高屹山(たかたわやま)

2006.02.12 高山市久々野町久須母地内

 

2月に入ってようやく登山ができる体調になってきた。

昨年の11月後半以降全然山に行ってなかったので、やや焦り気味!

この際、天気は良くないようであるが、リハビリ?を兼ねて近くの山に挑戦してみることにした。

この山は、1、300m強とあまり高いとはいえないが、

端麗な風貌で、我が家の大食堂からも眺められるので、俺にとっては親しみ深い山である。

また、2時間足らずの手軽さで山頂に立つことができる上に、飛騨でも屈指の360℃展望が楽しめるので、

是非とも多くの人に楽しんでもらいたい山でもある。

 

 

説明: 説明: 説明: aa

 

説明: 説明: 説明: P2120540a

 

 

<久々野町クリーンセンターまでの案内図>

 

<登山道案内板>

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120531

 

説明: 説明: 説明: P2120532

 

 

<クリーンセンター駐車場と我が愛車>

 

<最初の分岐の案内標識>

 

 

 

8:40 クリーンセンター出発

夏場であれば、登山口(駐車スペース有り)までは車で行けるのであるが、この時期は積雪のためクリーンセンター(ごみ焼却場)までしか入れない。

日曜日なので勝手に、ここの駐車場を利用させていただくことにした。(今年は雪が多いので、この駐車場が利用できないと、どこに止めたらよいか良くわからない。(最悪は、久々野駅の駐車場か?))

この正月に、登山の服装をした単独の男性が、高屹山に向かった感じだったが場所がわからなかったのか、まもなくして戻ってきたので↑に国道41号線からクリーンセンターまでの簡単な案内図を掲載してみました。(役に立つかな?)

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120533

 

説明: 説明: 説明: P2120538

 

 

<途中でリス君に遭遇>

 

<分岐や要所ではこの標識が案内してくれる>

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120540

 

説明: 説明: 説明: P2120541

 

 

<下山口にある登山口案内標識>

 

<登山口に到着>

 

 

 

9:50 登山口

出発点からはいきなりの林道ラッセル!とはいうものの雪が締まっていてスノーシューやカンジキは必要ない(実は持っていないのだぁ〜!)。

せいぜい靴が雪に埋まる程度である。

いつのものかはわからないが、途中までは微かな踏み跡もある。

途中、ウサギや狸・リス・カモシカそれに山鳥などに出会うことができて、退屈はしない!というのは嘘で、いろんな動物の足跡は見られるが、姿が見れたのはリスが一匹で、遠くの木から降りてあっという間に見えなくなってしまった。

登山口の手前に↑のような賑やかな標識があるが、ここは下山道との合流点で登山口までは、更に10分ほどの林道歩きになる。

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120542

 

説明: 説明: 説明: P2120543

 

 

<暫らくはちょっとした沢歩き>

 

<右折れ岩から急傾斜の斜面登り>

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120544

 

説明: 説明: 説明: P2120545

 

 

<雪を被ったゴジラの背>

 

<お立ち岩から久々野の町>

 

 

10:47 ゴジラの背

登山口からは、林道歩きから登山道に変わるが雪に覆われてはっきりしない。

暫らくは沢歩きで、岩の間に落ち込んで腰まで雪の中に埋まってしまうところも有るが、思ったより歩きやすい。

右折れ岩からはその名の通りにやや右に折れて、ゴジラの背のちょっとした岩場を目指して急登を直登することになる。(この付近は標識が雪に隠れて、ルートが分かり辛いのでやや注意!が必要である)

10:50 お立ち岩

ゴジラの背から岩場を久々野側に巻いて上に出ると、展望が開けたお立ち岩に到着する。

ここでは天気がよければ、白山も遠望できてゆっくり休憩をとりたいところである。

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120546

 

説明: 説明: 説明: P2120547

 

 

<尾根伝いのカラマツ林>

 

<かなり広い広場(300円の登山グッズの無人販売ボックスもある)>

 

 

 

11:17 ふれあい広場

お立ち岩からはひたすら尾根筋を辿る。

途中で昔の牧場の柵と思われる支柱が尾根沿いに並ぶが、この支柱を絶えず右に見ながら進むと良い!・・・・・と思う。

緩やかな尾根道が急になってきて、その傾斜が増して乗り越したところで広い野原が現れる。

山頂手前のふれあい広場である。山頂はあまり広くはないので、大勢で登ったときにはここが宴会場所になるだろう!

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120548

 

説明: 説明: 説明: P2120549

 

 

<山頂手前の急登>

 

<山 頂(このくらいの雪でもスボリ込まない)>

 

 

 

11:23 山 頂

ふれあい広場を縦断した後に緩やかに降って、急登を登り返すとあまり広くない山頂に到着だ。

天候さえよければ、北アルプス・乗鞍岳・御岳や白山が思ったより近くに見られるのだが、今日は無理である。

(参考:昨年の展望・・・・・http://f4.aaa.livedoor.jp/~ukawa/2005/2005takatawayama

気温が低く、日が差していればダイヤモンドダストが楽しめるくらい寒いので、早々に下山することにした。

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120550

 

説明: 説明: 説明: P2120556

 

 

<山頂からふれあい広場>

 

<お馴染みきんさんあかまつ・ぎんさんからまつ>

 

 

 

 

 

 

 

説明: 説明: 説明: P2120557

 

説明: 説明: 説明: P2120558

 

 

<林道との出会い>

 

<下山口>

 

 

12:00 下山口

下山道の標識(山頂写真参照)に従って尾根沿いに降ると、間を走り通れば長生きできるとは言われていない、「きんさんあかまつ・ぎんさんからまつ」が寄り添うように生えている。登山道はこの間を通っている。

暫らく進むと、林道に突き当たってちょっと興醒め!するが、気を取り直して進行方向前方の標識に従って、スイッチバックするように下の杉林内の山道に降りる。林の中にも要所に標識があるので迷うことはない。

途中で、見たことのない足跡に目を凝らして近づくと突然二番いの山鳥がすぐ側から飛び出して驚かされる。

普段の山鳥の足跡ならわかるのだが、どうも乱交パーティーを催していたようで、かなり乱れた足跡だった・・・・・・・いいところを邪魔して「すまん!」

やがて沢沿いの山道になって暫らく進めば、先ほど通った案内標識の裏側に出る。(途中には、美味しい水が湧き出しているところがあるので、是非飲んで見てもらいたいものである)

12:30 クリーンセンター帰着

往路を辿って鼻歌交じりで緩やかに林道を下れば、クリーンセンターの駐車場に到着する。

 

 

 

[雑 感]

今年は例年にない積雪であったが、この時期になると雪も締まってきており、寒い朝であれば持っていってもカンジキ類は必要ないように思われた。

久しぶりの山歩きと、たいした事はないがラッセル状態の登山道のお陰か、帰りついたらまた腰が痛くなってきた、単なる疲労かとは思うがかなり気合を入れている今年の山歩きにどんな影響があるか心配である。

次回は、念願の今年はじめての西穂行き!頑張らなくっちゃ!

 

 

 

[HOME]