鏡  平

2006.11.3 新穂高(2名・日帰り)

 

キノコ狩りのシーズンも終盤を迎え、又登山に戻る時期になってきた。

穂高の山はどこも紅葉が終わってしまっている時期なので、今回は槍・穂の写真撮影主体に・・・・・

ということで、久しぶりに鏡平に向かうことにした。

もちろんそれだけでは消化不良!

弓折岳・大ノマ岳を経由して、笠新道に降りるというロングランを設定して出発したのだが・・・・・・

 

 

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<焼岳の煙も真直ぐ上に登っている>

 

<穴毛谷の名の由来(これまで気付かなかった・・・・・>

 

 

 

6:00 ロープウェー駐車場

今回は10時間を越えるコースなので、この時間は厳守であるが、途中で同行するK君宅に寄っても通り道に近いので、あまり遠回りにはならず予定通り到着!

驚いたことには、新穂高温泉付近の紅葉は終焉を迎えてはいるが、まだまだ十分に見られる感じである。

また、途中の国道脇には暗い中うっすらと雪が積もっているように見え、白い槍が鏡池に映る姿が想像されて気分も高揚してくる。

冬季になると無料開放される駐車場もまだまだ営業中!

 

 

8:40 秩父沢

10月一杯で今年の営業を終えたわさび平小屋、物凄く静かで気味悪いくらいだった。

途中二組に追い越されたが、いずれも新道を使っての奥丸山登山!とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

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<秩父沢手前から槍が見え出す>

 

<場所によっては紅葉は盛り>

 

 

 

 

 

 

 

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<快晴!>

 

<上部は終焉、下部は最盛期>

 

 

 

 

 

 

 

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10:30 鏡平

秩父沢の橋は既に撤去してあったが、水量が少ないので難なく渡渉!この付近は何故か紅葉が残っていて華やか!中には緑色のままの葉も見られる。

また、狂い咲きなのか立派なシシウドも咲いていて、真っ白い花が紅葉に映えている。

風も無く穏やかな登山日和なのだが、熊の踊り場付近から雪や霜が目立つようになってくると、今度は池の水が凍ってしまっているのではないかと、心配になってきたが、池に到着してみると目の前に槍・穂がドッシリ!水面は凍っていなくて槍やキレットが綺麗に映っている。

感動で思わず涙があふれでる!と、いう性格ではないが、久しぶりの景色に感動の瞬間!の筈が、水面にはわずかながら小波が・・・・・・・・(欲では有るが、写真を見ても上下がわからないくらい、澄み切った水面を期待していたのだ)

ここで今後の行程を相談、K君もこの景色に満足してくれたようであっけなくここを終点にして、ゆったり・まったりすることに決定した!

風が止むのを待ちながら、小屋の方に向かうと双六側の池の橋は撤去されていて、先に進むには藪漕ぎか橋の支柱伝いに行くのかどちらかの選択になる。

11:40 下山開始

昼食を摂りながら風止み待ちをしていたが、どうにも止みそうではない。しかた無く、途中の紅葉をゆっくり楽しみながら帰路につくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

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<何故かこの付近、紅葉が集中>

 

<秩父岩をアップで・・・・>

 

 

 

 

 

 

 

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<コウゾリナ?>

 

<現役のシシウド>

 

 

 

 

 

 

 

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<秩父沢の横>

 

<秩父沢>

 

 

 

 

 

 

 

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<秩父沢の隣の沢>

 

<全体を見返る>

 

 

 

 

 

 

 

16:00 新穂高駐車場

途中でたくさんの登山者とすれ違ったが、殆どが双六に向かうといっていた。中にはテン泊装備のような大きいザックで鏡平まで、という人もいて俺も今度は鏡平で一泊もいいかな?等と思ってしまう。

 

 

 

[雑 感]

思いもよらなかったこの時期の紅葉!既に葉っぱを落としてしまって白い幹の目立つダケカンバと相まって、素敵な景色を見せたくれた。

また、三連休なので鏡池に向かう日帰り登山者が多いと思っていたが、宿泊予定で双六に向かう人が多かった。

帰ってから双六山荘のHPを見たら、夏季診療所の建物が冬季小屋になっていて、トイレもあるとのこと!是非一度この時期に挑戦してみたいものである。

 

 

 

 

 

 

 

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