金峰(きんぷ)山

 

 

2007.6.12 大弛(おおだるみ)峠登山口(単独・日帰り)

 

 

最近は長野シリーズ!という感じになっている。

こうなったらついでに、ということでおなじみ「長野県の山」を眺めていると、

2時間弱で登れちゃう百名山が載っていた。

一寸お手軽っぽい感じではあるが出かけることに・・・・・・・・

 

 

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<登山口(大弛小屋入り口付近>

 

<ルートガイド>

 

1010 登山口

自宅発6:20、今回は安房トンネルの通行料1500円をみみっちく節約しようと野麦峠に向かった。

先日までは、旧朝日村の入り口付近の道路状況の案内には、野麦峠落石の恐れでは通行止、と表示されてたが現在では何も表示していない。

が、国道361号線と分かれて阿多野郷の集落を過ぎたところに通行止めの看板が・・・・・・・。今回、登山時間が短いということで出発を遅くしたのに、なんとまぁ〜

間の悪いことか!止む無く、木曽福島に抜けて権兵衛トンネル経由で、中央道に入るコースを辿ることにした。

千曲川沿いに進んでいるうちは良かったが、「金峰ふれあいの森」を過ぎてからは徐々に悪路となってきて、やがて本当に峠まで通じているのか疑いたくような超悪

路!悪路には慣れているつもりだったが、戻りたくなってきたころいきなり信じられない駐車車両の数!峠に到着したのだ。

小屋への入り口付近からは狭いけど舗装してある道路に立派な駐車場まで・・・・・・・・・。山梨県側の舗装道路からは次々と登山者を乗せたタクシーがやって来る。

唖然としたが落ち着いてよく見れば、自分が止められる場所がない!困ってしまったがトイレの前に何とか停められそうなところを見つけて、当然違反ではあるがこ

の際止むを得ない!心の中で「ごめん!」と言って駐車。

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<朝日岳手前の岩場>

 

<これも縞枯れか?>

 

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<朝日岳山頂近くの展望地(右上が目的地金峰山)>

 

<朝日岳山頂標識>

 

11:05 朝日岳

いきなり、中々の急登であるが10分ばかりで平坦な登山道に変わる。

さしたるアップダウンも無いが、朝日岳手前の鞍部の朝日峠を登り返してまもなく朝日岳に到着する。

山頂部は展望は利かないがすぐ先が東側に開けた展望台となっている。先には、目的地の金峰山の象徴である五丈石の屹立がはっきり見て取れる。

 

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瑞牆山

 

<山頂手前のケルン群>

 

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<山頂標識>

 

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<五丈石>

 

 

 

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<八ヶ岳がぼんやりと>

<キバナシャクナゲ>

 

 

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<ヒメイチゲ>

<バイカオウレン>

 

11:55 山頂到着

朝日岳から、凄い急坂を小さくジグザグをきりながら降ると、シラビソの樹林帯の中の平坦な登山道となりしばらくは展望が無い!やがて緩く登りだすと這い松帯に

変わってケルンもある広い岩原に到着する

右手に瑞牆山の立派に屹立した岩の柱が誇らしげに立っているのが見られる。

山頂標識は大きな岩陰に立っていて、途中から見えず、いきなり現れて驚かされる。この山の象徴である五丈岩は、遠くからも大きく見えたが、近くで見ると当然だ

がものすごくでかい!この岩付近では、大勢の登山者が寝そべったり昼食を摂ったりしてそれぞれゆったりと過ごしている。登山時間が短いからなのか?

まだまだ花の時期ではないようだが、所々にキバナシャクナゲが見られる。

今日は、味噌煮込みうどん!キバナシャクナゲの近くに陣取って優雅な昼食!

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<セリバオウレン>

<登山口駐車場>

 

12:45 下山開始

いくら待っていても、期待の富士山やアルプスの山々は見えてこないので、下山開始。

 

14:30 登山口帰着

相変わらず駐車場は満員!タクシーの運ちゃんに聞いて山梨側に下って勝沼I.Cで中央道にのることにした。

 

 

[雑 感]

山梨県側はすべて舗装道路になっていたが、距離はむちゃくちゃ遠かった!

この山も百名山とのこと。

概してこの付近の山々は道路がよく整備されているので、アプローチは長いが本番の登山道は短くて、手軽に2,500mクラスの山に登山でき

る。いつも思うのだが展望がないと花の無いこの時期はつまらない!この山は五丈石というシンボルがあって、さすがこの辺が百名山に選ばれ

た理由のひとつかな?と思ってしまった。

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