毛無山

 

 

登山口 麓集落登山口(尾根コース〜沢コース周回)

 

 

2007.12.16(晴)単独、日帰り

 

 

以前からこのコースを狙っていて、二日間の快晴を待っていた!

富士山展望の山を、曇天に登るのは申し訳無いからである。

予報は万全のようであるが、15日と17日に町内関係の忘年会が予定されており、

余裕の少ない行程となってしまった。

 

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<朝霧高原から>

 

<登山口近くの雰囲気のある民家の門>

 

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<駐車場>

 

<立派な登山口の標識>

10:00 麓集落登山口

6時10分に自宅を出発。松本で中央自動車道に、甲府昭和で降り国道358・139と乗り継いで本栖湖方面に向かう。

精進湖トンネルを過ぎたあたりからの富士山が素晴らしい!超快晴なのである。

今夜、宿泊予定の道の駅「朝霧高原」を過ぎてしばらくすると、右側に登山口の標識が現れるので右折。途中に、登山者用臨時駐車場があったが登山口まで遠い

ので有料(一日500円、無人)の方に向かう、村道が尽きた所が駐車場である。

登山口の近くはちょっとした集落になっていて、その中の一軒はごく普通の民家なのだが、素晴らしく雰囲気のある門の中にあった。10:10出発!

 

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<地蔵峠からのコースとの合流点>

 

<案内図>

 

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<木々の間から富士山が>

 

<不動の滝>

10:15 地蔵峠コースとの合流点

登山口のゲートからしばらく広い道、砂防えん堤を過ぎたあたりから登山道らしくなり地蔵峠コースと合流するが、今回は尾根コースを登って地蔵コースを下るので

直進する。

 

10:40 不動の滝見晴らし台

合理的につけられ登山道をジグザグに進んでゆくと、ちょっとした尾根が展望台になっていて不動の滝が遠望できる。この時期水量が少なくて滝らしくない!

 

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<登山道の様子>

 

<コース半ばのレスキューポイント>

 

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<5合目>

 

<7合目の可愛らしい標識>

11:00 3合目

11:20 コース半ばのレスキューポイント

11:30 5合目

ここには珍しい「東芝のマツダランプ」のコマーシャル入り標識が・・・・・・。ずいぶん昔に聞いたことのあるマツダランプなのだが、NETで調べてみたら

東芝の創立者藤岡市助は白熱電球の必要性を痛感し、エジソン社と提携して得られた技術をもとに安定した電球を完成。これに「マツダ・ランプ」の

名前を付けます。東芝はこのマツダランプに改良を加え、1925年まぶしくない電球を開発、これが現在の電球の基本になっています。この「マツダ」

は「松田さん」ではなく実はゾロアスター教の神「アフラ・マヅダ」からとられたものです。

というような記事が見つかった。

 

12:05 7合目

 

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<富士山展望台から>

12:35 富士山展望台

8合目と9合目の間にあるのが富士山展望台で、巨大な岩の上からこれまでは葉の落ち切った木々の枝に遮られてよく見えなかった富士山が、しっかりと見ることができる。

このコース唯一といっていい展望ポイントなので、しっかりと写真撮影をしよう!

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<南アルプス展望台から>

12:50 地蔵峠への分岐

9合目を過ぎてしばらく登ると尾根沿いのゆるい傾斜に差し掛かる、そこが地蔵峠への分岐で、更に少し行くと南アルプスの展望台。南アルプスの山々がすべて見られる感じで

ある。(大きいパノラマ写真へのリンクがトップページにあります)

 

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<ワイドレンズで撮ってみました>

 

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<山頂からの富士山>

13:00 毛無山山頂

比較的緩い傾斜を少し登ると山頂広場に到着する。案の定、富士山の展望が素晴らしい!富士山を間近に眺めながらの昼食は、なかなか良いものである。

地図を見ると、この先の雨が岳への途中に展望の良いところがあるように書いてあったので30分ほど行ってみたが何所か分からなかった。このロスタイムが、後で

重大な失策となるのである。

 

14:10 下山開始

 

 

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<下山途中にも1カ所展望の良いところが・・・>

 

<地蔵峠>

14:20 地蔵峠への分岐

しばらくは緩やかな坂道なのだが、ちょっとしたピークを過ぎたあたりから、急なザレ道になって歩きにくい。

15:00 下部温泉への分岐

標識によると、ここから毛無山の山頂まで1時間と書いてあったが、ここも地蔵峠と読めた・・・・・?

15:10 地蔵峠

大きくて立派な標識の下にかなり古い感じの小さな地蔵さんが祀ってある。

ここからは左に曲がって、沢伝いに下ってゆく。

 

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<徐々に夕日に染まっていく富士山>

16:45 登山口に帰着

地蔵峠からの登山道はガラガラのやや荒れ気味で膝に厳しい!いきなりロープ場で始まる。谷に降り立つ手前にもロープ!ここはロープが無ければ大変!

降り切ったところに小さな滝があって少ないながらも水が流れている。谷伝いに下った後は山腹に向かって登り返すのだが、あまりにも登るので道を間違えたかの

ような気がする。

やがて何度か沢を渡渉して、尾根コースと交わるのであるが途中、木々の間から見られる富士山が夕日に焼けて徐々に赤くなりやがて褪めてしまった!

予定では夕焼け富士山は、朝霧高原で撮影するのであったが、山頂でのロスタイムのおかげで駄目になって残念至極!反省しきり!

 

おまけ

 

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<白糸の滝>

 

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本栖湖からの富士山>

下山後、道の駅で車中泊!朝の富士山の写真を撮りたかったのだが、霧に隠れてしまっていた。霧が晴れるまでと思い白糸の滝に行ってみたら幸運

にも虹が現れた。その後、戻ってみたが相変わらずガスに隠れていた。念のために本栖湖の撮影ポイントに行ったら逆光ではあったがごらんのとおり・・・

 

[雑 感]

素晴らしい好天に恵まれて富士山三昧の登山になった。

富士山を見るためには北アルプスに登らなければならないところに住んでいる身にとってなんともぜいたくな気分になれた。惜しむらくは、下山時間が遅くなって夕

焼け富士を撮り損なったことであるが、これはまた今度があるさ!ということで我慢しよう!

また、久しぶりの車中泊にも挑戦でき今後の遠出の足掛かりにもなりそうである。

最近の天候を見ていると、これが今年最後の登山になりそうな感じがする。いろんな山に登った今年だが、無事に年越しができそうなことに感謝!来年はもっと緻

密な計画を立てて臨むことにしよう!

 

 

 

 

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