秋の涸沢

2006.10.7   上高地(3名・1泊2日)

 

以前から計画してきた「涸沢で飲みましょう」企画であるが

賛同はひよこ隊発足者の和たんとジオンさんの2名。

6日に出発の計画であったが、生憎の天気予報!

とりあえず中止して、8日のsunマークを信用することとし、

7日に出発!翌朝のモルゲンロートを堪能した後、涸沢の真っ赤な紅葉の写真を撮りまくる。

その後、屏風岩パノラマコースを辿り、真っ赤な紅葉の間から槍ヶ岳を撮影して下山!

というなんとも言えない豪華な計画で出発したのだが・・・・

 

[一日目]

 

 

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<河童橋から岳沢方面>

 

<ちょこっと紅葉>

 

 

 

 

 

 

 

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<明 神>

 

<横 尾>

 

 

 

 

 

 

 

5:40 平湯アカンダナ駐車場出発

やや早めに出かけたのだが、駐車場は大賑わい!仕方ないので下段の駐車場に駐車してバス乗り場に行くとここも大賑わいの長〜い行列。

しばらくすると、大垣のお二方が駆けつけて合流。

これだけの人数に並ばれては定期バス!などといっていられないのか?まずは一台出発!我々は、なんとか2台目に乗ることが出来て不満なし!

6:10 上高地バスターミナル

結構寒い!早速トイレに駆け込むがまたまた長〜い行列!河童橋についたのが6:25になってしまった。

7:10 明 神

追い抜いていく人の感じからかなりの賑わいを予測していたが、そんなものではない!今まで経験したことの無い人数があちこちにたむろしていて、次から次に到着する人、またまた出発する人たちで込み合っている。

9:40 横尾到着

途中の徳沢園で、定番になった(してしまった?)山菜蕎麦を詰め込む!いつものように俺の好きな味だった。

横尾でまたまたびっくり!トイレの行列が長い!ここからが本格的な山道!ふんどしを締めなおして?出発!

 

 

 

 

 

 

 

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<結構進んでいる紅葉!北穂はガスの中>

 

<屏風岩直下の紅葉>

 

 

 

 

 

 

 

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<おおっ!あっちは明るいぞ!>

 

<ここからが本格的な登り・・・大渋滞中>

 

 

 

 

 

 

 

11:15 本谷橋

ところどころで、下山する人たちとのすれ違い渋滞になるがそのお陰でゆっくり歩けるのがうれしい。

一昨日、昨日と天気が良くなくて、これからいい天気になるのに下山する人たちは、これから向かう俺たちに嫉妬を感じてるんだろうな〜等と馬鹿話をしているうちに本谷橋に到着。

ここでまた、大混雑振りに仰天!テン泊装備のような人が大勢いる。

割とゆったりペースで登ってきたのだが、果たしてテントを張る場所が残っているのか?心配になってきた。

 

 

 

 

 

 

 

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14時頃 涸沢到着

本谷橋涸沢側の急登を登り終えた頃から雨が・・・・・・・!もともと今日は天候は期待していないのだからなどと勇んで進む。

始めは黄葉が黄金色に輝いていたが、徐々に赤が混じってきてかなり綺麗である。3度目の秋の涸沢であるが、この綺麗さは初めての経験だと思う。

赤味が混じるようになったあたりで、レインウェアーを着る。

到着してみると、やはりテン馬は満タン!ところどころに荒れたところは空いてはいるのだが、二張り分となるとなかなか見つからない。

そうこうしているうちに雨交じりの風が強くなってきた・・・・・

割合近いところに、二張り分の場所を見つけて設営を開始した頃には、暴風雨といってもいい状況になってきた。

暑かったのでレインウェアの下には半袖の下着だけ!お二方に手伝ってもらって大方の設営が出来た頃には、冷え切ってしまってぶるぶる震え出してしまった。

設営が済んでしまうと、荒れた天気だけにやることがなくなってしまった。

いよいよ「飲みましょう会」スタート!だが、和たんは殆ど飲めず、ジオンさんは一寸だけ、となると俺の責任は重大である。

寒くとも最初の一杯は、ビールでなくっちゃ!とばかりに持っている衣服を全部身にまとってコンビニ「涸沢」へと駆けつける俺!和たんはテン泊手続き、ジオンさんは鍋の準備とみなさん段取りがいい!

