猪臥山(いぶせorいぶしやま)

 

 

2007.2.6 飛騨市古川町畦畑地内(単独・日帰り)

 

 

亥年に猪の字のつく山に登るのは、縁起がいい!

と聞き、飛騨地方で唯一?猪の字のつくと思われるこの山を新年の目標とした。(まして今年の俺は年男!)

が、アプローチの道路は除雪されないとのことで、日帰りができなさそうなので半ば諦めていたのだが、

2月に入って、時間に余裕が出てくると、無性に行きたくなってきてしまった。

という訳で、とりあえず様子見のために行けるところまで行ってみよう!と出かけることにした。

     

 

 

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<スタート地点>

 

<この山の背後を巻く>

 

 

8:30 畦畑集落外れのスタート地点

国道41号を北上して、古川町の消防署の交差点を左折して県道古川清見線に入る、近年整備されつつある「卯の花街道」を清見に向かって進み、途中の分

岐を畦畑集落に入って道なりに進んでいくと、集落最後の家付近で除雪がしてな、く行き止まりになっている。

ちょっとした駐車スペースが除雪してあって、ここに駐車ができる。

先は幸か不幸か、スノーモービルの往復した跡がずーっと続いていた。

このあたりの積雪量は20センチ前後か?スノーモービルのおかげで、雪は結構締まっているようだったので、とりあえず坪足で進みことにして小鳥

峠に向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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<積雪量はこんな感じ>

 

<小鳥峠に到着>

 

 

10:00 小鳥峠

途中の県道が大きく迂回しているところを、ショートカットするためにスノーシューを装着して、あとは面倒だったので付けっぱなしにして進んだが、

ノーモービルの踏み跡がしっかり続いていて、少し沈む坪足がいいのかやや重くても沈まないスノーシューがいいのか微妙な感じであった。

このあたりは、牧場になっていて広い雪の原が点在しているのだが、バージンスノーじゃなくて到るところがスノーモービルに蹂躙されてしまっていた。

資料によると、ここから山頂まで3.6キロ・夏道で約一時間とのこと。思ったより早く着いたので、ここは山頂を目指すしかないような感じになってしま

った。

ここからは林道猪臥線に入って登山口に向かうのだが、スノーモービルの後はこの先も続いている。

 

 

 

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<ところどころに熊棚が>

 

<林道の様子・右のピークが目指す山頂>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<登山口>

 

<山頂標識>

 

 

 

 

 

 

 

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<山頂からの展望>

 

 

11:45 山 頂

峠から林道に分けてしばらくは、牧場広場や白山方面?の展望があるが、やがて展望の利かない樹林帯を進む。

しばらく我慢して登って登山道が清見側から古川側に変わると再び展望が開けて、遠くに山頂が見えてくる。

効率の悪い九十九折れの林道を喘ぎながら登りきるとトイレ?の完備された広場に出て、スノーモービルもここで戻ったようである。

山頂までの少しの間がバージンスノーとスノーシュートのコラボで今シーズン初の踏み跡をつけることになる!(そんな分けないか?)

 

展望は360°!完璧なのであるが、今日は晴天にもかかわらず遠くはボーっと霞んでしまって、まるで黄砂の様相になって近くの白山も、目を凝らし

てようく見れば何とか見られるかな?という感じで、まことに残念である。

 

 

 

 

 

 

 

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<バージンスノーに・・・・・・>

 

<昼食準備中>

 

 

展望も聞かないので早々に登山口に戻り、風の避けられる木の横で昼食タイム。

今日は、マルタイの棒ラーメン!久しぶりにガスストーブを使っての自炊であるが中々うまくできた。(自画自賛!)

 

12:30 下山開始

 

13:25 小鳥峠

 

14:30 スタート地点に帰着

途中から、足の付け根の辺が痛くなったので、迂回しているところは積極的にショートカットをしたおかげで、結構早く帰りつくことができた。

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

スノーモービルのトレースのおかげで山頂に行くことができた。このトレースがなければ(登山口〜山頂の深雪部分から推測)きっと小鳥峠までが限界だったか

もしれない。いくら良いスノーシューを持っていても、ふかふかの深雪では思うように動けないものである。

それにしてもあの眺望の良さは・・・・・・「岐阜県の山」によれば飛騨随一の眺望!と書いてあるが、まったくそのとおりで、天候がよければなんとも素晴らしい展

望が楽しめることだろう!大げさではないが、槍・穂の眺望にも匹敵するかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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