小秀山(1,981m)

 

2006.11.24 乙女渓谷・二の谷登山口(単独・日帰り)

 

紅葉も終わってしまって、何となくファイトが湧かずにうじうじしていたが、

今度の土曜日は、久しぶりに好天の模様である。

これはどこかに行かなければ、と義務感に燃えて浮かんできたのがこの山。

以前見かけてブックマークしていたHPを改めて見直すと、

「加子母スカイウォーカーズ」の積極的な登山道・標識の整備など積極的な活動が伝わってくる。

これはきっと凄い山なのだ!と一人合点して出かけることにした。

 

 

 

 

 

 

 

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<二の谷登山口>

 

<大規模な桟道>

 

 

 

 

 

 

 

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<その名もなんと和合の滝>

 

 

<ねじれ滝>

 

 

 

 

 

 

 

 

7:25 二の谷登山口出発

この時期は、極端に日が短いのと初めての山ということでやや早めに出発、途中工事による迂回があったものの1時間10分ばかりで到着。

乙女渓谷という名前から何となく期待していたのだが(何を?)最初の駐車場に3台ばかり止まっているだけで人気が無く寂しい限りである。

(ここまでの、道案内は小秀山・加子母スカイウォーカーズHPに詳しく載っているので、俺の下手な案内は無意味なので省略)

7:40 ねじれ滝

すぐに大規模な桟道歩きになって、これから2、000mクラスの山に登るという認識が無くなって、ちょっとした観光に出かけてきたような気分になる。

 

 

 

 

 

 

 

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<天狗岩>

 

<夫婦滝(左が男滝・右が女滝>

 

 

 

 

 

 

 

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<真新しく、内部は檜の香りがする作業小屋>

 

<烏帽子岩>

 

 

 

 

 

 

 

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<夫婦滝(男)>

 

 

8:45 夫婦滝直下

桟道は、ところどころで途切れるものの、コース全体に設置してあり、場所によっては5人が横に並んで楽に通過できる幅のところもありかなりの規模である。

ねじれ滝展望桟橋のすぐ上には、石楠花の群生地があって、春になれば素晴らしい花が楽しめそうだ。(石楠花群生地はコース全体に散在している)

 

 

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<男滝すぐ上の橋>

 

<孫滝>

 

 

 

 

 

 

 

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<かもしか渡り>

 

 

 

 

 

 

 

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<兜岩>

 

<三の谷分岐標識>

 

 

 

 

 

 

 

桟道で楽が出来るのはこの男滝まで、ここから滝の落ち込み口までは本格的な登山道?滝の横を直上した後、滝側に巻いて滝の真上に出ることになるが、かなりの急登にこれまで楽をした足がびっくり!するようだ。

ここで古びた橋を渡るのだか、殆ど朽ち果てていて細心の注意を払って何とか渡りきった。(後日、スカイウォーカーのHPを見たら、26日に架け替えられていた)

(10:10 かもしか渡り)

男滝の真上から孫滝までは穏やかな登山道であるが、そこからまた急登が始まる。

中でも、この登山道のハイライトとも言えるのが「カモシカ渡り」である。本来なら(他の登山道ならば)ここは鎖や梯子があるのが当然くらい急で、場所によっては手がかりや足がかりが殆ど無いところもあり、スリルとサスペンス?に富んだ素晴らしい区間である。

10:30 三の谷登山道との合流

かもしか渡りの垂直に近い部分を登りきって、岩尾根を通過すると漸く三の谷登山道との合流点である。いくつか怪しげな標識があるが、本当の合流点は少し先にあって、「二の谷コース下山通行禁止」の標識のあるところである。

かもしか渡りを渡りきったところで、はるか上の方にこれから通過する兜岩が小さく見えて、ややがっくり!するが、合流点にある標識には山頂まで1時間20分とある。

 

 

 

 

 

 

 

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<御嶽山が見え出した(左のピークは継母岳)>

 

<兜岩を見上げる>

 

 

 

 

 

 

 

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<兜岩から加子母?方面>

 

<枯れ木が多く目立つ>

 

 

 

 

 

 

 

11:10 兜岩

分岐からは暫らくは緩やかな尾根伝い、やがてロープが設置されている急登を二箇所通過して兜岩の直下にたどり着く。

ここから兜岩に行くには3通りのコースが設定されていて今回は岩場のコースを辿ったが、短いながらもロープを伝って登る立派な危険コースである。

 

 

 

 

 

 

 

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<恵那山>

 

<御嶽山>

 

 

 

 

 

 

 

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<中央アルプス>

 

<白山>

 

 

 

 

 

 

 

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<山頂>

 

 

 

 

 

 

 

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<御嶽山パノラマ(左は黒部五郎岳)

 

 

 

 

 

 

 

(11:15 第一高原・11:30 第二高原・11:50 第三高原)

兜岩からゆっくり降って登り返したところが第一高原である。

標識には「視界がよければ知多半島・伊勢湾の大型船・名古屋駅ビル・四日市まで見えます」と書いてあるが、今日はその方向の視界は無い!

12:05 小秀山山頂

緩やかなアップダウンを繰り返すと、突然目の前に御岳の全貌が目の前にで〜ん、と現れて山頂に到着!途中から見え出した中央アルプスも若干近くなってクッキリと見える感動の展望だ。(写真には写っていないが、中央アルプスの奥には南アルプスの山も顔を出している)

途中ですれ違った先行者が目を輝かせて素晴らしい景色なので1時間半も眺めていた!と言っていたのが十分に頷ける展望である。

12:40 下山開始

うんとゆっくり景観を楽しみたいところだが、日暮れが心配なので昼食を摂って早々に帰路につく。

 

 

 

 

 

 

 

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<ここは右折なのだ!>

 

<三の谷登山口>

 

 

 

 

 

 

 

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<三の谷登山道のゲート>

 

<今日の締めくくり?>

 

 

 

 

 

 

 

13:30 兜岩

今度は展望コースで・・・・・・

13:55 二の谷コースとの分岐

15:25 三の谷登山口

ここには大山神社の石碑とかなり古びた祠・登山届のBox、それに「熊へ 人間に注意!」の看板が設置してあった。

16:00 二の谷登山口に帰着

二の谷との分岐からの登山道は明瞭なのだが数個所で、境界確認の伐採がしてあってテープでの簡単な標識が無かったら間違えてそちらに行ってしまいそうなところが見られた。

また、時には大きく、時には小さくとただひたすらジグザグに進むので最後の方では飽きてしまって困った。

 

 

 

 

 

[雑 感]

天候が良かったからだが、素晴らしい景観を楽しませてもらった!

途中、頭上を除いた周囲に雲がかかってきたときには、立派な滝が堪能できたんだからま〜いいか、なんて思っていたが、兜岩あたりで御岳が見えたときにはまたまた期待してしまったが、なんとか天気が持ってくれた。

登山道も自然を大切に整備してあり(桟道は別だが・・・・・・)、標識類も充実!非の打ち所の無いコースが、景観と相まって素敵な思い出の山になった。

今度は石楠花の時期に訪れたいものである。

 

 

 

 

 

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