鳳凰三山(2007.8.8〜10)

 

■三日目 [鳳凰小屋〜燕頭山〜御座石鉱泉](最終日)

 

4:30 富士見台

最終日なので富士見台は帰りに通るのであるが、東の方が赤くなっている様子に黙ってはいられない!さっそく行ってみたがまだ早いのでいい感じには焼けて

いなかった。

5時ころになってようやく日の出の感じにはなってきたのが、富士見台からは山が邪魔して見られない。富士山の東側の雲が赤く染まってきたのでそれとわか

るが、朝焼けもそこまで!期待ほどは染まらずに終わってしまった。

 

 

 

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<朝焼け富士山>

6:00 テン場出発(下山開始)

今夕の暮用のために早出する俺に付き合ってくれたお二人、早々に撤収してさらに早く出発できるよう協力してくれた!

どうもありがとうございました!

 

 

 

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<朝の富士山>

 

 

 

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<八ヶ岳>

 

<雲海と山塊(奥秩父の山々)>

6:16 富士見台

さっきは、赤く染まっていた空も青くなってきていて、これはこれでなかなか見応えがある。

 

6:22 八ヶ岳展望台(仮称)

富士見台から数分のところにも展望の良いところがあって写真タイム!標識はあるのだが古くって書いてあり文字が読み取れないが、富士さんのほうは若干手

前の山に邪魔されているが、八ヶ岳方面の展望は素晴らしい!この分なら、日の出も見られそうである。

今朝知っていれば当然ここまで来たのに・・・・・・・

 

 

 

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<賽の河原仏群とオベリスク>

 

<オベリスクと八ヶ岳>

7:40 燕頭山(つばくらあたまやま・えんとうさん)

小屋からここまでは終始八ヶ岳の雄姿が見られ、時々オベリスクが顔を覗かせる緩やかな登山道である。ただ、標識が少なく(方向標識はそれなりにあるのだが

)自分がどのあたりにいるのかが分かりづらい!燕頭山山頂は、笹に覆われた丘のような感じでひろい!

ベンチもあるので、ここから始まる急坂に備えてゆっくり休憩したいところである。

 

 

 

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<旭岳の祠>

 

<名前が分からない花><オクモミジハグマ>

 

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<レンゲショウマ>

8:20 旭岳山頂

燕頭山山頂を過ぎてしばらくすると、登山道は急な降りになってくる。

膝がガクガクしだした頃、左が大きく崩れた痩せ尾根を通過すると足もとに小さな祠が現れ、傍らに古びた山頂の石碑がある。

 

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<西ノ平>

 

<御座石鉱泉>

9:40 西ノ平(北精進の滝分岐)

かなり膝が参ってきている!突然開けたと思ったら鉱泉へ40分の分岐に到着!

ここで、石空川渓谷の方に向かい、林道伝いに鉱泉まで下って楽をしようと目論んではみたが、林道のほうがかなり遠くなりそうなのと、林道の状況が分からない

ので通常のルートで下山することにした。

 

10:40 御座石鉱泉帰着

西ノ平からちょっとしたピークを登り返し、またまたの急坂を降ると鉱泉の大きな赤い屋根が見えてきて、漸く膝を休められると安どの気分!

途中で二十数名の中高年のパーティーが登っていくのにすれ違ったが、この急坂のコースをこの時間に登りだすのとは!皆で心配したり、感心したり・・・・・・・・

御座石鉱泉の裏まで来て、余裕を見せての写真撮影などをして鉱泉の駐車場に降りたった。

ふぅ〜、終わった!!!!!

お腹も空いてきたし、凄く暑いので鉱泉に行って冷たいざる蕎麦でもと駆け付けたのだが、あるのは暖かいキノコ蕎麦のみとのこと???この際なんでもいい!

暑い時に熱いものもいいのでは、と注文してみたがなかなか旨くなかった・・・・・

 

[雑 感]

終わってみて(帰着して)最初に思ったのは、素晴らしいコースを素晴らしい天候に恵まれての山旅だったことである。

やや曇りぎみの日に、急坂のドンドコ沢の滝巡り!素晴しい滝・豪快な滝・優雅な滝などに出会えた。

スッカラカンの晴天には、十分余裕をもっての三山巡り!

北アルプスもばっちり見えたし、甲斐駒ケ岳もくっきり!目を凝らせば登山者も見られるくらい・・・・・・

行きも帰りもかなりの急坂!何処のどんな山に行っても楽に登れる山はない!を実感したのと同時に余裕の行程の大切さが身にしみた山旅でもあった。

なお、同行のお二方には終始楽しく同行させていただいた上に、最終日には貴重な時間を頂いてしまってありがたかったやら、なかったやら・・・・・・・!

 

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