だが、今日は鳳凰三山の後部の雲海から現われてまた趣が違う。

 

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<雲海と富士>

 

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<小太郎尾根の滝雲>

 

<天空の城ラピュタではなく八ヶ岳>

6:30 白根御池小屋に向かって出発

甲斐駒の方を見ると小太郎尾根に滝雲が表れている。小屋の前あたりでは十分見られないが、かなり御池小屋の方に行けば全貌が見られそう!ビーチサンダル履き

ではあったがせっかくの撮影チャンスを逃すのは惜しい!小走りで駆け付けたが若干タイミングが遅かった!

ゆっくり写真を撮った後、撤収にかかる。今朝は何故かテントは乾燥していて、気持ちよく撤収できた。

 

 

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<千丈が岳と甲斐駒ケ岳>

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<小太郎山と甲斐駒ケ岳>

 

<小太郎尾根分岐から北岳を振り返る>

6:50 小太郎尾根分岐

ここから3時間ばかりで、小太郎山が往復できるそうだが今日はパス!

 

7:10 草すべりと二俣の分岐

ここからは二俣経由で大樺沢を下った方が若干早いが、御池小屋を見たかったのと草すべりってどんな感じ?等好奇心から左方向の草すべりコースに挑戦!

 

 

 

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<センジュガンビ>

 

<ヤナギランが最盛期>

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<鳳凰三山と白根御池>

 

<シモツケソウ>

 

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<草すべりのお花畑>

 

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<白根御池とテン場>

 

<白根御池小屋>

8:15 白根御池小屋に到着

草すべりというネーミングから、草原の急傾斜を草をかき分けながら下降するのだと想像していたが、登山道はごく普通の急坂でそのほとんどがお花畑の中を通過して

いる。この時期、まだまだ最盛期のようで、いろんな花がそれぞれに咲き誇っている素晴らしいコースである。

ここの小屋は昨年リニューアルオープンしたばかり、すべてが新しく立派であるが特にトイレは清潔で水洗である。小屋が満員のときには、ここで寝てもいいかと思ったく

らいである。水もふんだんに出ていて、一度はお世話になってみたいものである。

時間にも余裕があるので、水を汲み替えての大休止!行動食でお腹を膨らせてさあと少し、頑張って行こう!!

 

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<北沢峠手前でカモシカの親子>

 

<アキノキリンソウ?とアサギマダラ>

10:10 白根御池小屋・大樺沢コース分岐

この分岐に到着してほっと一休みしていると、それぞれ子供を背負った夫婦が下山してきた。小屋を相前後して出発したのだが、右俣コースを通ってきたらしい。

コースタイムを加算すると右俣コースの方が20分ばかり短いだけなのに・・・・・・・・・

当初計画では、14:25のバスに乗る予定だったが昨夜小屋で調べて12:30に変更!だが、このあたりから密かに10:30に乗れないだろうか?と、大それた考えが

浮かんできだした。

 

10:30 広河原

10:30乗車は、吊り橋を渡ったのがその時間だったので、諦めつつゲートまで来たところで北沢峠壱岐のバスに遭遇、停車を求めてお願いしたところ乗車できるとのこ

と、にっこりして乗客に変身!ちなみに乗客は俺一人だった。

途中急にバスが止まったと思ったら、右側の擁壁の上に日本カモシカの親子が・・・・・・・運転手さんが気を利かして止まってくれたのだ。

 

11:00 北沢峠

到着して次の便を聞いたら、14:00だそうで、何のために早い便に乗ったのか分からなくなってしまったが、余裕があるのはいいことだ。

バス停そばの長衛荘で天ぷらそばを食べたり、バス停横の花畑に来ていたアサギマダラの写真をとったり、関西からの登山者の女性から早川尾根の様子を聞いたりしているうちに、戸台口行きのバスが到着して再度車上の人となったのである。            ふぅ〜!えらかったけど楽しかった〜♪

[雑 感]

予定を変更して農鳥岳に行けなかったのは残念であるが、これは自分の計画が悪かった(あまかった)のであって大いに反省すべきところである。

ザック転落事故については、本人にも大いに反省していることだから多くを語らないが、帰宅後登山具を整理していたら予備の眼鏡が破損!今後の使用に耐えられない

状態であった。

今回は、ことのほか花に恵まれた山行きになって、俺にとっての新種も多く見られ幸せの限りであった。

ここでお願いがあります!・・・・・・・・・・・・・・花の名前で間違いや勘違いを発見された方は是非連絡してください。   「北 岳・間ノ岳」 完

 

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