(てらし) (やま)

(途中のピークで十分堪能できたので山頂は踏まず!)

 

2006.3.25(土)快晴  平湯峠(単独・日帰り)

 

タバコを止めだして二月以上経過、

吸いたい病もひと段落の感じではあるが、どうも体重が増えてきたようだ!

なんとかハードな山行きで体重回復をしなくっちゃ!!幸い、この金・土の天気予報は大快晴模様、

お得意のつぼ足歩行で、一昨年に登頂が果たせなかったこの山に再挑戦だぁ〜!

 

 

 

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<加賀の白山>

 

<ドライフラワー(ツルアジサイ)>

 

 

 

 

 

 

 

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<雪は真っ白!>

 

<白山がくっきりと・・・・>

 

 

 

 

 

 

 

7:40 平湯トンネル手前、のりくらスカイライン分岐

昨夜、町内の会合で酒が出たので飲みすぎてしまったようで、なんだか体が重い!。

スカイラインはまだ深い雪の中で、入り口部分のやや広く除雪してあるところに先着の車が止まっていて、スキーをザックにくくりつけ出発の準備をしている。

俺と同年代の男性とそのお孫さんって感じの、6歳前後の僕ちゃんである。

驚いたことには、僕ちゃんのスキーブーツには10本爪くらいのアイゼンがくっついている。こんな小さいアイゼンもあるんだなぁ〜!

おじいさんの輝山ですか?の質問に「そうです」と答えて出発する。(なかなかの知識である!車のナンバーは飛騨だった!)

おじいさんと僕ちゃんは峠まで行ってスキーで降りてくるらしい。(考えてみればこれもいいコースである。俺も、一度計画してみるかな!)

8:52 平湯峠

気温はマイナス3度くらい、雪がしっかり締まっていて凄く歩きやすい。どこを歩いてもズボリ込むことはない!

グネグネ曲がった平湯峠までの県道を最大限のショートカットをして、時間を稼いだつもりが1時間以上もかかってしまった。

 

 

 

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<峠のすぐ上から白山>

 

<見え出した焼岳>

 

 

 

 

 

 

 

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<槍ヶ岳から焼岳ズームアップ>

 

 

10:05 1945mピークか?

峠からはゆるく登ってきたのだ。

このあたりから、後ろ側の白山に変わって前方に焼岳から槍ヶ岳の連峰が、真っ青な空を背景にして見え出して若干気分は高揚してくるものの、やはり二日酔いが重体なようで、だんだん登るのが苦痛になってくる。

また、傾斜も急になってきたのと、気温が上がったせいで雪も腐りだしたので、膝までズボリッとなったりして、二日酔いとあいまってやる気ゼロ!

それでも先に見えているピークまではなんとかこなそうと、空元気を振り絞って前進してみる。

 

 

 

 

 

 

 

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<山頂付近から白山>

 

 

 

 

 

 

 

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<笠が岳・抜戸岳>

 

<槍ヶ岳>

 

 

 

 

 

 

 

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<槍・穂高>

 

<ピークと乗鞍岳方面>

 

 

 

 

 

 

 

11:10 輝山手前ピーク?1945mピークか?

このピーク手前の急登で、体力はもはや限界!ここは若干木々が視界を疎外しているものの、ほぼ360度の大展望が望める!

これ以上登ったところでこれより素晴らしい展望が得られるかどうかわからないと言う理由をつけて、本日はここまでで終了!

と決めてしまって、軽く」食事を済ませて帰ることにきめた。

この場所の平湯温泉側は樹木が全く無い上に、急傾斜に落ち込んでいるので、まるで雪崩の巣のよう!

雪庇のかたまりが落下した跡や、雪崩そのものがあちこちで見られていて、雪庇もまだまだ残っているところもあって安易に身を乗り出さないように注意する。

11:20 下山開始

二日酔いの影響は大きくて、更に登ろうとする冒険心を完璧に疎外するので、なんやかんやと言い訳をいっぱい考えてしまう。

ここは、気持ちよく?撤退!

だが、やはり気温が上がってきて、雪が完全に腐ってきたようであるが、下山の効率化を狙って御尻セード!

だけど、腐ってきた雪が股の間にか貯まって滑走を阻害するのですぐに止まってしまう。

仕方ないので往路を忠実にたどることにした。

12:00 平湯峠

ますます雪が腐ってきて歩きにくくなり、膝に相当な負担がかかってきて休憩回数が多くなってくる。

峠からは、今朝の二人のものと思われるスキーの跡が見られるが、気温の低いうちに下ったようでほんのうっすらとでしか見えない。

11:30 分岐駐車場

 

 

 

[雑 感]

今回も、登頂果たせず!とはいうものの展望は十分なので、ピークハント以外ならば十分満足できると思う。

と言うのは本音ではなく、やはりはっきりした山頂には行って見たいものである。

(やはり、登山前夜の飲酒は極力控えるべきで山を舐めてはいけないと思うけど、酒には勝てない自分が悲しい!

強い運動をした後の飲酒は、この世の出来事ではないような快感である!・・・・アル中とも言う?)

 

 

 

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