500mlのビールをジオンさんが半分くらい?飲んで後の一本半は俺専用だが、すぐに無くなってしまった。

ジオンさんの持ってきたブランデー(ひょっとしたら非常用?)に目をつけて、それをいただいちゃって、更に自分で持ってきた焼酎がなくなる頃にはもう完全にヨッパ状態!

何時に就寝したか記憶に無いが、和たんに貰ったホッカイロのお陰で、あのテントをゆがめる暴風雨にもかかわらず暖かく寝られた。(もちろん酔いも大いに手伝ってはいると思うが・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

[二日目]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<涸沢難民テント村>

 

 

 

 

 

 

 

7:20 下山開始

5時前に目がさめたが二日酔いと疲労でなかなか起き上がる気がしない。

何故か外が明るいので外を見ると雪が4・5センチ積もっている。夕べの状況と、来る前にチラッと見たあのどでかい低気圧から考えれば納得はいくのだが、雪のことは全然考えていなかったのでびっくりしたと同時に、今日予定の屏風岩パノラマコース行きも吹っ飛んだ。

隣のテントは、既に朝食を終えたとのこと、暫らくシュラフの中でもたもたしていたが意を決して撤収に入ることにした。

既に撤収を終えたひよこ隊のお二方に手伝ってもらって撤収完了!どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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<涸沢ヒュッテの石垣とナナカマド>

 

<昨日のチングルマには雪が・・・・>

 

 

 

 

 

 

 

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<黄色が勝ってきた>

 

<本谷右俣と虹(見えるかな?>

 

 

 

 

 

 

 

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<本谷右俣と登山者(見えるかな?>

 

<ここの紅葉もなかなか・・・>

 

 

 

 

 

 

 

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<今度は下りの人が目立つ>

 

<輝く屏風岩の岸壁(綺麗に撮れなかった)>

 

 

 

 

 

 

 

11:44 本谷橋

行きよりは少ない感じだが結構な賑わいで、見るとわかるように下山者のほうが多い感じである。

 

 

 

 

 

 

 

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<前穂の稜線にも雪>

 

<河原から蝶が岳にかけて虹が映っている>

 

 

 

 

 

 

 

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<明神岳に日差しも・・・>

 

<平湯行きのバス待ち行列>

 

 

13:24 徳沢

ここでは、皆さん外食!もちろん俺は山菜蕎麦。

15:00 明神

遅く歩いた記憶は無いのだが、何故か結構時間がかかっている。

16:00 河童橋

橋の周りにもかなりの人が・・・・・・

17:10 平湯行きバス乗車

バス停に到着してびっくり!長い待ち行列で乗車するまで1時間待ちだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

[雑 感]

10月も約1/3済んだのだから当然と言えば当然なのだが、真っ赤なナナカマドに積もる雪にはびっくりもしたが、感激もした。

出来ることなら、あの状態で青空が拝めたら等と贅沢なことを考えたりして・・・・・・・・・・

紅葉のタイミングとしてはベターだったのか?涸沢ヒュッテのホームページによるとあの風で紅葉も散ったらしい。また、9日にはモルゲンロートも有ったげな!(なんとも羨ましく悔しくもある)

だけど、一方で奥穂や白馬で猛吹雪による事故が多発して何名かが犠牲になったとのこと痛ましい限りである。

8日の朝、奥穂の方に向かう人や本谷右俣に挑戦す姿が見られたが、皆さん無事だったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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